子どもの幼稚園入園が近づき、マイホームを計画したいと考えるようになったMさんファミリー。賃貸住まいで不満だった「光熱費の高さ」と収納の少なさを解消した住まいは快適。現在はDIYでより住みやすさを追求中だそうだ。
将来のために「家」にかかる費用を固定したかった
神奈川県に住むMさん。2021年3月ごろにそろそろマイホームをと考え始めたそう。
「子どもが幼稚園に入る前に、自分たちの住まいを手に入れたいと考えていました。ある日、展示場になんとなく足を運んだのですが、どのハウスメーカーに頼んだらいいのか迷ってしまい、自分たちだけでは決められないと思いました」(夫)
将来設計のためにも住居費は大切。一生必要となる固定費を確定しておきたい。ローンを組むのにも若いほうが無理なく支払える。そんなことを考えてスーモカウンターに足を運んでみたそう。
「家を購入するときの費用を税金や諸費用まで含めて、かなり詳しく教えてくれました。予算の立て方や購入のスケジュールもきちんと説明してくれたので、マイホームへの具体的な道のりが明確になりました。自分たちの住まいへの要望などを丁寧に聞き、5社ほど紹介してくれました」(夫)
土地の取得も含めて相談に乗ってくれた1社に依頼
5社のなかから、営業担当者と相性の良かった会社に決定した。
「建築費用のバランスもよく予算内で収まりそうでした。また土地の取得を一貫して頼めたのも安心でした。土地の調査や住宅ローンの仮審査も事前にしてくれたので、スピーディーに進められたのも頼んで良かったと思った点です」(夫)
以前の賃貸のアパートでは光熱費の高さが不満だった。屋根に取り付けた太陽光発電も含めて、いろいろ相談できたのも良かったそう。
「例えば太陽光発電の設置に関する補助金などの情報も丁寧に教えてくれました。また設計士の方からも蓄電装置はまだ高額なので、ベストな時期を見て購入したほうがいいのではといったアドバイスももらえました」(夫)
光熱費が以前の住まいの半額になった快適な新居
新居に住み始めてから、光熱費が以前の半額になったそう。
「この家はすごく温かいです。賃貸のときは冬でもエアコンを27度にしないと寒かったのですが、今では24度くらいで十分です。また窓を樹脂サッシにしたので窓の結露もほとんどありません。子どもがぜんそく気味だったのですが、ここに引越してきてから症状が出ておらず、薬を減らすことができたのもうれしいポイントです」(妻)
樹脂サッシの窓は断熱性が高く、結露がないそう。サッシの鍵も窓の引手と鍵が一体化したものを選んだので、開閉がスムーズ。窓の外から鍵が見えないので防犯の効果も期待している。
3人並んで料理ができる広いキッチンや開放的なリビング
以前に比べて約2倍の広さになった新しい住まい。希望だった広いキッチンやのびのびできるリビングが実現できた。
「キッチンが広くなり、子どもと一緒にパンをつくったりしています。家族全員並んで料理ができるほど広いので、子どももお手伝いしてくれるようになりました」(妻)
調理スペースは3人が並んで作業できるのでスムーズ、汚れがつきにくい天板やタッチレスの水栓、食洗機で食事をした後の片付けのストレスもなくなったそう。
「インテリアも最初はサーファーズハウスのようなアメリカンスタイルにしようかと思ったのですが、長く飽きずに暮らせるように落ち着いたものにしました」(夫)
「壁紙ももっと遊ぶことができたのですが、やはり飽きのこない白をベースにしました。照明や雑貨でアクセントをつけています」(妻)
DIYで収納スペースなどの住み心地をアップ
以前の住まいに比べて広く快適になった住まいは、気になっていた収納スペースもたっぷり用意した。
「マイホームができて新しい趣味が増えました。ウォークインクロゼットやシューズクロークを設置して、収納スペースが豊富になったので、自分たちが使いやすいように棚を設置したりしています」と夫。
住みながらカスタマイズしているので、より自分たちの住まいという実感をもてるそうだ。
「私の父は店を経営していたのですが、DIY が得意で店によく手を入れていました。私も見習って、外構や庭の人工芝も自分で敷いているのですが、だんだんコツがわかって楽しくなってきました」
バーベキューのセットやゴルフ道具などの趣味のものも、賃貸で暮らしていた際は置き場所がなく、クルマに置きっぱなしだったそうだ。今は広いシューズクロークがあるので、取り出して出掛けるのも便利になった。
子どもがのびのびと遊べるスペースを用意
「皆が1日1回は必ず顔を合わせられる家」というのが、家を建てるときのテーマの1つだったそう。階段のあるリビングは子どもが大きくなっても、必ず顔を合わせることができる。2階のホールも広く取って、子どもが遊べるスペースを用意した。
「これだけ広いと、雨の日に室内で遊ぶのにも十分なスペースだと思います。床に寝っ転がったり、走りまわったり、自由に遊んでいますよ。それぞれの個室の前にこんなスペースがあると、いろいろ使えて便利です」(夫)
リビングの一角にあるデスクは、いずれ子どもが大きくなったときには勉強スペースとしても利用できる。
「学校に行くようになったら、ここで親が勉強を見てあげることもできます」(妻)
取材・文/四宮朱美 写真/ご本人
- DATA
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土地面積 106㎡ 延床面積 120㎡ 建築費 2500万円以内 間取り 3LDK 世帯構成 夫(40代)妻(40代)長男
- スーモカウンターで受けたサービス
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