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スーモカウンター注文住宅のサービスをご利用いただいて建てたお住まいの
実例を中心に、注文住宅のノウハウをご紹介します。

築50年の家を「鉄骨造りの注文住宅」に建て替え。耐震性と居心地の良さを兼ね備えた安心して子育てできる住まいに

Aさん宅の注文住宅実例

結婚後、祖母が住んでいた築50年の鉄骨一戸建てで暮らしていた大阪府Aさん。水回りはリフォームされていたものの、鉄骨造りでも築50年の古家はすでに限界を迎えており、安全性の面で心配があった。さらに、階段も急で住みづらく、将来を見据え、引越しか建て替えかを検討の末、耐震性の高い鉄骨造りに建て替えることに。

子育てしやすい新居への住み替えか、建て替えか

2021年春から、妻の祖母が以前暮らしていた築50年の一戸建てで新婚生活をスタートさせたAさん夫妻。

「水回りなどはリフォームされていたものの、建物は老朽化が進み、階段も急。この先、ここで子育てをするのは難しいだろうなと思いながら住んでいました。二人とも一戸建てで育ったので、7:3の割合で一戸建て希望だったのですが、最初はネットで見つけて気になったマンションのモデルルーム見学にも行きました。いくつか見学に行ったけれど、マンションは収納が少ないし、間取りも画一的で私たちには向いていないなと感じました。ただ、一戸建てにするにしても、土地から探して新しく建てるのか、建て替えるかでも迷っていたんです」

Aさん宅の玄関/注文住宅実例

玄関を入ってすぐに目に入るアーチ開口が、白を基調としたナチュラルな空間をよりやさしく彩る。まるでトンネルのような廊下には収納スペースもあり、その先にはゆったりとしたLDK空間が広がる

Aさん宅のパウダールーム/注文住宅実例

玄関からシューズクロークを抜けた先にあるパウダールームは、LDKからも入れる2WAY。外出着などの収納スペースもあり、無駄のないお出かけ動線となっている

情報収集と会社紹介を目的にスーモカウンターへ

新築か建て替えかのどちらかにしたいという気持ちが固まっていく中、家づくりのブログやYouTubeなどで情報収集を開始。いろいろと調べていくうちに、自分たちだけで直接住宅展示場へ行ってしまうと、建築会社の担当者との巡り合わせなどが運任せになってしまうのではないかと思い、2022年8月、情報収集も兼ねてスーモカウンターへ行ってみることに。

「スーモカウンターではトータル予算は土地購入代金も含めて4000〜5000万円くらいで考えていることや、デザインや間取り、構造に対する要望を書き出して伝えました。私たちが一番重視していたのは耐震性でした。それまで住んでいた家と同じように、できれば鉄骨造りで安心して暮らせる住まいにしたいと考えていました」

Aさん宅のキッチン/注文住宅実例

ナチュラルカラーで統一されたキッチン。「使う場所に必要なものをしっかり収納できるようにしたくて、あらゆる場所に収納スペースをつくっていただきました」

Aさん宅のワークスペース/注文住宅実例

「事務作業や勉強などもできるように、リビングの一角にワークスペースをつくりました」。広々としたLDKの天井はぐるりと木板で囲んで調光できる間接照明を仕込み、折り上げ風にして奥行き感を出した

大手ハウスメーカー6社を紹介されて

「耐震性能以外には、動線の良さとメンテナンスのラクさを要望として挙げていました。鉄骨にしたいという希望もあり、スーモカウンターからは大手ハウスメーカー6社の紹介があり、早速話を聞いてみることになりました」

新たな土地探しもお願いするつもりでいたものの、家族と相談の結果、祖母の家を建て替えることに決まり、家づくりを特段急いでいなかったAさん夫妻は、じっくりと各社の話を聞いて依頼先を検討することにした。

「話を聞いてみて、それぞれに会社の特徴があることがよくわかりました。営業担当者さんの熱量もそれぞれで、価格帯も踏まえて慎重に決めたいなと思っていました。結論を急かしてくる会社もありましたし、予算が合わずなんとなく連絡が途絶えていってフェードアウトしてしまった会社もありました。結局、ゆっくりと考える時間を取ってくれた誠実な営業担当者さんのいる会社に依頼を決めました。私たちの要望を実現してくれる提案力と、相性の良さが決め手でしたね。価格はもう少し抑えたかったというのが正直なところではありますが、なんとか手が届く価格で希望していた鉄骨造りを建てられる見込みになりました」

こうして、スーモカウンターを訪れてから約半年後、依頼先のハウスメーカーとの契約に至ったという。

Aさん宅のトイレ/注文住宅実例
Aさん宅のトイレ/注文住宅実例
(左)壁と天井をグレーのクロスで統一して、お店のようにシックで洗練された雰囲気に仕上げた1階トイレ。照明器具は空間ごとに一つひとつこだわって選んだもの
(右)2階のファミリークロゼット前の廊下に設けた洗面台。温もりのあるカラーコーディネートで一階とはまた違った雰囲気に仕上げた

こだわったのは回遊動線と使い勝手の良い収納

「間取りに関しては、動きやすい動線と使い勝手の良い収納がこだわったポイントですね。あまり家具を置きたくなくて、収納は使う場所に必要なものが置けるだけのスペースをしっかりと確保しておきたかったんです。そして、広々としたリビングを希望していました。家族がゆったりと団欒できる空間にしたくて、白を基調に、ナチュラルで明るい家にしたいと伝えました。

ダウンライトをつけないほうが天井をすっきりと美しく見せられると設計士さんからの提案があり、LDKをぐるりと囲む木板に間接照明を仕込み、やわらかい光の中で過ごせるおしゃれな空間に仕上げていただきました。間接照明の明かりはやさしくて落ち着きます。調光機能がついているので、シーンに合わせて雰囲気を変えることもできます。全体的に気に入っていますし、住み心地もとてもいいのですが、こだわった分、当初の予定よりもかなり高額になってしまいましたね。でも、空気環境をちょうどいい具合に保てる全館空調は採り入れて良かったと思っています。これから子育てをする環境としても安心ですしね」と夫。

「家づくり中は決めることが多くて、いついつまでにこれを決めて、次はこれ、と追われていましたね。あれこれ迷ったりして悩みがちな私には少しストレスに感じることもありましたが、パース画を見せていただくとイメージしていたよりも素敵で、こんな風になるのか!とワクワクしました。完成した家に住み始めて、シンプルな空間にし過ぎたかな?もう少しクロスで遊べば良かったかな?と思うこともたまにあるのですが、友人が遊びに来てくれた時に『素敵!』と言ってくれると、やっぱりこれで良かったんだ!と、またテンションが上がってうれしくなります」と妻。

『家づくりは3回建ててやっとわかる』というけれど…

家づくりを始めてからしばらくして第一子を授かったAさん。オンラインでの打ち合わせも取り入れながら、なるべく身体に負担のないように進めていったという。

「建て替え中は近くのアパートで仮住まいをしていました。7月に着工、10月に出産、12月に完成という流れで、子育てはタイミング良く新居でスタートさせることができました。ただ、子育てを始める前に間取りを考えたので、2階の階段ホールにベビーゲートを取り付けるための下地を入れていなかったり、少しの誤算はありました。『家づくりは3回建てないと理想の家にならない』なんて言葉を耳にしたことがありますが、その通りかもしれません。。人生設計のどの時点を目標にして建てるかで、間取りや設備の要望も変わってくると思います。本当に難しいもんだなと、体験してみて感じましたね。それでも、私たちは子どもが産まれる前に家づくりを進めることになり、じっくりと家づくりに向き合うことができたので、ちょうど良かったのかもしれません」

情報収集のつもりで行ったスーモカウンターだったが、早い段階で行ってみて良かったと振り返るAさん。

「気になる会社を一斉に比較ができる点で、とても効率がいいなと感じました。それぞれの会社の担当者の方がどんな方なのかも事前に教えていただけるので、初回の打ち合わせから安心できました。家づくりの間もちょくちょく気にかけて、進捗状況を確認してくれるのが心強かったですね」

Aさん宅の大広間/注文住宅実例

階段を上がると広がる大空間。今はセカンドリビングとして使用しているが、ゆくゆくは間仕切りを立てて子ども部屋として区切ることもできるように窓の位置やコンセントの配置などを工夫してある

Aさん宅の寝室/注文住宅実例

日差しを遮りつつも、明るい光が差し込む深めの軒で心地よく眠れる主寝室は、ワークスペースも備えた広々サイズ。窓の配置は高めにして周囲からの視線を遮るよう配慮されている

取材・文/馬場敦子 写真/杉浦幹雄

DATA
建築会社 パナソニックホームズ株式会社
土地面積 195.93㎡
延床面積 132.76㎡
建築費 4000万円台
間取り

2LLDK

世帯構成 夫(30代)妻(20代)子(0歳)
スーモカウンターで受けたサービス
カウンター店舗 スーモカウンターららぽーとEXPOCITY店
紹介された建築会社数 6社
受けたサービス 個別相談