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家の外観を決める要素とは?おしゃれに仕上げるポイントや外観の種類を紹介

注文住宅なら外観にもこだわりたい、と思う人は多いのではないでしょうか。けれども家の外観には種類が多く、またどこをどのようにすればおしゃれになるのかわからず悩んでいる人もいるのでは。そこで今回は、注文住宅の外観を決める要素とおしゃれにするポイント、家の外観の種類などを、アイダ設計の清水健晴さんに伺いました。

外観とは

「外観」とは、「建物を外から見た姿」を意味します。家の外観は、外壁や屋根の色、使用する素材、窓やドアの形状などさまざまな要素が組み合わさって、和風や洋風、シンプル、個性的など全体のイメージが決まります。

「家の外観はお客さまの好みが大きく反映されるところです。外出先から帰ってきて家が目に入ったときに『この家に帰ってこれてうれしい』と思える外観にするのが理想的だと思います」(清水さん/以下同)

代表的な外観デザインの種類

外観を決めるときには、まずはどのような外観デザインにしたいかを考えることからはじめます。ここでは主な外観デザインの種類と見る人に与える印象を紹介します。

和風

和風デザインは、引き戸に塗り壁、縁側、切妻や寄棟の瓦葺きの屋根などが特徴です。落ち着いた色合いが選ばれることが多く、外構も含めて落ち着いた雰囲気の外観となります。

「自然素材となじみやすい和風デザインは、玄関や窓など開口部周辺に天然木を取り入れることでおしゃれ度が上がると思います」

和風デザインの家の外観

蔵を思わせる和風デザインの家。和風の家は重厚で趣のある外観となる(画像提供/アイダ設計)

和モダン

和風デザインを、よりシャープな印象にしたのが「和モダン」です。

「和モダンは、彩度の低い色や日本伝統の藍色、くすんだ緑などを使ったり、木目調のものを取り入れるとおしゃれ度を高めやすくなります」

和モダンな家の外観

和モダンはシンプルですっきりした外構が似合う(画像提供/アイダ設計)

シンプルモダン・ナチュラルモダン

シンプルモダンは、軒を大きく出さないすっきりした四角形、片流れや陸屋根など、凹凸を抑え直線的なフォルムの外観が特徴。ナチュラルモダンは、シンプルモダンに木目やレンガなどの自然素材をあわせたデザインです。

「ナチュラルモダンは手すりや軒天(屋根の裏側部分)などをウッド調にしたり、差し色を入れたりすることでおしゃれ度が上がります」

ナチュラルモダンな家の外観

凹凸が少ないモダンな外観に木目をあわせると、温かみが加わったナチュラルモダンな外観になる(画像提供/アイダ設計)

北欧モダン

北欧モダンは、白やアイボリーなどの淡色をベースとした外壁に三角の切妻屋根が特徴です。淡いグリーンやブルーなど、パステルカラーとのツートン(2つの色を用いること)も多く見られます。

北欧モダンな家の外観

北欧モダンの外観は天然木と組み合わせることも多い(画像/PIXTA)

南欧風

南欧風の外観デザインは、白やオフホワイトなど優しい色合いの外壁に、オレンジ系の素焼きの瓦や木調の玄関ドアなどが特徴です。

「南欧風の外観デザインは、鋳物(いもの=アイアン製品)との相性がとてもよいので、デザイン小物をあしらったり、フェンスに鋳物を選んだりするとよりおしゃれな外観になります」

南欧風の家の外観

南欧デザインの外観は、白っぽい外壁にオレンジ系の素焼き瓦が映える(画像提供/アイダ設計)

アメリカン

切妻屋根やラップサイディング(幅の細い外壁材を重ね張りして仕上げる外壁)、屋根に大きく覆われたカバードポーチが特徴的なのがアメリカンデザインです。アメリカンデザインには、白やブルーを基調とした西海岸風や、無機質なガルバリウム鋼板の外壁に温かみのある木目素材やアイアン、レンガなどを使ったインダストリアルなブルックリン風などさまざまな種類があります。

アメリカンデザインの家の外観

レンガ調と白の木目調の外観に、グリーンのドアを配してアクセントとしたアメリカンデザインの家(画像提供/アイダ設計)

家の外観を決める要素とおしゃれに仕上げるポイント

同じ外観デザインでも、建物や屋根の形状、外壁の色や素材の種類などによって、見える印象は異なります。ここでは家の外観を決める要素と、おしゃれに仕上げるポイントを紹介します。

敷地の広さや形状

敷地の広さや形状は、建物の外観に影響を与えます。同じ延べ床面積の家を建てたい場合でも、敷地が広ければ平屋にしたり二階建てにして庭や駐車場を広く取ったり、さまざまな家の形が考えられるでしょう。一方希望する延べ床面積に対して敷地面積が狭ければ、平屋のような横長の外観の家は難しく、二階建て、三階建てなど縦長の外観になっていきます。

建物の形

平屋

一口に「平屋」といっても、長方形やコの字型など、形状はさまざまです。

主な形状の平屋を上から見た図

平屋にはいろいろな形状がある(イラスト/タイマタカシ)

さらにL字型タイプやコの字型タイプは、どちらを正面にするかによって外観の印象が異なります。正面から見てフラットに見えるとシンプルな印象、凸凹して見えると個性的な印象になります。

建物をどの方向から見るかによって、外観の印象は違ったものになる

建物をどの方向から見るかによって、外観の印象は違ったものになる(イラスト/タイマタカシ)

二階建て

二階建ては、二階部分と外周がそろった「総二階」と、二階部分が小さい「部分二階」があります。部分二階はアシンメトリーな形状となり個性を出しやすく、総二階はシンプルですっきりした印象になります。

総二階と部分二回の図

総二階は凹凸が少なくなるためシンプルですっきりした印象になる(イラスト/タイマタカシ)

三階建て

三階建ては、間口(道路に接する土地の長さ)が狭ければ狭いほどすらりとした印象に、間口が広ければ落ち着いた印象になります。

「三階建ては狭い土地に建てることが多いため、玄関部分が凹む形状になる傾向があります。その部分だけ明るい色を使ったり、外壁の色とドアの色を変えてアクセントを付けたりするとおしゃれな印象になります」

三階建ての家の外観

三階建ての家の外観

三階建ては間口の広さによって印象が変わる(画像提供/アイダ設計)

外壁

外壁の色

外壁の色は、ベースの色を決め、同系色をアクセントカラーにするとまとめやすくなります。色合いのコントラストを弱くすると上品で優しいイメージに、コントラストを利かせるとシャープでモダンな印象を演出できます。

家の外観

家の外観

外壁カラーはコントラストが弱いと優しい印象に、強いとシャープな印象になる(画像提供/アイダ設計)

「二階建てだと、出っ張っている部分だけ外壁の素材や色を変えることもあります。

とくに一階と二階で窓の位置をそろえることが多い総二階は、その部分に対して縦にラインを入れたり、バルコニーの出っ張った部分にアクセントとして差し色を入れたりすると、洗練された都会的なイメージを与えやすくなります」

アクセントカラーを取り入れた家の外観

総二階は縦のラインやバルコニーの出っ張り部分にアクセントカラーを入れると洗練したイメージになる(画像提供/アイダ設計)

「一方平屋では、全面を同じ色にして統一感を出すことが多い印象です。

コの字型やロの字型で中庭部分から自然光を取り入れる場合など、外側に窓が少ない外観にするとのっぺりしすぎるようなケースでは、玄関付近など一部だけポイントとして色を変えることもあります」

窓の少ない家の外観

窓が少ない外観の平屋は玄関まわりなど一部だけ色を変えてアクセントにするとオシャレ(画像提供/アイダ設計)

外壁の素材

どんな外壁材を使うかによっても、外観の印象が変わります。

・窯業系サイディング
セメントが主原料の窯業系サイディングは色やデザインの種類が豊富で、レンガ調、木目調など好みの外観デザインにしやすいのが特徴です。

窯業系サイディングの家の外観

窯業系サイディングは組み合わせ次第でさまざまな外観デザインを楽しめる(画像提供/アイダ設計)

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・金属系サイディング
金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)は、クールでスタイリッシュなイメージの外観を実現しやすいのが特徴です。とくに縦張りにするとより都会的でインダストリアルな印象になります。

金属系サイディングの家の外観

金属系サイディングは縦張りにするとより都会的な印象になる(画像/PIXTA)

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・塗り壁
塗り壁は、仕上げ方によって独特の雰囲気を出せるのが特徴です。サイディングのように継ぎ目がないので、高級感のある外観になります。

塗り壁仕上げの家の外観

塗り壁仕上げは外壁につなぎ目が出ない(画像/PIXTA)

・タイル
本物のタイルを張ると、タイル調サイディングを使用するよりも重厚感や高級感のある外観を演出できます。

タイル張りの家の外観

タイル調サイディングよりも重厚感がある(画像/PIXTA)

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屋根

屋根の形

屋根の形もさまざまな種類があり、見る人に与える印象が異なります。代表的な屋根の種類と外観の印象は次のとおりです。

・切妻(きりづま)屋根
本を伏せたような形状の屋根です。シンプルですっきりしており、かわいらしい印象になります。

切妻屋根の家の外観

切妻屋根の家は絵本に出てくる家のようにかわいらしい印象になる(画像/PIXTA)

・寄棟(よせむね)屋根
中央にある大棟から、四方に傾斜がある寄棟は、重厚感と安定感のあるどっしりとした印象の外観になります。

寄棟屋根の家の外観

寄棟屋根は和風・洋風のどちらの家にも合う(画像/PIXTA)

・片流れ屋根
一方向だけに傾斜が付いた片流れ屋根は、アシンメトリーでデザイン性が高いことから近年人気の形状です。前後左右のどの方向に流すかによっても、外観に与える印象は異なります。

片流れ屋根の家の外観

片流れ屋根の家の外観

どの方向に流すのかによっても与える印象は異なる(画像/PIXTA)

・差し掛け屋根
切妻屋根にあえて段差を付け、高さの違う片流れ屋根を組み合わせたような差し掛け屋根も、アシンメトリーで個性的な外観の家になります。

差し掛け屋根の外観

左右非対称の差し掛け屋根の家は個性的でおしゃれな印象を与える(画像/PIXTA)

・陸屋根
ビルのように平らな陸屋根は、シンプルな直線を描くため、シャープでモダンな外観を演出できます。

陸屋根の家の外観

キューブ型をした陸屋根の家は都会的な印象を与える(画像/PIXTA)

「屋根の形状は外観に大きな影響を与えますが、法律上高さ制限などにかかってしまい、好みの屋根にできないケースもあります」

屋根にこだわりたい場合には、土地選びの際に確認しましょう。

屋根の種類と特徴について詳しくはこちら→
屋根の種類にはどんなものがある?構造や形の違いによる特徴を紹介!

屋根の色

屋根の色は、外壁とのバランスを考えて選ぶことが大切です。基本的には、外壁と同系色の濃色を選ぶとまとまりやすくなります。

「屋根は外壁よりは目に入りにくい部分なので、まずは外壁の色を優先的に決めてしまい、それから屋根の色を選ぶのが基本です」

屋根の素材

屋根の素材には、主に以下のようなものがあり、それぞれ与える印象や適した外観デザインがあります。

「基本的に屋根材は、重みや厚みがあるほど、また色が濃いほど重厚感を与えやすくなります」

・瓦
粘土を高温で焼いてつくられた屋根材です。黒色で重厚な雰囲気の和瓦は和風デザインの家に、明るい色合いの洋瓦は洋風デザインの家に合います。

瓦屋根の写真

瓦屋根の写真

同じ瓦でも和瓦と洋瓦では与える印象が異なる(画像/PIXTA)

・スレート
セメントと繊維材料が主原料のスレートは、グレーやブラウン、ブラックはもちろん、ブルーやグリーン、オレンジ、レッド、ホワイトなど色の種類が豊富で好みの外観に仕上げやすくなります。

スレート屋根の写真

スレートは和風デザイン・洋風デザインどちらの外観にも合わせやすい(画像/PIXTA)

・ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板を屋根に使うと、モダンでスタイリッシュな外観に仕上がりやすくなります。

「外壁にガルバリウム鋼板を使うと、統一感を出すために、屋根も同じ素材でそろえるケースが多いです」

ガルバリウム鋼板の屋根の写真

ガルバリウム鋼板を屋根に使うと金属の持つクールなイメージを家の外観にも与えやすい(画像/PIXTA)

「近年は洋風デザインでも和風デザインであっても、瓦よりもスレートが選ばれやすくなっています。それはスレートのほうがモダンなデザインにできる、瓦に比べて軽量なため耐震性に優れている、低予算で済むなど、多くのメリットがあることが理由のように思います」

窓の形

窓の形によっても、外観の印象は変わります。例えば桟が入らない窓はすっきりしたおしゃれな印象になり、半円形の窓を取り付けると洋館のイメージが強くなります。

半円形のデザインの窓を取り付けた家の外観

桟の入った半円形のデザインの窓を取り付けると洋館風でおしゃれな外観になる(画像提供/アイダ設計)

窓の大きさ・数・配置

「数を少なくした小さめの窓を、縦横そろえて配置すると、モダンで洗練されたイメージの外観になります。とはいえ、例えば室内側に洗面所やお風呂、家具を配置するなどの場合には、それらの事情を優先することもあるので、必ずしも希望の位置に窓を配置できるとは限りません」

小さな窓を縦横そろえて配置した家の外観

小さな窓を縦横そろえて配置すると、シンプルでモダンなイメージの外観になりやすい(画像提供/アイダ設計)

ドア

ドアの形

玄関ドアは開き戸と引き戸があります。一般的に開き戸は和風・洋風デザインどちらの外観にも合いますが、引き戸を用いると和風な印象になります。

「表面がフラットな外観であれば引き戸を取り付ける十分なスペースを取れますが、玄関部分を凹ませる外観デザインにする場合には、スペースの関係から片開き戸が選ばれることが多いでしょう」

ドアの素材

ドアの素材はアルミやスチールなどの金属製と、木製の2つに大別されます。加工が容易なアルミ製はデザインが豊富なのが特徴で、スチール製はモダンでスタイリッシュな印象になります。一方自然素材の木製ドアは、ナチュラルで暖かな雰囲気の演出が可能です。

「金属製のドアを選ぶと、外観デザインが和風でも洋風でも、モダンで都会的なイメージを演出しやすくなります」

ドアの色

外観となじませるかアクセントにするかによって、ドアの色選びは異なります。外壁や屋根と同系色にすると外観となじみやすく、まったく別の色を選ぶと印象的なアクセントになります。

「インパクトの強い色であっても、外観のほんの一部分となるドアであれば、ほどよいアクセントとしておさまります」

外観となじませたドアの写真

外観のアクセントとしたドアの写真

赤のようにインパクトの強い色も、ドアなら外観のほどよいアクセントになる(画像提供/アイダ設計)

外構

外構はフェンスや塀で敷地を囲む「クローズド外構」にすると堅牢(けんろう)なイメージに、目隠しになるようなものがない「オープン外構」にすると開放的な印象になります。

クローズド外構の家の写真

オープン外構の家の写真

クローズド外構にすると重厚な「邸宅」の印象、オープン外構にするとカジュアルで開放的な印象になる(画像提供/アイダ設計)

外構・エクステリアについてはこちらから
→ エクステリアとは?外構など建物の外部にもこだわって魅力的な家づくりを!

照明

「外観は、昼と夜とでも印象が変わります。夜の外観イメージをよくしたい場合は、建物をライトアップするような間接照明をうまく取り入れることが、おしゃれに見せるポイントです」

照明によって外観が美しく浮かび上がった家

照明によって外観が美しく浮かび上がった家

下から外壁に向けて間接照明を当てると外観を美しく浮かび上がらせることができる(画像提供/アイダ設計)

家の外観を決めるときのポイントと注意点

まずはコンセプトイメージとカラーを決める

「家の外観を決めるときには、まずは和風やシンプルモダン、南欧風など、どのような外観デザインが好みなのかを明確にします。それからベースカラーは何色がいいのか、ダークな色合いと明るい色合いならどちらが良いのか、1色にするのか2色で張り分けるのかなどを考えましょう。

外壁全体のコンセプトとカラーを決めてから、それにあわせて窓やドアの配置やデザイン、色といった細部を選んでいくとうまくまとまります」

メンテナンス性も考慮する

「おしゃれな外観にしたい場合は、外壁材や屋根材などのメンテナンス性も考慮することをおすすめします。汚れやすかったり色あせしやすかったりすると、おしゃれな外観を保ちにくくなるためです。

例えば、雨で汚れが落ちる光触媒などの塗料が使われている外壁材や屋根材を選ぶと、頻繁にメンテナンスしなくても綺麗な外観を保ちやすくなります。道路が近くホコリが立ちやすいような場所に家を建てる場合はとくに、メンテナンス性の高い素材をおすすめしたいです」

好みの外観を実現した先輩たちの実例を紹介!

【Case1】目指したのは「The おうち」!シンプルな切妻屋根が印象的な家

将来的に夫の両親との同居を視野に、家づくりを決意したTさん夫妻。絵本に出てくるような「The おうち」を体現できるシンプルな切妻屋根の家を実現するために、外観デザインを最優先にした家づくりをおこないました。希望を実現するために、何度も間取りを変更するなどした末に、思い通りの外観デザインになり、満足しているそうです。

Tさん宅の外観/注文住宅実例

三角の切妻屋根が絵本から抜け出たようなかわいらしい外観を演出している(写真/Tさん)

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思い通りにできたシンプルな佇まいの切妻屋根がかわいい家 

【Case2】外壁の素材や色にこだわり平屋のアメリカンハウスを実現!

昔からアメリカンスタイルのフラットハウスに憧れていたOさん夫妻は、平屋にこだわり家づくりをスタート。アメリカンハウスの特徴ともなるサイディングはとくに重視し、のちのちのメンテナンスのことまで考えて選びました。リビングのサッシも全開にできるものを選ぶなど、多少予算がかかってもこだわるべきところにはこだわって、平屋のフラットハウスを実現しました。

Oさん宅の外観/注文住宅実例

リビングのサッシは全開にしてウッドデッキとつながるので開放感がある(写真/山出高士)

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「平屋の家で二世帯住宅」をかなえるために、DIYを採り入れて上手にコストダウン

【Case3】白いガルバリウムの外観デザインがスタイリッシュ!街並みに溶け込む白い家

テレビで見たガルバリウムを使った外観デザインが気に入り、家を建てるときにはぜひ取り入れたいと夢見ていたKさん。街並みに溶け込むように、ホワイトカラーのガルバリウムを希望しました。シャープでスタイリッシュに見えるよう、縦のラインの細さにもこだわって、メーカーや品番まで指定して施工を依頼。とことんこだわった白いガルバリウムの外観に、大満足しています。

Kさん宅の外観/注文住宅実例

角地に建つ白いガルバリウムの外観の家は、どの面から見てもスタイリッシュ(写真/河原大輔)

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白いガルバリウムの外壁にとことんこだわって、ようやく完成した終の住処 

【Case4】インテリアとの統一感を考えて外観の色選び!内装から外観デザインを決定

当初はナチュラルなカフェ風を検討していたけれども、インテリア写真を集めているうちにインダストリアルなかっこいいデザインが好みと気付いたKさん。外観はガルバリウムでかっこよくしたいと決めたものの白と黒とで色選びに迷ったKさんは、両方のパターンをCGで確認。最終的にインテリアなど内観との統一感が出る黒を選び、家の中も外もインダストリアルな雰囲気あふれる家を実現しました。

Kさん宅の外観/注文住宅実例

縦張りされた黒いガルバリウムの外壁がインダストリアルでおしゃれな雰囲気を演出(写真/Kさん)

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インダストリアルテイストにこだわり、家族がのびのびと笑顔で過ごせる空間に

【Case5】南欧プロヴァンス風デザインの家は白壁に明るいオレンジ屋根がおしゃれな雰囲気

白壁に明るいオレンジ屋根が特徴の、南欧プロヴァンス風デザインの家を希望していたHさん夫妻。「プロヴァンス風デザインの建物の形状は、立体的にするのがおしゃれ」との建築会社のアドバイスを受けつつプランニングを進めました。思い通りに仕上がった、白を基調とした明るい雰囲気のあるプロヴァンス風デザインの家で、ゆったりと家族の時間を楽しんでいます。

Hさん宅の外観/注文住宅実例

塗り壁で仕上げられた白い外壁とオレンジ色の屋根がおしゃれな外観に仕上がった(写真/相馬ミナ)

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憧れのプロヴァンステイストの明るい空間で、ゆったりとした暮らしを楽しむ

望むライフスタイルにマッチした「帰ってこられてうれしい」と思える外観を実現しよう

最後にあらためて清水さんに、おしゃれな外観の注文住宅を建てるときのポイントを伺いました。 

「家は建ててから何十年も住むものです。そのため家の外観を決めるときも、まずはその家でどんな暮らしをしたいのかを思い描くことが大切です。そうすれば、例えば都会的な生活をしたければモダンなデザイン、地に足が着いた暮らしがしたければ落ち着いた色合いを選ぶなど、自然と望むライフスタイルにあった外観になっていくように思います。

外出先から帰ってきて家を見たときに『この家に帰ってこられてうれしい』と感じられる外観の家づくりを、ぜひ実現してください」

スーモカウンターに相談してみよう

「おしゃれな外観の家にするにはどうすればいいの?」「理想の外観の家を実現してくれる工務店を知りたい」など、住まいづくりに疑問や悩みを抱えている人は、ぜひスーモカウンターに相談を。スーモカウンターでは、お客さまのご希望をお聞きした上で、かなえてくれそうな依頼先を提案、紹介します。

無料の個別相談のほか、「はじめての注文住宅講座」や「ハウスメーカー・工務店 選び方講座」など、家づくりの段取りや会社選びのポイントなどを学べる、無料の家づくり講座も利用できます。ぜひお問い合わせください。  

イラスト/タイマタカシ

取材協力/清水健晴さん(アイダ設計
取材・執筆/佐藤カイ(りんかく)