愛知県内の賃貸アパートで暮らしていたKさん夫妻。2019年7月に、第一子である長男が誕生した。1年後、長男が1歳になる際に妻の職場復帰を控え、「それまでに家を新築しよう」と家づくりのために動き出した。
子どもが生まれ、当時住んでいた賃貸アパートの「子育てしにくさ」に気付く
「いつかは戸建てを」と考えていたKさん夫妻が、本格的に家づくりを考え始めたのは2019年11月ごろ。夫妻は「以前のアパートでは、4階にあった部屋まで階段で荷物を運ぶのに苦労していました」と振り返る。特に、7月に長男が誕生してからは、長男と荷物を抱えての上り下りは大変だったといい、「この状況で職場復帰が重なると辛いなと考えていました」と妻。
「夫婦2人の生活のときは気になりませんでしたが、子どもが生まれてからは、リビングや脱衣所が狭いことも、遊びやお風呂の際に動きにくく、この家では子育てがしにくいと感じました」という。
また、それまでは電車通勤の夫に考慮して、駅に近い立地の賃貸アパートで暮らしていたが、夫妻は「子どもが生まれたら最優先に考えて、広めの環境でのびのびと育てたい」と考えていた。
職場復帰後、主に子どもを送迎する妻の職場は車通勤が可能だった。2人は当時住んでいた市内で、駅からの距離を気にせず、新築する土地を探すことにした。
「実は、アパートに住んでいるころから、市内の分譲住宅や中古物件を2〜3軒まわり、家探しを始めていました。それでも結局、建築会社ごとのメリットやデメリットがよくわからなかったんです。これは、第三者に聞かなければと思っていました」と妻。
夫も「家を買うのは一大イベント。失敗したくありませんから、専門家がアドバイスをしてくれるようなところがないかなと考えていました」という。
そこで2人は、理想の家づくりに合った建築会社を見つけるため、ショッピングモールの中にあるスーモカウンターを訪ねることに。
スーモカウンターで、建築会社ごとの強みを詳しく知る
2019年11月にスーモカウンターを訪れ、「収納が多く、日々の家事が楽な間取りの家が欲しい。耐震性に優れた構造をもち、火災などにも強い家をつくりたい!」と、アドバイザーに希望を伝えたKさん夫妻。
アドバイザーは、2人のローンの支払い予算を試算したうえ、3社の建築会社を提案した。
「提案されたのは、大手建築会社3社でした。例えば、1社はマンションも手がけているため、住宅設備を大量仕入れする関係から、グレードの良いものがお値打ちに提供しやすいのだと教えてもらいました。キッチンにこだわりがある妻は気になったようです。またもう1社は、耐震性能が高い構造の家づくりをしていることを詳しく説明してくれました。さらにもう1社は、誰もが知る有名メーカーだったので、やはり安心感がありました。実際に会った際の営業担当者の印象も良かったことを覚えています」と夫。
「アドバイザーさんは、ハキハキと話し、知りたいことを的確に教えてくれる人でした。各建築会社の強みや特徴について、時間を割いて説明してくれましたね」と妻。
アドバイザーがアポイントを取り、後日、3社それぞれと打ち合わせをしたKさん夫妻。
2人が当初予定していた建築価格は、2500万円ほどだった。
「打ち合わせをしてみると、3社とも大手建築会社だったので、当初の予定より予算が必要という印象でした」と夫。
「ただ、共働きを続けるつもりなので、大手建築会社の家という安心感が手に入るなら、頑張りたいと思いました。自分たちだけで探したときに、大手以外の建築会社も見学していたのですが、大手の話を聞き、やはり使っている素材や家の構造に信頼ができると感じたのです」と妻。
中でも、耐震性能の高さが特徴だと聞いた1社は、これまで建てた家の資料や映像を豊富に用意し、災害時の事例の写真や、建物倒壊に関するデータも示して説明してくれた。夫は、丈夫な鉄骨構造の家づくりであることも気に入ったという。
「これまでの具体的なデータや写真を見たことで、『子どもを守る大切な家なのだから、地震などの万が一の事態に備えることを重視しよう』と決意が固まりました」と夫妻。
「ソーラーパネルの実績が多いことや、全館空調の換気ユニットがあり、エアコンをあまり使わなくても快適そうな家であるところも気に入りました」と夫。
「当初の予算以上になりましたが、返せる額内だとわかったので、費用のことは2人で頑張っていこうと話し合いました」
耐震構造が魅力の1社と精力的に家づくりを開始
12月には、耐震構造に信頼が置ける1社との契約を決めたKさん夫妻。スーモカウンターのアドバイザーに連絡し「建築会社を決めました!」と伝えると、とても喜ばれたという。
それからは夫妻で家づくりに向けて精力的に行動。「毎週のように建築会社さんと打ち合わせをしていました」と振り返る。
夫は「2人とも、どちらかというと優柔不断なタイプだからこそ、決めるときにパパッと決めたかったんです。アパートの家賃がもったいないという気持ちも湧いてきました」と話す。
妻も「長男が1歳になる7月に私の職場復帰を控えていたため、長引かせるよりも早く決めて先へ進めたいという思いがありました」という。
そのころ、希望していた市内で土地も見つかった。
妻は「できるだけ広めが良かったのですが、人気の住宅地で、なかなか条件に合う土地が見つからないとわかりました。また、夫の通勤のことを考えると、広さを重視しすぎてあまりに駅から離れるのもはばかられたので、駅から徒歩15分ほどの立地を選びました。住宅街で静かな環境に満足しています」と話す。
「打ち合わせ期間中、建築会社のショールームへ3回ほど足を運びました。床材などの種類が多くて、迷ってしまいましたね」と夫。
主にインテリアを選んだ妻は、「落ち着いた感じの家にしたかったので、リビングなどはモノトーンの配色にしています」と話す。
「建築会社のインテリアコーディネーターさんのセンスが良く、どんなアイテムの組み合わせがいいか、モデルルームで使用している型番はどれかなど、細かく教えてくれました」
2020年5月に着工し、7月に妻が職場に復帰。8月末に完成、9月に入居となった。
家事動線と空調システム、IoT機能で快適な暮らし
完成したのは、広々としたリビングと考え抜かれた家事動線が自慢の、シンプルで効率的な家。忙しい共働きの日々だが、「家事のしやすさが違いますね。玄関からシューズクローク、パントリーへの動線のおかげで、買い物をして帰宅してからの家事がスムーズで、リビングが散らかることがないので気に入っています」と笑顔で話す妻。
また、料理が好きな妻は、キッチンにもこだわった。
「デザインが良いだけでなく、大きく長い背面収納があり実用的です。たくさんの買い置きを収納することができます」と話す。
そして、2階の寝室の隣には、忙しい夫妻の癒やしのスペースである「シアタールーム」をつくった。映画好きの妻は、「いつか新築するなら、小さくてもいいから、プロジェクターをつけた映画を楽しむための部屋をつくりたい」と考えていたという。「まだ途中ですが、子どものころからの夢がかないました」と話す。
夫は、考え抜いて選んだ鉄骨構造への満足感を語る。「超高層ビルと同じ構造形式で設計されているので、万一の災害の際、柱や梁が変形して地震エネルギーを吸収し、倒壊を防ぐのだそうです。頑張って建てた大切な家なので、安心して住めるというのは大きなポイントですね」
また、冬を越して実感したのは、室内の暖かさだという。
「この建築会社によるオリジナルの空調システムは、床に空気孔があり、床下からの暖気を1階フロアに届け、さらにその暖かい空気が室内を循環するのです。リビングはもちろん、玄関まで暖かいんですよ。エアコンの風に頼らないので、子どもの体に優しく、省エネであることもうれしいですね。夏は冷たい風になるので、季節を問わず過ごしやすい家です」と話す。
また、住まいにIoT機能が取り入れられていることも気に入っているという。
「ハウスメーカーオリジナルの空調システム機能があり、人を感知して暖めてくれるだけでなく、人がいないときは自動で省エネ運転に切り替えてくれます。わが家はリビングに人感センサーがあるので、外出の際は、スマートフォンを使って必要な場所を事前に暖めておけば、帰宅後も寒い思いをしなくてすみます」
最先端のシステムによって快適な暮らしを楽しんでいるという。
こだわりは譲らず、そのほかはシンプルにまとめた大満足のわが家
「家中に収納が多いため、室内をスッキリした状態に保ちやすくなりました」と、住まいへの満足感を語るKさん夫妻。忙しくても室内が片付いているので、リラックスでき、子どもがのびのびと遊べることもうれしいという。
自慢のシアタールームのほかにも、ホテルライクな玄関や最大3台の車が止められる駐車スペースなど、こだわりが満載だ。
「当初の予算よりも建築価格は上がりましたが、希望通りの建築会社にして良かったです」と、家づくりを振り返るKさん夫妻。
スーモカウンターの効果的な活用法を質問すると、こんな答えが返ってきた。
妻は「自分の中で、いくつかの譲れないポイントをもってカウンターを訪ねたほうがいいと思います。そうすれば、初めて知る建築会社を提案してもらったときも、自分のポイントに第三者の視点がプラスされて、希望がより鮮明になるのでは。私たちの場合は、譲れないポイントが耐震性や家事効率の高い間取り、好みのキッチンなどでした。それがあるとポイントに沿って建築会社を絞ることができるので、オススメです!」とのことだ。
夫は「何も知識がない状態でも相談に乗ってくれる場所なので、自分たちで動き出す前に、まずスーモカウンターに行ってみたらいいのでは。どこか1社を強くアピールされるということがないので気楽なうえ、とても親身になって相談に乗ってくれますよ。わからないことがあったら、まず足を運んでみればいいと思います」
「これからウッドデッキと人工芝の庭をより充実させたい」と話すKさん夫妻。自宅の庭でのバーベキューが念願だったという。また、シアタールームでの映画上映会も楽しみだ。今後も、家族3人がよりイキイキと暮らせる家へと改良していく予定だ。
取材・文/倉畑桐子 写真/アラキシン
- DATA
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建築会社 セキスイハイム中部株式会社 土地面積 約165㎡ 延床面積 約110㎡ 建築費 3000万円台 間取り 3LDK 世帯構成 夫(31歳)、妻(29歳)、長男(1歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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