スーモカウンターのおかげで憧れの建築会社で建てられることがわかった
結婚してから賃貸アパート暮らしをスタートさせたIさん夫妻は、夫の両親と暮らすために、築40年以上で老朽化した実家を建て替えて二世帯住宅を建てることを両親に提案。
「とりあえず近くにある展示場に行ってみたが、どこを見ても魅力的で判断基準がわからなくなってしまって。そんなときに新聞チラシでスーモカウンターの存在を知り、相談してみようと思いました」。
スーモカウンターにはIさん夫妻が訪問し、アドバイザーに予算と要望を伝えて6〜7社くらいピックアップしてもらったうち、会社の強みや特徴などのポイントから4社と面談することに。
木のぬくもりがあって、ローコスト、二世帯住宅が得意な会社に依頼したかったというIさん。打ち合わせの際に営業担当者の対応から信頼性を感じ、完成見学会で実例を見学して素材の良さを感じた会社に依頼することに。
「実は、依頼先の建築会社は近所の知人宅も建てていてずっと憧れていたのですが、素材にこだわっているので価格帯が高いイメージだったんです。でも、スーモカウンターで自分たちの要望を伝えた上で依頼先候補として紹介されて、もしかしたら自分たちにも建てられるのかも?と思いました。面談して見積もりを取ったときも、こちらの希望を反映したプランをすぐに提案してくれたのでイメージしやすかったのも決め手ですね」
それぞれの暮らしを尊重して、水まわりは別々のプランに
依頼先が決まり、間取りプランの打ち合わせのタイミングから両親も参加。世帯ごとに打ち合わせをしたため時間はかかったが、居住空間についてはお互い尊重し合っていたので、スムーズにプランニングが進んだ。
「それぞれの暮らしを尊重するために、玄関のみ一緒にして、水まわりも各世帯ごとに別々にしました。各フロアのプランについてもお互い好きなように1階は明るめのカラーで、2階は少し茶色めに。オール電化にするかどうか迷ったのですが、冬場はガスストーブが使いたかったのと、二世帯で水まわりが2つずつあってお湯を使う量も多く、給湯機能を考えてガスを選びました」
居酒屋の小上がり風のほっこりくつろげるダイニング
Iさん夫妻が暮らす2階は、二人ともお酒好きが高じて、居酒屋の小上がり風のダイニングに。キッチンのカウンター部分には旅行先で買ってきたお酒などがズラリ。小上がりになってキッチンで料理しているときに目線の高さも合いコミュニケーションが取りやすく、ほっこりとくつろげる空間になっている。
スポーツ観戦が趣味という夫のコレクションをディスプレーする部屋も。いろいろなスポーツのグッズが所狭しと飾られている。一方、妻は旅行先でご当地のマグネットを集めるのが趣味。キッチンはホーロー素材のシステムキッチンにしてマグネットを貼れるパネルをつけてもらった。
「アパートのときは一階だったので洗濯物が外に干せなくて、一部屋を洗濯干しスペースにしていたのですが、ジメジメしてカビてしまったことも。窓も開けられないから乾かなくて、生乾きのにおいがするのが嫌でした」
そんなIさんの悩みを解消すべく、日当たりのいいランドリースペースを設けた。今までの洗濯のストレスがなくなり、洗濯物がスッキリと乾いて気持ちがいいそう。
「依頼先の担当者の方が住まいの悩みやストレスなどをヒアリングしてくれて、プロ目線でプランに反映してくれたのが良かったです。コストがかかり過ぎてしまっているところは代替案を提示してくれたり、建材を選ぶときも必ずサンプルを見せて一つひとつ丁寧に説明してくれたり、コーディネートのアドバイスをくれたのもありがたかったですね」
冬でも暖かく、バリアフリーなプランに
親世帯が暮らす一階は、玄関やバスルームなど手すりをつけたり、引き戸を採用するなどバリアフリーにして使いやすさを大切にプランニング。キッチンカウンターには棚をつけて、今は家族や友人たちとの記念写真を飾っているそう。高さが調整できるので使用用途に合わせてフレキシブルに使えて便利だ。和室中心だった以前の住まいからフローリングとなり、寝室もベッドになって毎日の布団の上げ下げの負担がなくなったという。
「今までは築40年以上の古い家だったので、とにかく冬場は寒くて。建て替えてからは部屋が暖かいのが何よりも嬉しいですね。バスルームは暖かくヒートショックの心配もなく、足が伸ばせる広々としたバスタブなのも快適です」
ほどよい距離感で、お互いの暮らしを楽しむ
「お互いのフロアの物音がしないので、夜に洗濯したりお風呂の水を流してもわからないので気を使わなくても大丈夫ですね。シャッターを閉じていると休日車で出かけたのも気づかないくらいです(笑)」
二世帯での暮らしぶりを伺うと、たまにおすそ分けをしに行ったりするくらいで、意外にも頻繁にお互いのフロアを行き来することは少ないとのことだが、すぐそばで暮らしている安心感は絶大だという。
「家が古くなって老朽化した床を張り替えるなど部分的にリフォームしようと思っていたところ、息子が『結婚を機に建て替えて二世帯で暮らさないか?』と提案してくれて、嬉しかったですね」と振り返る父は嬉しそうだ。
Iさん親子は二世帯住宅というほどよい距離感で、それぞれお気に入りの空間での暮らしを楽しんでいる。
取材・文/金井さとこ 写真/鶴見勝(ピクチュア株式会社)
- DATA
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土地面積 約235㎡ 延床面積 約152㎡ 建築費 2500万~3000万円 間取り 2LDK +3LDK 世帯構成 子世帯:夫(40代)、妻(40代)
親世帯:父(70代)、母(60代)
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