おでかけ気分で出掛けたスーモカウンターで現実に直面
子どもが生まれて以来、1LDKの賃貸マンションが徐々に手狭になってきていたIさん夫婦。マイホームについては「いつか買うことになるだろうな、と漠然と思っていたものの、自分たちにはまだ遠い将来の話。特に、一戸建てなんて、自分たちに買えるとも思っていませんでした」
そんなある日、テレビでスーモカウンターのCMを見かけて、「ちょっと行ってみようか」ということに。「相談のためというより、都心にお出掛けすることが目的。だから、自宅に近い店舗ではなく、都心のファッションビル内にある店舗で予約しました」
住宅ローンのリアルさに押され、いったん持ち帰ることに
気楽に訪れたスーモカウンターで、まずは一番心配だった予算について相談。「自分が買える値段がどれくらいか全くわかりませんでした。2000万円も3000万円も、金額が大きすぎてピンとこなかったのです」
年収を伝えて、毎月無理なく返済できる金額を計算してもらい、シミュレーションの結果を表などでわかりやすく説明してもらった。毎月返済額は、当時払っていた家賃と駐車場代の合計よりも約2万円高くなっていたそう。ローンを抱える覚悟など全く持ち合わせていなかったIさんは、「この先この金額を35年間払い続けられるだろうか、と気持ちが引いてしまって。とりあえずいったん持ち帰ることにしました」
紹介してもらった土地を昼夜訪れて、ひとつずつ確認
その後1週間毎日夫婦で話し合った結果、ローンを組む覚悟ができたIさん夫婦は、再度スーモカウンターを訪問。家づくりへと本格的に動き出すことになった。
「都心にも勤務先にも実家にも近い守口市で建てることにして、立地と予算に合う住宅会社を3社紹介してもらいました。まずは土地を探さないといけない、ということになり、3社から紹介された土地をひとつずつ確認。昼間だけではわからないので夜も見に行きました。でも、前の道が狭くて車での行き来が大変そうだったり、夜になると周囲が真っ暗になって怖かったり、なかなか希望の土地に巡り合えなくて。最終的に気に入ったのが、前の道が広い南向き角地のこの土地でした。土地を持っていたのが3社のうちの1社だったので、ごく自然にその会社で建てることになりました」
土地が決まれば、楽しい家づくりがサクサク進行!
「土地と会社が決まってからは、家づくりがどんどん進んでいきました。と言っても、それまで『どんな家に住みたい』という望みも特に固まっていなかったから、いろいろ勉強しないといけなくて大変でした。提案してもらった間取りをベースに、自分たちの希望をプラスしていき、毎週のようにショールームを回って内装材や設備を選びました」とIさん。
妻が好きなブルーをアクセントカラーにして、住まい全体をコーディネート。黒板になる壁紙や暗くなると星空が浮かぶ壁紙を子ども部屋に使うなど、「壁紙選びが一番楽しかったですね。満足のいく仕上がりになりました」
開放感のある空間で、親も子ものびのび暮らせるように
Iさん夫婦がこの家で一番気に入っているのは、1部屋分の広さがある2階のバルコニー。妻の両親からは、「もったいないから部屋にしたら?」と言われたが、部屋数よりも開放感を優先。
「星空を眺めたり、いつかここでホームパーティーを開いたりできたらいいな、と」外壁もここだけ木目を選んで、半屋内のようなナチュラルな雰囲気でまとめた。
「子どもはのびのび育てたいと考えていたのに、賃貸マンションだと足音をたてないように注意しないといけなくて。今は2階から子どもの足音が聞こえても『元気いっぱいやなあ』と思えるのが嬉しいですね」
当初はローンを抱えることに漠然とした不安があったそうだが、今では「賃貸時代の4年分の家賃がもったいなかったな」と、マイホームを建てたことに満足しているIさんだ。
取材・文/伊東美佳 写真/杉浦幹雄
- DATA
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土地面積 約88㎡ 延床面積 約96㎡ 建築費 3700万円 間取り 4LDK 世帯構成 夫(41歳)、妻(42歳)、長女(3歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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