「夫妻ともに押しに弱い」ので中立のスーモカウンターへ
消費税の増税が決まり、「家を買うなら今のうちがいいかな」とマイホーム購入を決めたMさん夫妻。住宅展示場に行ってみたものの、「数社回ったうちの1社の担当者の押しが強くて。質問に正確に答えてくれなかったこともあり、すっかり不信感を抱いてしまいました」。おっとりと穏やかな性格の2人は、商談中に押されっぱなしになることも多かったそう。結局、その展示場では「家づくりを任せたい」と思える会社を見つけることができませんでした。
そこで、「テレビCMで見かけたスーモカウンターなら、中立的な立場で会社を紹介してくれるのではないかと思い、訪問してみることにしました。断るときはスーモカウンターが引き受けてくれる、というのも、私たちにとっては心強かったです」と夫。スーモカウンターでは、最初こそ緊張したものの、資金計画の話から親の話まで相談できるほどアドバイザーと打ち解けた2人。自分たちが希望する家を建ててくれそうな会社を紹介してもらうことにしました。
木の香りの癒やし効果を体感し、「木の家を建てたい!」
2人が望んだのは、「木をふんだんに使った、温かみが感じられる家」。それは、以前訪れたモデルハウスで木の香りに魅了されたことがあったから。「建築後5年以上経っているのに、ヒノキの香りが家じゅうに満ちていて、すごくリラックスできたんです。『こんな家を建てたい!』って思いました」。そこで、スーモカウンターで「木を使うことにこだわっている」、そして「断熱性に優れた家を建てる」会社を紹介してもらうことに。「実は熊本って、夏はジメジメして蒸し暑いし、冬も霜が降りる日が多いんです」
各社と面談を行い、「木を上手に使っている」「断熱性に優れている」、そして「手がけた家が熊本地震で倒壊していなかった」、さらに何よりも「担当者が気さくで話しやすい」会社に依頼することにしました。
のんびりリラックスするための「和室」にこだわって
「木を使うこと」の次にこだわったのは、「畳の上でゴロゴロしたり、外をのんびり眺めるための和室をつくること」でした。もちろん、木の香りも必須です。家に入ったときにすぐに目にすることができるように、玄関の次の間に配置。その和室を囲むようにL字型の土間をつくり、玄関から直接リビングに入れるルートと、帰宅後すぐに洗面・浴室に行けるルートの2WAYを用意。洗面室直行ルートがあれば、外からウィルスを持ち込まないようにしやすく、また、庭仕事でドロドロになっても安心です。
土間側の2面の障子をフルオープンすると、和室は広い玄関ホールとなり、小上がりや縁側のようにも使えます。もちろん、閉めれば独立した一部屋に。リビング側の引き戸を開け放せば、LDKの空間とつながってさらに広々。フレキシブルな使い方ができる点も和室の魅力です。
収納も最小限にして、すっきり広々と開放的な空間
インテリアは2人の好みで、できる限りシンプルにすっきりと。木の柔らかな色合いを活かして、優しく穏やかなイメージにまとめました。「窮屈さや圧迫感を感じないようにしたくて、キッチン背面も収納で埋めることはせずに、空間のゆとりを残しました」と妻。リビングは吹抜けにして、高い天井にはシーリングファンを設置しました。
縦にも横にも視界が広がる開放的な空間には、大好きな木の香りがふんわりと漂います。「窓を開けると風がよく通るので、猛暑の今年もエアコンをあまり使わず、涼しく快適に過ごせました」。心身共にのんびりリラックスできるわが家の完成を喜ぶ2人です。
取材・文/伊東美佳 写真/ご本人
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土地面積 約222㎡ 延床面積 約111㎡ 建築費 2900万円 間取り 4LDK 世帯構成 夫(30代)、妻(30代)
- スーモカウンターで受けたサービス
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