結婚後しばらくの間は、夫が1人暮らしをしていた愛知県内のアパートで暮らしていたOさん夫妻。1LDKのアパートでは手狭だったことや、収納の少なさを不満に思い、「自分たちの好みに合うような、シンプルモダンの家をつくりたい」と考えるようになった。
住宅展示場巡りに疲れ、スーモカウンターを訪問
愛知県日進市のアパートで暮らしていたOさん夫妻。家づくりを考え始めたのは2019年6月ごろだった。
「以前のアパートは収納スペースが小さかったんです。引越しを検討していたところに、消費税増税に伴う住宅ローン控除期間の延長や、すまい給付金制度、次世代住宅ポイント制度が施行されたことが決め手となって、それならマンションではなく、戸建てで好みの家を建てようと考えました」と話す。
早速休日を利用して、二人は近郊の住宅展示場2カ所を回った。
「住宅展示場内で1日に2、3件の家を見て、建築会社の説明を聞いたところ、疲れてしまったんです。これだけたくさんの建築会社がある中で、どこが自分たちに合うのかがわからず、効率的ではないようにも思えました」と夫妻。
「そこで、次回は商業施設内にあるスーモカウンターに行ってみようと考えました」と夫は振り返る。6月のうちに、二人はスーモカウンターを訪れた。
夫妻の住まいへの希望は、「耐震性能に優れ、シンプルモダンでおしゃれなデザインで、ウッドデッキがありバーベキューが楽しめる家」というものだった。
また、便利な商業施設が近い住環境や、妻の通勤アクセスの面から、愛知県日進市、東郷町、三好町のエリアで土地を探そうと考えていた。
事前に、スーモのホームページで「ローン支払額シミュレーション」を試していたOさん夫妻。
「スーモカウンターのアドバイザーさんに、希望の条件面を話し、自分たちで試算した結果を見てもらいました。すると改めて計算してくれたのですが、試算とほぼ同じ額だったので安心できました」と夫。
「夫とはデザインのセンスが同じなんです」という妻は、「スタイリッシュでモダンな家に住みたいと考えていました」と話す。
条件面を聞き、スーモカンターのアドバイザーが提案したのは、地元に強く、予算内でスタイリッシュなデザインの家づくりがかないそうな3社だった。
「どれも条件にぴったりで、僕たちの話を元に的確な提案をしてくれるんだなと感心しました」と夫。
3社の中でも、特に気になった2社に打ち合わせに行くことを決め、アドバイザーがアポイントをとった。
スーモカウンターが提案した2社で土地と建物を別々に契約
打ち合わせに行った2社は、「どちらもとても感じが良かった!」と口をそろえるOさん夫妻。「どちらも、デザインが私たちの好みで、耐震性能にも納得でき、担当者の方も話しやすく親切でした」と妻。
1社はOさん夫妻が希望するエリアの土地に強く、提携する不動産会社で土地探しができることがわかった。
もう1社は、案内されたモデルハウスが印象的だった
「外観も内装も、何もかもがおしゃれで、理想とピッタリだったんです。日光が差し込むリビングがあって、2階に寝室があって……と、すぐに生活がイメージできました」と夫。
妻も「住まいにあまり生活感を出したくないと考えていたので、スタイリッシュなデザインと収納量を両立させたモデルハウスの間取りは、理想的でした」と振り返る。
より自分たちの思い描く住まいに近いのは……と夫妻で話し合った結果、家づくりはモデルハウスが印象的だった1社と契約することを決めた。
一方、不動産会社と提携したもう1社で、希望エリアである東郷町に条件と合う土地を見つけた。
そこでOさん夫妻は、家づくりと土地を別々の2社と契約することに。
「土地と建物を契約したのは、スーモカウンターから提案された2社。アドバイザーさんからは、それぞれとの打ち合わせごとにメールが来ていたので、その都度返信して報告していました。契約が決まった時は『おめでとうございます!』と喜んでもらえて、こちらもうれしかったですね」と夫妻は振り返る。
まずは不動産会社と提携した1社と、2019年8月に土地を契約。土地の調査などが先にスタートし、その後もう1社と建物について契約。2020年2月に着工した。
建築会社からの提案にアイデアをプラスした家づくり
家づくりが始まると、「間取りの打ち合わせでは、建築会社の営業担当者さんからの提案で、毎回場所を変えて、いろいろなモデルハウスを見せてもらいました」と夫。
「例えば、床材を決めるときは、各部屋で床材が違うモデルハウスで打ち合わせをして、いろいろな床材があることを見せてくれました。営業担当者さんは知識が豊富なベテランで、悩んだり困ったりした内容を相談すると、すぐに答えてくれました」という。
Oさん夫妻は、初回の打ち合わせで「生活がイメージできた」というモデルハウスを参考に、間取りのプランを固めた。
「なるべく生活感を出さないようにしたい」という妻の要望で、収納力が高いキッチンのパントリーや寝室のウォークインクロゼットなどを充実させた。
建築会社からの提案を取り入れ、夫妻で照明メーカーのショールームに行き、リビングとダイニングのポイントになるペンダントライトを選んだことも印象深いという。
「ガラス製のペンダントライトは室内の雰囲気とも合い、モダンなアクセントになっていて、とても気に入っています」と妻。
他にも、研究熱心な夫妻はSNSで調べた情報なども参考に、自分たちの理想のインテリアに近づくように情報収集を重ねた。
「テレビの裏一面の壁紙の色を変えてアクセントをつけたのは、SNSで見た住まいを参考にしました。自分たちからもアイデアを出して、その都度営業担当者さんに相談して決めていきました」と夫は話す。
打ち合わせを重ね、室内からも緑が楽しめる家が完成
2020年2月着工し、6月に完成、入居というスムーズなスケジュールで家づくりは進んだ。
「着工までに、建築会社とは10回くらい打ち合わせを重ねました。大変でしたが、おかげで夫婦ともに満足できるデザインの家ができました」と話す。
「外観とウッドデッキにもこだわりました」という、スタイリッシュで落ち着いた雰囲気のOさん邸。
夫が気に入っているのは、リビングの大きな窓と繋がったウッドデッキだ。
「天気がいい日に、ウッドデッキにテーブルを出してのんびりすると気持ちがいいですね。バーベキューを楽しんでいます」と話す。
妻も「ウッドデッキのスペースがあることで、外からの日当たりがより良く感じられます。採光によって広く感じられる設計も好きです」と続ける。
また、自然が好きだというOさん夫妻は、建築会社のモデルハウスを参考に、玄関先にシンボルツリーを植えることに。ドアを開けたところにシマトネリコ、庭にハイノキを植えた。
「1階から2階への階段に、シマトネリコが見える縦長の窓があるんです。今は玄関で、『行ってきます』のタイミングで眺めていますが、成長が早い木なので、いずれ2階部分の窓からも見られるのが楽しみです」という。夜間にはライトアップして、壁面に映る植栽の影も楽しんでいる。
また、夫が「いかにもトイレっぽくしたくはなかった」という、1階のトイレもお気に入りだ。バーなどのおしゃれな飲食店にあるトイレを想定して、「アクセントクロスと照明にこだわりました」というだけに、雰囲気たっぷりだ。
スーモカウンターからスタートした、最初から最後まで満足の家づくり
Oさん夫妻がスーモカウンターを訪れたのは1回。
「正直最初は、スーモカウンターが何をしてくれるのかもわからなかったけれど、少しでも家づくりの参考になればと思って立ち寄ってよかった」と笑う。
「行ってみたら、何も決まっていなくても安心して行ける場所だと感じました。こちらの希望条件などの話をじっくり聞いてくれて、建築会社選びの方向性を示して、家づくりを導いてくれます。わが家は土地と建物をお願いする建築会社が両方見つかりました」と夫。
妻も「家づくりについて、等身大で相談できる場所でしたね」と振り返る。
「以前、住宅展示場を訪れた際は、何を質問していいかもわかりませんでした。家づくりを何から始めていいか、全くわからない私たちにも、スーモカウンターではアドバイザーさんが手とり足とり教えてくれて、親身に考えてくれました。話だけでも聞こうという軽い気持ちでいたら、好みに合う建築会社さんをズバリと提示してくれて、アポイントもとってくれたので、家づくりが進み始めました」
スーモカウンターの提案で、「最初から最後まで、満足のいく家づくりができました」と笑顔で話すOさん夫妻。
「理想の暮らしが形になった」というモダンな新居でくつろぐ時間を、二人で楽しんでいる。
自然が好きだというOさん夫妻。早速、「日常的にウッドデッキでバーベキューをする」というライフスタイルをかなえ、日々を楽しんでいるという。「今後は外構に植栽を増やしていき、より自然が感じられる家にしていきたいですね」と、これからの展望を話してくれた。
取材・文/倉畑桐子 写真/ご本人
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土地面積 約148㎡ 延床面積 約101㎡ 建築費 約2500万円 間取り 3LDK 世帯構成 夫(35歳)、妻(25歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンタープライムツリー赤池店 紹介された建築会社数 3社 受けたサービス 個別相談