一目惚れしたモデルハウスのデザインと便利な動線を取り入れた家

子どもの小学校受験を目前に、家を建てる決意をしたSさん家族。一時はマンション購入も検討したが、近県に住んでいた妻の両親を呼んで二世帯住宅を建てることに。一目惚れしたモデルハウスのデザインと設計を参考に、優美で便利な住まいを完成させた経緯を伺った。

目次

小学校受験を機に、両親と二世帯住宅を建てることに

お気に入り商品をつくった設計士の提案に一目惚れ

便利な家事動線と快適な全館空調がこだわりポイント

好みのデザインの家を眺めて幸せを噛みしめる毎日

小学校受験を機に、両親と二世帯住宅を建てることに

長男の小学校受験を目前に、住みたかったエリアに家を建てたSさん家族。当初住んでいた賃貸住宅が手狭になり、より広いマンションを購入することも検討したが、管理費の高さなどが気になった。

そのときふと頭をよぎったのが、「そうだ、親と一緒に住むのはどうだろう」というアイデア。当時、妻の両親は近県の別荘に住んでいたが、二世帯住宅の話を持ちかけたところ、快く承諾してくれたそう。

「マンションの購入を検討していたときにスーモカウンターのことを知って、いつか相談に行こうと思っていたので、さっそく行ってみることにしました」

スーモカウンターで好みのデザインの家の写真を見せ、土地探しも協力してほしいことや希望予算、全館空調に興味があることなどを伝えたところ、紹介されたのは５社。

そこからモデルハウスを見学するなどじっくり比較検討し、２社に絞り込んで相見積もりをとった。

そのうちの１社の提案にはときめくものがあった。「モデルハウスを見学して、とっても気に入ったコンセプト商品があったのですが、その立ち上げに関わったという設計士さんが初回の打ち合わせに来てくださって、そのエレガントな内装や便利な家事動線の提案にすっかり心を奪われてしまいました」

それが今の土地であり、今の家の原型となるプランだった。

二世帯住宅のプランは、２階が子世帯フロア、１階が親世帯フロアの上下分離型。玄関のみを共用とし、玄関ホールから階段を上がると子世帯フロア、というつくりになっている。

希望した家づくりのコンセプトは「おしゃれでかわいらしくて遊び心のある家」。
白を基調としつつ、グレイッシュな色味を加え、家事動線をスムーズにつなぐなど、気に入ったモデルハウスの設計コンセプトやデザインエッセンスをところどころに取り入れていった。

特にこだわったのは家事動線。洗面脱衣室のすぐ横に洗濯機置き場と室内物干しを設けたことにより、洗濯動線を短くまとめている。「ベランダは、防犯面と室内の広さ確保のためにつくりませんでした。タオルは乾燥機、その他の衣類は室内物干しに吊るして除湿機をかけて乾かしています」

また、これから高齢になっていく親と暮らす上で外せなかった、全館空調もこだわったポイント。１階から２階、さらには吹抜けの上のロフトまで、どこでも一定の温度なので、真冬でも家中の行き来が苦にならないそう。

「床の上も冷やっとしないので、下の子にも厚着させる必要がなく、のびのびと床でハイハイを楽しんでいます」

スーモカウンターを利用して希望どおりの住まいを手に入れたSさん。

「こちらの好みをよく理解してくれて、希望の家が建てられそうな会社ばかりを紹介してくれました。会社選びで迷ったときも、第三者の冷静な視点でアドバイスをくれたのは心強かったですね」

好みのデザインをとことん追求した家では「洗濯物を干していてもテンションが上がります」と妻。「リビングのソファに座って見上げる吹抜けの天井は、朝になるとステンドグラスが本当にきれいで、夜はみんなが寝たあと眺めては幸せを噛み締めています」

また、二世帯での暮らしは親世帯にも、子どもにも楽しみをもたらしたそう。「上の子は何かあるとすぐに『じーじのとこ行ってくる！』と階段を駆け下り、上下階を自由に行ったり来たりして楽しんでいます。親にとってもいい刺激になっていると思います」

取材・文／前川ミチコ　写真／上條泰山

DATA

スーモカウンターで受けたサービス