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スーモカウンター注文住宅のサービスをご利用いただいて建てたお住まいの
実例を中心に、注文住宅のノウハウをご紹介します。

2度目の家づくりで手に入れた家族みんなが笑顔になれる家

Aさん宅の注文住宅実例

6年ほど前に間取り自由設計の一戸建てを建てたAさん。ところが、入居直後からリビングの広さや性能に不満を感じるようになっていたそう。「2度目の家づくり」を決意し、頼れる設計士との出会いを経て理想の家を建てるまでの道のりを明かしてもらった。

初めての家づくりは苦い味。「次の家」を夫婦で構想

初めての家づくりは、ちょっと苦い経験になったというAさん。
「打ち合わせ回数の制限などの事情もあり、要望を深く話し込めないうちに建築を始めることになってしまって。完成したもののリビングがとても狭くて家具を配置したら足の踏み場がないなど、入居直後から不満が多かったんです。
さらに、コロナ禍で在宅勤務となり、書斎がないため子ども部屋で仕事をしていましたが、吹抜けをつくったことでリビングの生活音が仕事中も丸聞こえで、家族同士気を遣いながら生活しなくてはならず、ストレスが溜まるようになりました」

「次の家はこうしたいよね」と夫婦間でずっと話していたところ、コロナ禍の影響で土地の価格と郊外の住宅の資産価値が上昇トレンドに。自宅の売却金額でのローン返済の目途がついたため、長男の小学校入学のタイミングで新しい家をつくりたいと考えるようになったという。

Aさん宅のリビング/注文住宅実例

開放感を求めてリビングは勾配天井にして空が見える窓も設けた。断熱性能が高いため広い空間は冬でも快適

2度目のハウスメーカー選びはスーモカウンターに相談

本格的に家づくりを考え始めて住宅展示場を訪問。現地でハウスメーカー2社から説明を受けたものの、気になるメーカーを1社ずつ回るにも時間がかかるし、どのメーカーが自分たちに合うのかを探るのも難しいと感じ、「第三者の立場から希望にマッチしそうな会社を数社に絞ってもらおう」とスーモカウンターに相談を持ちかけた。

性能がよく、和モダンなデザインの家を希望していたAさん夫妻。木を活かしたデザインを特徴とする大手ハウスメーカーを気に入っていることと予算を伝え、スーモカウンターから同様のコンセプトを持つ3社の紹介を受けた。
「前回の反省から、選定にあたっては設計士さんが我々の要望をちゃんと理解し、形に落とし込めるかを重視。土地が決まっていなかったので、『仮に変形地に家を建てるとしたらどう設計するか』というテーマを提示して各社からプレゼンを受けました。最終的な決め手となったのは、『設計力・提案力』と『自社採用の大工による施工』。実は前の家は施工業者の質が悪く、入居直後から壁紙のひび割れや建付けの悪さなどの問題もありました。そこで、自社施工の会社に家づくりを依頼することにしたんです」

引越しは1度で済ませたいと考えていたため、引き渡しまでに転居を伴うプロセスは避けたかったというAさん。「そのためには、買い先行(新居を先に購入し、転居後に住んでいた家を売却する)が必要でしたが、買い先行で住宅ローンが組めるのかが不安でした。スーモカウンターでは希望に合うハウスメーカーの紹介だけでなく、買い先行のローンについても相談に乗ってもらえて助かりました」

Aさん宅のリビング/注文住宅実例

天井は板張りにして、梁も出すことで和の雰囲気をプラス。間接照明やペンダントライトが空間のアクセントに

将来1フロアで暮らせるように主寝室+ファミクロを1階に

将来子どもが巣立っていくことを見据えて、夫婦2人の生活が1階で完結することをベースにプランを構想。まずは家事の手間が少なくなるように、妻の滞在時間が長いキッチンを起点にどこにでもアプローチしやすい動線を考えた。
「ランドリールームの近くに家族全員分の衣類を収納できるファミリークローゼットを配置して、洗濯→乾燥→収納の家事動線をコンパクトに。クローゼットにはハンガーポールを多めに取り付けて、吊るして干してそのまま片付けられるようにしました。壁は消臭と湿度調整の機能を備えたエコカラットにしたのもポイントです。

また、前の家では長期保存食品やホットプレートといった調理関連のアイテムが散在していましたが、今回はキッチン直結のパントリーを設置することでまとめて収納できるようになり、家事がかなり楽になりました。
もう一つ工夫したのは、ゴミを置くスペース。前の家では夏にゴミの臭いに悩まされていたので、いかに解消するかを考え、土間をゴミステーションとして大きなゴミ袋を置き、一日の終わりにキッチンのゴミをこのステーションに移すことで臭いを防ぐことにしました。土間には、段ボールや資源ゴミなども置いておけるので、行き場がなくて困っていたゴミをまとめて管理できるようになり、イライラも解消されました」

Aさん宅のランドリールーム/注文住宅実例

ランドリールームとファミリークローゼットを近くに配置し、洗濯→乾燥→収納の家事動線をコンパクトに

Aさん宅のキッチン/注文住宅実例

キッチンはダークカラーをセレクト。デザインが良く、汚れや熱にも強いのもお気に入り

Aさん宅のパントリー/注文住宅実例

長期保存食品やホットプレートといった調理・フード関連のアイテムはキッチン直結のパントリーに集約

小上がりの畳スペースや梁見せで「和」を演出

デザインのキーワードは「和モダン」。床材には無垢の木を用い、リビングの梁は現しにして小上がりの畳スペースも設けた。壁紙はグレーを基調として空間全体を落ち着いたトーンにまとめながらも、各部屋にアクセントカラーを取り入れることで変化をつけている。
「リビングに吹抜けは不要だと思ったものの、開放感は欲しかったので勾配天井にしました。ダイニングの隣に畳のスペースをつくったのは、子どもにはキッチンから目の届く範囲で遊んでほしいという妻からの要望があったからですが、小上がりにして空間に高低差をつくり、変化を持たせたいという意図もありました。子どもが成長したら、来客用の就寝スペースとして利用する予定です」

Aさん宅のシューズクローク/注文住宅実例

玄関の広さを確保することと使いやすさを考慮してシューズクロークはロールスクリーンで隠す方式に

Aさん宅の収納/注文住宅実例

ルンバステーションは収納内に設置

真冬でも家中快適。住み心地は「控えめに言って、最高」

Aさんファミリーがこの家で住み始めたのは真冬の1月。「まだ冬場しか経験していませんが、住み心地は控えめに言って最高。建築会社のオリジナル換気システム(外気を室内温度に近づけてから室内に取り込むシステム)と断熱材のおかげで、家中どこにいても快適に過ごすことができます。冬でも日中は暖房が要らないほど暖かいし、窓も結露しません。しかも、無垢床は温もりを感じられ、素足でも冷たくないことに驚いています」と笑顔を見せる。
家族の過ごし方にも変化があったようだ。
「太陽の日差しと木を感じることができるリビングは落ち着きますし、誰にも邪魔されずに仕事ができる書斎もお気に入り。前の家では、オンライン会議の予定を常に妻に伝えて、それに合わせて子どもたちをコントロールしてもらっていました。今もスケジュールの連絡はしていますが、お互い気にせずに過ごせ、子どもたちも気兼ねなく遊ぶことができるようなりました」

紆余曲折の末、理想の住まいと暮らし方を手に入れた自身の体験をこう振り返る。
「予算の問題はあるでしょうけど、依頼先を選ぶ時は打ち合わせ回数の上限を確認することや、自分たちのイメージを具現化するための情報収集が大事であると感じました。スーモカウンターを利用する際も、まずは夫婦、家族で建てたい家のイメージ・予算感の共通認識をつくってみることをおすすめします」
決して相手任せにせず、自ら主導権を握って考え、選び、決断してほしい。それが、2度にわたる家づくりを経験したAさんから、これから家づくりに臨む人たちへの貴重なアドバイスだ。

Aさん宅の書斎/注文住宅実例

書斎の前に納戸を配置し、生活音をシャットアウトする緩衝材に。静かな在宅勤務空間を実現できた

取材・文/阿部 省子 写真/ご本人

DATA

Aさん宅の外観/注文住宅実例

土地面積 255
延床面積 115㎡
建築費 3,500万~4,000万円以内
間取り 4SSSLDK
世帯構成 夫・妻・子ども2人

Aさん宅の間取図/注文住宅実例

スーモカウンターで受けたサービス
カウンター店舗 スーモカウンター セブンパークアリオ柏店
紹介された建築会社数 3社
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