Oさん夫妻は家づくりを効率よく進めるためスーモカウンターを活用。住宅性能と生活動線の良さにこだわったオール電化の注文住宅を完成させ「広くなったのに光熱費が変わらない!家事がしやすくなった!」と大満足の様子。家づくりにおけるタイパ・コスパの考え方を教えてもらった。
住宅メーカーが多すぎる!どんな基準で選べばいい?
子どもが増えて手狭になったことから転居を考えるようになったOさん夫妻。それぞれの勤務先までのアクセスを考慮して、住みたいエリアは決まっていたため、家賃と住宅ローンを天秤にかけて購入を選択。マンションや建売住宅を内覧したものの決め手に欠けると悩んでいたところ、希望エリアでの土地購入に目処がつき、注文住宅を建てることにシフトしたという。
「せっかくだから良い家を建てたいと思うものの、完成させるまでの手順やスケジュールがよくわかりませんでした。住宅展示場にも行きましたが、子育て中で共働きなこともあり、たくさんのメーカーから自分たちに合う会社をリサーチすることが難しく、スーモカウンターを利用することにしました」。
厳選3社の比較検討で、悩む時間も気苦労も最小限に
Oさん夫妻はスーモカウンターを訪問し、アドバイザーから家を建てるうえで何を重視するかについて質問されたことで、自分たちの希望が明確になったと語る。
「あるメーカーのモデルハウスを見学した時に、月々の光熱費を抑えるには住宅性能にこだわるほうがいいと聞いたので、性能の良さは重視したいと思っていました。また、生活動線の良さを重視して間取りを考えたかったので、設計の自由度が高いほうがいいなとも思っていました」。
また、夫婦とも多忙で、会社見学はある程度厳選して訪問したいとの希望もあった。そこで、建物にかけられる予算を伝えたうえで、希望に見合うハウスメーカーや工務店を絞り込み、住宅性能にこだわりのある会社の中から特徴の異なる3社を紹介してもらったそうだ。
「高気密高断熱に特化しているA社、鉄骨造で耐震性能が高くグループ会社の住設が標準仕様になっているB社、そして性能・設備・価格のバランスの良い地域密着型工務店です。自分たちでパンフレットやインターネットサイトを見るだけでは、各社の違いの抽出や比較検討が難しかったですが、特徴を簡潔明瞭に説明してもらえたので、すごくわかりやすかったですし時間短縮になりました。また、カウンセリングの時にアドバイザーさんに伝えた土地情報や予算、要望はハウスメーカー側にも共有してくれていました。おかげで、初回の打ち合わせから各社に土地の形に合わせたプランを提案してもらうことができ、無駄のない打ち合わせになりました」。
3社を訪問した結果、Oさん夫妻は住むエリアの気候や特性に応じた十分な性能を確保しつつ、完全自由設計で家づくりができる地域密着型工務店を家づくりのパートナーに選んだ。
暮らしをイメージして完全自由設計でつくった家
もっともこだわったのは生活動線を考えた間取り。玄関ホールからは、リビング側と水回り側への2WAYの動線を確保。必要な場所に収納もしっかり設けたことで片付けやすくなったそう。特に便利なのは、ファミリークローゼットと室内干しできるランドリースペース。「ファミリークローゼットには、衣類やカバンなど、家族全員が今の時期に使うものを置いて、季節外の衣類は2階のウォークインクローゼットにしまっています。洗濯は基本的に室内干しなので、ランドリールームも大活躍。干して畳んで収納するまでの動線がコンパクトになり、家事の時間を短縮できるようになりました」。
家事をしやすい家は、子どもの片付け習慣も育める
「以前の賃貸住宅では確保しづらかったパーソナルスペースを確保することができるようになったし、収納も計画的にでき家がごちゃごちゃすることも少ないのでストレスが減りました」と語る妻のA子さん。食べる、くつろぐ、収納する、と目的別にゾーニングできたことで、暮らしやすさが格段にアップした様子。しかも、大人の目線での「家事のしやすさ」だけでなく、子どもの生活習慣にも良い影響を与えているようだ。
「以前は子どもがダイニングテーブルで宿題をしていましたが、食事の時間になると『はい、片付けて!』と慌ただしい雰囲気になっていました。今はスタディスペースがあるので、そこで家事をしながら宿題を見てあげられるし、片付けを急かすこともなくなりました。脱衣所にパジャマや下着を、ファミリークローゼットの低い位置に子ども服を収納しているのですが、子どもたちもそのことがわかっているので、『戻してきて』と頼めば、ちゃんと元の場所に持っていってくれます。シューズクロークも広くなったので、靴も自分たちで片付けてくれるようになりました」。
生活動線が良いて片付けやすい家は、大人をハッピーにするだけでなく、子どもの成長にも良い影響を与えるといえそうだ。
家づくりの良いパートナーと出会うためのアドバイス
検討段階では性能の良さも求めていたOさんだが、新しい家の住み心地はどうだろう?2023年6月に入居して、猛暑の夏を過ごした感想を尋ねてみた。
「実はエアコンは前の家で使っていたものと同じものなんです。69㎡のマンションから、リビング階段で2階まで吹抜けになっている一戸建てに引越したのですが、冷房の強さは同じでも十分。電気・ガス併用からオール電化になりましたが、明らかに空間は広くなったのに光熱費総額はほぼ変化していません」。
提案段階で、工務店の担当営業から「極寒地ではないから、断熱性を求めてトリプルガラスにまでする必要はない。その分、別の部分にも予算をかけてこだわったほうがいい」とアドバイスを受け、複層ガラスにしたとのこと。
オーバースペックにならず、こだわるべきことにきちんと予算を配分でき、納得のいく家をつくることができた。その起点となったのは、自分たちにとってベストな家づくりのパートナーと出会えたことかもしれない。
「スーモカウンターで紹介してもらえるのは大手メーカーだけではありません。会社のラインナップは住宅展示場以上に多岐にわたっていますし、住宅メーカーから不要な営業をされることもありません。我が家は3社を紹介されて、2社にお断りをしたのですが、それもスーモカウンター経由で対応してもらえたので助かりました。
住宅展示場などに見学に行くと、営業さんのアピールもすごく上手ですし『ここ、いいな~!』と思うかもしれません。ですが、スーモカウンターに行って会社の比較検討をすることですごく冷静になれるし、新たな情報発見や知らなかったすごく良い会社と出会える可能性があることもぜひ知ってほしいです。私たちも行ってみて本当に良かったと思っています」。
取材・文/阿部 省子 写真/ご本人
- DATA
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土地面積 148.64㎡ 延床面積 120.90㎡ 建築費 3000万~3500万円以内 間取り 4LDK 世帯構成 夫(33歳)妻(33歳)長女(6歳)次女(4歳)三女(0歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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紹介された建築会社数 3社 受けたサービス 個別相談