2018年に結婚後、賃貸マンションで暮らしていた兵庫県のYさん夫妻。第一子の妊娠を機に、そろそろ持ち家が欲しいと情報収集をスタート。さまざまな選択肢の中から注文住宅を選んだ理由を伺った。
自分たちらしく子育てしやすい家が欲しかった
「私も妻も一戸建てで育ったので、家を購入するなら一戸建てがいいなと、漠然とした思いはありました。マンションは上下階の音が気になるでしょ。足音とかを気兼ねしなくてもいい一戸建てのほうが、のびのびと子育てしやすいかなと思ったんです」と夫。
しかし、家づくりのことについて何もわからなかったYさん。ちょうど住んでいた賃貸マンションからそれほど遠くない場所に大規模マンションが建つことを知り、モデルルーム見学に行ってみたという。
「駅前徒歩1分の好立地で魅力的な物件ではありましたが、マンションだと決まった間取りの中から部屋を選ばないといけないし、駐車場代や管理費などのランニングコストも含めて価格を考えると、割高な感じがしました。子育てのことを考えても、隣り合う住戸を気にすることなく暮らせる一戸建てのほうがいいなと改めて感じました」
住まい選びの基礎知識を求めてスーモカウンターへ
一戸建ての住まいが欲しいという方向性が決まったものの、家づくりに対する知識が何もなかったYさんは、まずはいろんな相談に乗ってもらえそうなスーモカウンターへ行くことにした。
「スーモカウンターのことは以前からCMなどを見て知っていたのですが、注文住宅の相談をメインにされているとは知らず、建売住宅や中古リノベーションなども含めて、ローコストで一戸建て住宅の購入を検討していると相談しました。すると、家づくりの基本的な知識や流れ、相場観など、一通りの情報を教えていただいた上、注文住宅を専門にしている会社以外に、建売住宅も手がけている会社、中古物件のリノベーションも得意としている会社を含めた4社を紹介していただくことになりました」
より自由度の高い注文住宅を選択
それぞれの建築会社と初回打ち合わせをして印象的だったのは、注文住宅の自由度の高さだったという。
「いろんな話をお聞きする中で、建売住宅よりも注文住宅のほうが、より自分たちらしい住まいにできることがわかりました。中古物件のリノベーションは、ちょうどよい条件の物件が見つかるまでが大変だということもわかりました。最初の段階でいろんな会社のお話を聞き、比較検討することができたのは良かったですね。スーモカウンターでもそれぞれの家づくりの違いについて、丁寧に説明をしていただきましたが、その後に各社と直接ご相談していく中で、注文住宅がより自分たちの思いを実現しやすいのではないかという思いが強くなっていきました。契約した会社は最初から予算の話をしてくださって、資金計画が明確になったことも安心感がありましたね。段取りよく4社の面談スケジュールを組んでいただけたので、スーモカウンターへ行った翌月にはここにお願いしようと心を決めることができました」
狭くても2階建てにこだわって土地探し
「土地探しをしていたエリアは利便性が高く、予算的にもなかなか広い土地が見つかりにくいエリアでした。でも、3階建ては上り下りが面倒で、そのうち3階を使わなくなるんじゃないかという懸念があって、狭くても2階建てにしたいと決めていました。ここにお願いしようと思った建築会社からは、土地探しにおすすめのアプリを教えていただくことができ、自分たちでも積極的に情報収集をしました。おかげで、2カ月後には駅から徒歩15分圏内でいいなと思う土地が無事に見つかりました」
こうしてYさんの家づくりは、スムーズに依頼先の決定から土地探しまで進行していった。
一からの家づくりは大変だけど楽しかった
建築会社との契約から2カ月後に無事に第一子を出産。体調に問題はなく、出産後もショールームへ直接足を運んで細かい設備や仕様を決めていったという。
「間取りは何度も修正を重ねながら、理想の住まいに近づけていきました。当初はL字型にして、縦に車を駐車できるような間取りでしたが、インナーテラスをつくりたいという要望をかなえるために、四角い形状に変更になりました。駐車には少しコツが要りますが、周囲の視線を気にすることなく長女のプール遊びができるインナーテラスをつくることができて、とても満足しています」と夫。
「水回りはキッチンと一緒にしたいという希望がかない、子どもを見守りながらの家事も効率よくできています。設備・仕様を体感できるショールームへ行って、素材や色、デザイン、使い勝手などを一つひとつ確認しながら決めていったので、どれも満足しています。決めていく作業はとても大変でしたけど、産休に入っていたおかげで家づくりにたっぷりと時間を使うことができました」と妻。
当初はリビングに階段を配置したいという要望もあったそうだが、間取りの都合上、玄関からリビングが丸見えになってしまうのがわかって諦めたそう。しかし、結果的には空調効率も良く、快適な室内環境を保つことができているという。さらに、住宅性能に関しては、依頼先の会社から「狭小地でもZEH対応の高性能住宅が建てられる」という提案があり、予算内で耐震等級3の高気密・高断熱住宅を建てることができた。
「後から変更できない部分なので、高い住宅性能の住まいをローコストで建てられるというのは、とてもうれしい提案でした。長期優良住宅は国の補助金制度も利用できますし、お得に長く安心して暮らせる住まいづくりができました。24時間換気システムも設置して、快適な住環境で安心して子育てができています。保証制度も充実しているので、この会社にお願いして良かったなと満足しています」と家づくりを振り返ってくれた。
取材・文/馬場敦子 写真/杉浦幹雄
- DATA
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土地面積 85.97㎡ 延床面積 94.61㎡ 建築費 2000万円台 間取り 2LDK+納戸 世帯構成 夫(40代)妻(30代) 長女(0歳)
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