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頭金はいくら用意した?住宅ローン借入額の平均は?先輩たちの資金計画を大公開

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家づくりを決めたら、まず行いたいのが資金計画。計画を立てるときに、頭金やローン借入額をどのぐらい用意するべきなのか気になる人は多いのでは?そこで今回は、資金計画の立て方と、家づくりを終えた先輩たちに聞いた頭金やローン借入額に関する調査結果を紹介。参考にしながら、わが家の資金計画を立ててみよう。

目次

資金計画の立て方のポイントは?

家づくりの資金計画とは、頭金をいくら用意できるかと、無理なく返済できるローン借入額はいくらかなどを計算して、家づくりの総費用を決めること。ちなみに、頭金は家づくりの総費用の約2割、住宅ローン借入額は約8割を理想として計画を立てるとよいだろう。

資金計画のポイントは『無理のない計画』を立てることだ。例えば、貯金をすべて頭金に使ってしまうと、ケガや病気で働けないなど不測の事態が起きたときに困るので、生活費の6カ月分程度は手元に残しておきたい。また、住宅ローンの返済期間は長く設定することが多いため、今後の教育費の増加や車の買い換えなどを見越したうえでローン借入額を決めるとよいだろう。

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憧れのマイホームを建てたい!と無理をして資金計画を立てないように注意しよう(写真/PIXTA)

頭金とは?先輩たちはいくら用意している?

頭金の金額は、預貯金や親からの援助をベースとして決めるのが一般的。頭金を多く用意できると住宅ローン借入額を減らせるため、その分の利息を減らせ、総返済額を抑えられるメリットがある。

では、先輩たちはどの程度の頭金を用意しているのだろうか?最も多いのが「1円~300万円未満」34.8%で、次に多いのが「0円」の23.8%だった。

前述したように、頭金が少ないと借入額が多くなり、ローン返済負担は大きくなる。自分たちの預貯金が少なくて頭金が用意できない場合、親に援助の相談をしてみるのもよいだろう。

頭金0円が23.8%という一方で、約3割は頭金を500万円以上用意している


住宅ローン借入額の平均は?

次に、先輩たちは住宅ローンをいくら借り入れたのかを見てみよう。調査結果では、「3000万円~4000万円未満」が38.8%と最も多く、「2000万円~3000万円未満」と「4000万円~5000万円未満」がそれぞれ約2割を占めている。

住宅ローンの借入額は、家づくりの総費用の8割程度とするのが望ましい。しかし、5000万円以上借り入れた人が9.8%と、8割以上を借り入れた人も一定数いそうだ。

借入額が多いと、年収が思うように上がらないときや、教育費が予想以上にかかるときなどにローン返済が家計を圧迫し、最悪の場合、返済不能となる可能性がある。また、将来売却する事情ができたとき、売却額では住宅ローンを完済できないというリスクもある。後々後悔しないためにも、借入額は慎重に決めよう。

住宅ローン借入額は、3000万円~4000万円未満がボリュームゾーンだった


住宅ローン借入額はどうやって決める?

住宅ローンの借入額については、「年収負担率※」や「年収の〇倍」といった基準をよく目にするものの、これらをもとに安易に決めるのは避けたいところ。まずは、無理なく毎月返済できる金額と、返済期間で決めるのがベター。下記の表を参照にして、借入額の目安を計算してみよう。例えば、毎月返済額が10万円、返済期間を30年とすると、借入額の目安は2818万円となる。

※年収負担率=年間返済額が年収に占める割合のこと

月々の支払額と借入額の目安・試算表

返済期間 8万円 10万円 12万円 14万円 16万円
20年 1626 2033 2440 2846 3253
25年 1954 2442 2931 3419 3908
30年 2254 2818 3382 3945 4509
35年 2531 3163 3796 4429 5062

表中の単位は万円。
試算条件:金利1.7%(固定)、元利均等返済、ボーナス時加算なし。(試算:SUUMO購入可能額シミュレーター)

毎月の返済額や購入可能な金額をシミュレーションしてみよう

資金計画の迷いはスーモカウンターで相談するのも一策

ここまで資金計画の立て方について説明したが、わからないことや不安なことがある人は、注文住宅のお金に詳しい『スーモカウンター』に相談に行くのも一つの方法だ。 

●実例:内装や設備まで、好きなものを詰め込んだ住まい

Tさんご家族は、賃貸の家賃を払い続けるのではなく、一戸建てのわが家を求め、結婚を機に家づくりを考え始めた。しかし、「頭金を用意してからのほうがよいのでは」など資金計画についていろいろ迷っていた。

 

そこで、以前、マイホームを検討していた友人と一緒に訪ねたスーモカウンターへ夫婦で相談に。住宅ローンの金利のことや、将来の返済計画などの話を聞き、納得して家づくりを決断できたという。

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ナチュラルカラーを基調にコーディネートされた明るく爽やかなリビング・ダイニング。「時間をかけじっくりとプランを検討したので、後悔するところは全くありません」とTさん(写真/加藤淳史)

この実例をもっと詳しく→
新生活は心にもゆとり。木を活かした温もりのあるわが家

 

銀行や住宅メーカーなどのホームページにあるシミュレーションサイトを用いれば、大まかな資金計画を立てることはできる。しかし、Tさんのように迷いや疑問があるなら、スーモカウンターで相談してみる手も。アドバイザーに相談することで、すっきり解決できたという人が増えている。

<調査概要>

・「注文住宅3年以内建築者調査」(リクルート調べ)

・調査協力:楽天インサイト

・調査実施:2022年8月

・調査方法:インターネット調査

・対象者:3年以内に注文住宅を建築した25歳~44歳の全国の男女

・有効回答数:400名(うち、男性191名・女性209名)

<監修> ファイナンシャルプランナー 竹下さくらさん なごみFP事務所代表。CFP、1級FP技能士、宅地建物取引士資格者。住宅ローンや保険など主に個人のコンサルティングや、講師・執筆活動を行う。『「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本』(日本経済新聞出版社)、『最新版 ローン以前の住宅購入の常識』(講談社)など著書多数

 

取材・文/山南アオ