目次
素材にこだわった木の家は、体に優しく、ぬくもりある空間
家づくりを考えはじめたときから、家族の体にやさしい住まいをテーマに、木造の家がいいなと考えていたので、室内も木のぬくもりを感じられるような工夫を施しました。特に気に入っているのは、リビングの勾配天井。通常よりも天井が高くなったことで、開放感がありますし、木の梁が見えるようなデザインにしたことで、温かみのある空間になりました。休日はリビングの床に寝そべって、天井を見ながらのんびりくつろぐのが何よりの楽しみですね。
また、むく材の床は肌ざわりが格別で、特に夏場は裸足で歩くと気持ちがいいんです。こだわって選んだものなので、愛着もひとしお。床に蜜蝋を自分で塗るなど、自分の家だからこそ、手をかける時間も楽しいですね。
老後も視野に、かなえたかった平屋での暮らし
夫妻ともに実家は2階建ての一戸建て。高齢になった両親の住まい方を見ていると、将来的に2階部分は使わなくなるのではと思い、2人とも家を建てるなら平屋がいいと思っていました。階段がなく、上下移動がないので移動がスムーズ。どの部屋にも行きやすいので、ストレスフリーですね。
また、家の中心にキッチンを配置し、全ての居室をリビングダイニングに面するように設計。家に帰ったら、必ず家族が顔を合わせるような、コミュニケーションの生まれる間取りにしたのも、こだわったポイントです。将来、子ども部屋にしたいと思っている居室とキッチンの間に、カウンターを造り付けたので、スタディーコーナーとして使ってもいいなと考えています。間取りには、平屋ならではの、家族のコミュニケーションが密になる住まいにしたいという想いを込めました。
家選びの選択肢を知りたかった
結婚前は会社の寮に住んでいて、結婚を機に、新居をどうしようという話になった時、賃貸か購入か、具体的な希望もなかったんですよね。まずは自分たちの予算でどんな選択肢があるのか、フリーペーパーで知った、スーモカウンターに行って相談してみようということになったんです。
「いずれは一戸建てを」という漠然とした希望はあったものの、最初は注文住宅を建てるということは、実はほとんど考えていませんでした。でも、アドバイザーの方に相談してみたところ、「賃貸は部屋を決めればすぐ住める。けれど、注文住宅をいずれ建てたいのなら、今考えてみるのもいいんじゃないですか」とアドバイスされ、それもそうだなと考えてみることにしたのが、この家を建てる第一歩になりました。
実は、妻がアレルギー体質のため、家探しをする中で「体にやさしい住まい」というのは重視したいポイントだったのですが、スーモカウンターに相談に行く前に、何件か内覧した賃貸マンションでは、家の臭いで気分が悪くなることもあったんですよね。安心、安全ということを考えるなら、やはり自分たちで建てたものがいいと思っていたので、アドバイザーの方の言葉に背中を押され、どんどん家づくりに前向きな気持ちになっていった気がします。
建築会社各社の口コミ情報も入手できた
家を建てるなら、木造で自然素材の家がいいと思っていたので、国産材にこだわった会社や、木を活かしたデザインが上手な会社など、自分たちが知らなかった工務店なども含めて、希望がかなうような会社を最初に7社も候補を出してくれました。
建築会社を選ぶ段階では、店舗で相談するでだけでなく、電話やメールでも会社選びの相談に乗ってもらえたのは心強かったですね。実際に、その建築会社を利用した人の口コミ情報なども織り交ぜながら、中立の立場でそれぞれの会社の特徴を教えてもらえたので、冷静に落ち着いて、自分たちが納得できる会社を選択できたと思います。
スーモカウンターのアドバイザーのサポートで、夢だった注文住宅を、予定よりも早く手に入れたYさんご夫妻。2人の新しい生活は、お気に入りの新居で、清々しいスタートを切ったようです。
- DATA
-
土地面積 約307m2 延床面積 約99m2 建築費 2000万~3000万円以内 間取り 4LDK 世帯構成 ご夫妻
- スーモカウンターで受けたサービス
-
カウンター店舗 スーモカウンター 天神 紹介された建築会社数 7社 受けたサービス 個別相談
取材・文:島田美那子 写真:池田大輔