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ハウスメーカー選びに苦戦し、スーモカウンターを訪問
最初は建売住宅も見学に行ったというSさん夫妻ですが、間取りや収納に物足りなさを感じ、オーダーメイドでつくれる注文住宅で建てることに。いくつもの展示場を見学に行きましたが、見比べるほど選択肢が増えて、迷いすぎて選べないという状況に陥ってしまったそうです。
「ハウスメーカーは自分たちの良いところしか言わない。公平な目でアドバイスしてくれる人はいないのか?」困り果てたSさんは、注文住宅で家を建てた夫の兄に相談。「私も悩んで相談したから、お前たちも行ってみたらいいよ」とスーモカウンターの利用を勧められたそうです。
カウンター訪問時のことをSさんは次のように振り返ります。
「担当したアドバイザーは本当に知識が豊富。ハウスメーカー各社の特徴を把握していて、わかりやすく教えてもらえて頼りになりました。こちらからは外観などのこだわりや、予算を伝えて、紹介してもらったのは3社。
その中から、床暖房キャンペーン中で住宅設備の内容とコストのバランスが良いと感じた1社に決定。他の2社への断りの連絡はスーモカウンター経由で対応してもらえたのも助かりました」
くつろげる空間には、要らないものを隠せる収納が必須
Sさん夫妻の理想の家は「ゆったりとくつろげる家」。そのため、LDKだけでなく、個室にも収納にも十分なスペースを確保。くつろぐ場所と、片付ける場所をきちんと分けることでみんなが快適に過ごせるプランをつくりあげていきました。
家の顔ともいえる玄関は広めにつくり、ゴルフバッグやベビーカー、アウトドアグッズなどかさばる道具も余裕をもって収納できるシューズクロークを設置。
キッチンの奥には大きなパントリーを設け、電子レンジなどの家電や食器、買い置きの食料品や日用品を収納。生活感のあるものを人目に触れにくい場所にまとめて置けるので、LDKは常に片付いた状態をキープできます。
家族の過ごし方をリアルにイメージして間取りを考える
「キッチンに立っていても家族の様子がわかるようにしたい」というSさんの妻の要望で、1階はキッチンからリビング・ダイニング・和室を見わたせる間取りに。大きな吹抜けがあるおかげで1階に居ても、2階に居る家族の気配を感じることができます。
「子どもが思春期になって、顔を見せてくれなくなったら寂しいから、必ずリビングを通って2階に行く間取りにしようと思っていました」と、階段はリビングの中に。白を基調とした空間に、ステップ式のダークブラウンの階段がアクセントになっています。
急な来客があったときを想定して工夫した箇所もあります。「リビングを見せたくない場合は、玄関から和室にお客様をご案内できるようにしました。
また、子どもの友だちが遊びに来たときに、脱衣所に入らなくても手洗いできるよう、トイレのそばに手洗い用の造作洗面台も設けています」。
ZEH基準の断熱性と床暖房で快適さも追究
こうして家族がゆったりとくつろげるゆとりのある住まいは完成。たっぷりの収納がある機能的な環境で、毎日快適に過ごしているそうです。
「一番喜んでいるのは息子かも。毎日家中をぐるぐると走り回って、元気に遊んでいます」と顔をほころばせるSさん夫妻。
「床暖房付きなので寒い冬も家中ぽかぽか。ZEH基準で建てたので断熱性能が高く、吹抜けがあるにもかかわらず今年の猛暑もエアコン一台で快適に過ごすことができました」と新しい住まいに満足しているようです。
これから家づくりする方へのアドバイス
ハウスメーカー選びに悩み、小さな子どもを連れての打ち合わせを繰り返すのは、苦労もありましたが、「設計担当の方には何度も図面も描いていただきましたし、設備も自由に選べて、自分たちのこだわりを反映した理想の家ができました」と笑顔を見せるSさん夫妻。
「私たちはスーモカウンターにハウスメーカーを紹介してもらった後も、家づくりにかかる諸費用や書類の準備について尋ねに行きました。
アドバイザーさんが素早く質問に応えてくださるので助かりました。家を建てたいと思ったときに気軽に行ける場所なので、これから建てる方も活用すると良いのではないでしょうか」
実際の生活シーンを事細かにイメージして要望を積み上げていったSさん夫妻と、きちんと要望に応えてくれるハウスメーカーとのマッチングサポートが、理想の家づくりを可能にしたと言えそうです。
取材・文:阿部 省子 写真:宮田雅臣
- DATA
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土地面積 200m2 延床面積 139m2 建築費 2500万~3000万円以内 間取り 4LDK 世帯構成 夫妻、子ども2人
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンター イオンモール福岡店 紹介された建築会社数 3社 受けたサービス 個別相談