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スーモカウンター注文住宅のサービスをご利用いただいて建てたお住まいの
実例を中心に、注文住宅のノウハウをご紹介します。

デザインにこだわったわが家完成までの道のりは、楽しくてワクワクすることばかりだった

大阪府の注文住宅実例;リビング

「いつかは家を建ててみたい」という漠然とした思いが前々からあり、ふらっと訪れてみた住宅展示場。モデルハウスをいくつか見て回るうちに、ワクワク感がどんどん高まってきてしまい……。大阪府にお住まいのMさんに、楽しいことばかりだったという家づくりストーリーを伺った

なんとなく訪れた住宅展示場で、家づくり気分が盛り上がってしまって

結婚を機に、夫の実家だった団地の一室をリノベーションしての暮らしが始まった。自分たちの思い通りにつくったわが家は、家族が増えてからも不自由なく暮らせるお気に入りの空間だったそう。

「でも、最近は想定を超える災害が各地で起こっていて、築50年くらいになる団地の耐震性が心配になっていました。いつかは家を建ててみたいなという憧れもあって、何となくふらっと住宅展示場へ行ってみたんです。いくつかのモデルハウスを見て回るうちにリノベーションしたときの楽しかった思い出が蘇ってきて、丸ごと一から建てる家づくりはもっと楽しいんだろうなって思ってしまって(笑)。展示場の方のお話を聞いてるうちに、だんだんと気持ちが盛り上がってしまいました。その場でざっとした試算をしてもらったところ、思ったよりも高い!でも、建てるのは面白そうだし、消費税が上がる前に検討してみるのも悪くないなと思ったんです」と妻。

帰ってすぐ展示場でのできごとを夫に話し、家づくりの相談をしてみると、夫もすぐに乗り気に。こうして、夫妻はWEBやチラシで近隣の土地情報を調べては見に行くようになる。

たくさんの情報を得すぎて選択基準がわからなくなり、スーモカウンターへ

それまでの住まいからほど近い場所で土地を探していて、ある程度のめぼしはつけていたのだが、肝心の建ててくれる会社をどうやって絞っていけばいいかわからなかったというMさん夫妻。

「大きい会社の情報ばかり見ていて、それ以外に性能の良い住まいを建ててくれるところがあることを知らなかったんです」と妻は振り返る。

「展示場では数社にお話を聞きましたが、予算がだいぶオーバー。『1000万円台で建てる家』という会社の広告を目にしましたが、本当に性能面で安心できるのか、自分たちだけで判断するのは不安だし、一度、第三者目線でアドバイスをしてくれるというスーモカウンターへ行ってみることにしたんです」

このときは妻ひとりで訪れ、耐震面に優れた住まいを手ごろな価格帯で建てられる会社を10社ほどピックアップしてもらった。そのうち、施工写真を見てデザイン性に惹かれた5社に絞り、2回目の訪問で5社すベてと面談することにした。

「2回目は家族そろって話を聞きに行きました。スーモカウンターへ行くまでは、工務店で建てるというところにまったく意識が向いてなかったので、相談に行って選択肢の幅が広がり、本当に良かったです」と振り返るMさん。

和室

さまざまな用途に使える畳スペースがリビングにあるととても便利

鉄筋コンクリート造のテラスハウス(長屋)の1軒を購入し、建て替え

Mさんが購入を検討していた土地は4軒の2階建住宅が連なるテラスハウス(長屋)の1軒。鉄筋コンクリート造で、隣の住居と壁を共有しているので、解体がスムーズにできるか不安のある土地だった。

「5社すべての話を聞くのはとても疲れましたが、土地の購入場所は大体決めていたことに加え、私たち夫婦にはプランのイメージもあり、具体的に相談することができました。まずはテラスハウス(長屋)を切り離しての建て替えが可能かどうか、そして、次に担当者さんの人柄、それから提案力やデザイン性の高さを基準に、もう少し話を詰めていただく会社を2社に絞りました」

2週間後、2社から上がってきた図面と見積もり額はかなり違うものだった。

「2社とも状況確認をしっかりとしてもらい、解体の費用も含めた見積もりを上げてもらったんです。2社の見積もり内容にかなりの差があってびっくりしました。結果、最初から『解体も大丈夫ですよ』と言ってくれていて、私たちが不安に思っていた部分についてもしっかりと説明をし、詳細で明確な見積もりを出してくれた会社に依頼を決めました。ご近所の了解を取るのも大変だったと思いますが、きちんと対応していただいたので、トラブルもなく安心してお任せできました。『工事中も静かだったよ』と言っていただけ、完成してからのご近所付き合いも良好です」

人が集まる2階のLDK空間は特にデザイン性にこだわった

階段

どうしても取り付けたかったスケルトン階段。階段下スペースの使い方はまだ悩み中なのだとか

2階は家族や友人が集まるLDKに、3階は寝室や水まわりなどプライベート空間となっているMさんのお住まい。エレクトーン奏者である妻は、将来は自宅で教室を開きたいと考えているそうで、1階は生徒と家族が出入りすることも考えてデザインされている。

木の梁が映える高さのあるリビング空間、スタイリッシュなスケルトン階段、アイランドではないけれどリビングとつながるキッチンスペース、すっきりとしたステンレス製キッチン、小上がりの畳スペース、アカシアのむく材フローリング、マットな質感の黒いクロスなど、Mさん夫妻のこだわりを盛り込んだおしゃれなLDK。

スタイリッシュだけれど温かみを感じる空間がお好みのMさん夫妻。好みの空間になるよう、設備選びではショールームをいくつも回ったそう。

「依頼した会社のルートで安く入手できるメーカー製品もあったのですが、キッチンや洗面台などは頻繁に変えるものではないし、気に入るものが見つかるまでとことん探しました。ステンレスのシステムキッチンと、背面に取り付けたキッチンカウンターはイメージにぴったりの組み合わせが見つかって、料理をするのが楽しくて仕方ありません」

あえてアイランドにしなかったキッチンは、以前の住まいと同じ形。

「この形が使いやすいなと思って。以前の住まいはワンフロアだったのに、間仕切りがあって子どもの様子に目が届きにくかったのですが、広々としたLDKになり、家事をしながらでも子どもたちに様子に目が届きます。思い通りにできた空間で、のびのびと過ごしている家族の姿を見るとうれしくなりますね」

キッチン

こだわりのオールステンレスキッチンは、ショールームをいくつも回って決めた お気に入り

キッチン

ステンレスキッチンと相性の良い木製カウンターを組み合わせて、オリジナルデザインのキッチンが完成

夫婦で意見が分かれた際は、設計士がうまく間を取り持ってくれた

夫婦それぞれのこだわりがあって、意見が別れることもしばしばあったそう。しかし、その都度、設計士がお互いに納得できる方向に上手に誘導してくれたおかげで、自慢の住まいが完成した。

「スケルトン階段はコストが高くて、不動産関係の仕事をしている友人に相談して仕入れてもらったものを取り付けてもらいました。支給品も嫌がらずに取り付けていただけたことで、希望がかないました。私たちに明確なイメージがあったので、提案をしてもらうというよりは一緒にイメージに合うものを探してもらうという作業が多かったかな。外観は黒のガルバニウムに本当はレッドシダーを合わせたかったのですが、メンテナンスが大変でコストが高くなると教えていただき、大好きなカフェのデザインを参考に、レンガと組み合わせてコストを抑えることにしました。削れる部分は削って、コストをかける部分はしっかりと妥協をせずに気に入った空間に仕上げることができました。高過ぎないものを探すという作業自体も楽しくて、こんなふうにしたいというものが見つかったときは『やった!』って感じでしたね。夫婦で意見が分かれた際には、女性の設計士さんが間をうまく取り持ってくださったおかげで、揉めることなく最後まで楽しく家づくりができましたね」

個室

将来、自宅でエレクトーン教室が開けるよう1階奥の部屋を音楽室にした

玄関;土間

エレクトーン教室を開いた際、生徒も家族も出入りしやすいよう玄関土間はL字型に

建築会社主催の完成見学会をした際にはたくさんの人がMさんの住まいを見に来られたそうで、リビングの天井の高さと梁のデザインを気に入られる方が多かったのだとか。当初、一番気にしていた耐震面に関しては、素人ではなかなかよくわからない部分もあるためプロである建築会社の方に一任。安心して暮らせる住まいに大満足のMさん。

「解体も含めてしっかりとご提案いただけたので、デザイン面にじっくりと向き合うことができました。おかげで想定していた以上に楽しい家づくりができ、住み心地も快適です。スーモカウンターに行かなければ出会えなかった会社だったので、相談に行ってみて本当に良かったです」

取材・文/馬場敦子 写真/河原大輔

DATA

土地面積 105
延床面積 約102㎡
建築費 2000万円
間取り 4LDK
世帯構成 夫(32歳)、妻(31歳)、長男、次男

スーモカウンターで受けたサービス
カウンター店舗 スーモカウンターなんばパークス店
紹介された建築会社数 5社
受けたサービス 個別相談