マンション購入計画を中止。実家を建て替えることに
以前は近くの賃貸住宅に４年ほど住んでいたというＨさん夫妻。「賃貸住宅住まいだと、勤務先の会社から家賃補助が出ていましたが、その制度にも年齢制限がありました」
また「ローンを組める年齢などを考えたらそろそろかなと思って」マイホームを考え始めたＨさん。当初は、マンションを購入する目的でスーモカウンターに相談したのだそう。
「ファイナンシャルプランナーにも相談して、候補の物件もトントン拍子に決まり、あとは住宅ローンを借りる銀行を決めるだけ、という段階まで行きました。でも、これを何十年と払い続けるのかと改めて考えると、最後の最後で踏みきれなくて……」
マンション購入は白紙撤回。一方、夫の実家は、両親がだいぶ前に引越していて空き家の状態に。「誰も住まないなら私たちが家を建てようと話すと、親が賛成してくれました」
そして真っ先に訪れたのが、以前マンション購入を考えたときにも相談していたスーモカウンター。
「二人とも仕事をしていて忙しく、休みもなかなか合わなくて、情報収集にかけられる時間がなかったんです。今回もスーモカウンターに相談すれば、テレビCMで知っている会社以外にも、きっといい会社を紹介してくれるはずだと思って相談しました」
囲まれた敷地でも明るく広く開放的な家を目指して
建築会社を選ぶにあたって希望したのは「有名じゃなくても、地域に密着してしっかりと面倒を見てくれる優良な会社であること」。スーモカウンターからは６社紹介されたが、書類を見て３社に絞り、概算見積もりとラフプランを依頼した。
最終的に依頼した会社は「ラフプランなのに、地盤の状態まで細かく調べて、分厚いファイルの報告書をつくってきてくれたんです。何かあったときにはすぐ駆けつけられるよう、会社から半径18km以内のエリアでしか請け負わないという方針にも好感が持てました」
実はこの会社のほかにもう１社、候補として最後まで迷った会社があったそう。
「見積もりの妥当性は２社とも納得していたんですが、もう１社のほうには欲しい設備が標準で備わっていました」
電話でスーモカウンターに相談したところ、「設備だけの問題なら、料金をプラスすればもう１社でもつけられるはず。それだけでなく、プランを比べてみてください。どちらの提案がより暮らしやすさを考えられているかも大事ですよ、と言われました」
そのアドバイスを受け、プランを比較検討したところ、答えは自ずと出たというＨさん。
「私たちが伝えていた『周りが建て込んだ敷地でも、明るく広く暮らせる家に』という希望により応えてくれていたのが、この家を建ててくれた会社でした。アドバイスのおかげで、最後は迷わず決めることができたと思います」
家事がしやすく、収納が充実した家で共働きを快適に
完成したのは、１階に和室、２階にLDK、３階に寝室と浴室・洗面室がある３階建て。ふたりとも仕事をしているＨさんは、家事がしやすいプラン、設備にもこだわったという。
キッチンにはフルフラットの対面式を選び、食器洗い乾燥機も導入。「以前はカウンターを立ち上げた対面式キッチンだったのですが、フルフラットはキッチンとダイニングの距離が近くていいですね。食べ終わったら、座ったままサッと食器をキッチンに戻して、あとは食洗機におまかせ。食後、ゆっくり休むことができます」
また、収納にもさまざまな工夫が。「玄関収納は大容量のオープン収納にしたので、まだまだ余裕があります。寝室の隣のウォークインクロゼットは、動線にも工夫しました。どちらかが休みの日に、もう一方が仕事に行くときなど、なるべく音を立てずに準備ができるようにと考えて、寝室→ウォークインクロゼット→洗面室という動線にしました」
有名でなくても優良な会社を選んだことが成功のカギ
快適な住まいが完成し、大満足な新生活を送るＨさん夫妻。その秘訣のひとつは、自分たちの希望をかなえてくれる会社をスーモカウンターに紹介してもらったことだったそう。
「テレビCMなどをやっていない小さな会社は、普通に生活していたら知り得ないですし、情報収集しても優良な会社かどうかまではなかなか見極められないですよね。その点、希望を聞いた上で優良な会社を紹介してくれるというサービスはありがたかったです」
Ｈさんが思い描いていた以上に明るく広く、家事のしやすい住まいでの暮らしがスタート。共働きで忙しい毎日ながらも、家事を協力しながら快適に過ごしているという。
取材・文／前川ミチコ 写真／相馬ミナ
- DATA
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土地面積 約61㎡ 延床面積 約99㎡ 建築費 2500万～3000万円 間取り 2LDK 世帯構成 夫（40代）、妻（30代）
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンター丸の内店 紹介された建築会社数 6社 受けたサービス 個別相談
