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スーモカウンター注文住宅のサービスをご利用いただいて建てたお住まいの
実例を中心に、注文住宅のノウハウをご紹介します。

デザイン性は当然重視!その上で、ずっと先まで暮らしやすい家に

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兵庫県内の社宅住まいで転勤の可能性もあったSさんは、「いつか家を建てたいけれど、それは定年後」と考えていた。しかし、大阪北部地震を経験した際に、築50年の社宅のもろさが気になりはじめ、安心して暮らせる家への引越しを考えることに。何の準備もしていなかったところから、土地探し、会社探し、理想の家の完成までを約1年で成しとげたSさんの、家づくりストーリーをうかがった

目次

既成の家には全く心が動かず、「やはり注文住宅に」

まずは住宅展示場へ足を運んだものの、「あまりにも立派なモデルハウスは非現実的過ぎて、建売のモデルハウスは個性が無さ過ぎて。心が動かされることがなかったのです。ただその結果、『こだわりが強い自分たちには注文住宅しかない』ということがはっきりしました」とSさん。しかし、注文住宅を建てるためにはどうすればいいのか全くわからず、一歩も踏み出せない状態になっていた。

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アイアン使いがおしゃれなキッチン。ガラスとアイアンを組み合わせたオイルガードやつり戸棚はオーダーで手に入れ、シンク上のグラスホルダーはネットで探してコーディネート。このデザインを引き立てようと、奥の収納にはできるだけ主張のない扉をオーダー。冷蔵庫や家電などをすべて扉の奥に納めているので、生活感がなくすっきり

インスタグラムで見かけた、「注文住宅の無料相談」へ

ある日、家づくりの参考のためにインスタグラムを見ていた妻が、無料で相談できる窓口=スーモカウンターを発見。すぐに予約を取り、訪れた窓口で「予算内で注文住宅を建てられるか」「どんな風に資金計画を立てたらいいか」「土地探しはどうすればいいか」「建築会社はどうやって選べばいいか」と、抱えていた悩みを一気に打ち明けた。

「それまでに訪れた住宅会社では、借入可能額の上限をもとに予算が組まれて、『これだけの家が建てられます』って言われていました。そんなに借りて、そんなに大きな家でなくてもいいのでは、と不信感を抱いていたんです。でもスーモカウンターでは、マイホーム購入後のライフプランを考えて、『毎月の返済額をいくらにすれば、ゆとりをもって生活していけるか』をまず試算。本体価格以外に必要なお金も含めて資金計画を立ててくれました」

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家づくりの際に、妻が最も活用したのがインスタグラム。最新のおしゃれな事例をたくさん見て、「いいな」と思うものをどんどん採用していった。室内には、インスタグラムを参考に設計した部分がたくさんあり、洗面台もそのひとつ。営業担当者から「鏡は自分で買ったほうが安くできる」と聞き、ネットで購入し据え付けた

「こんな家がいい」と資料をつくって会社にプレゼン

資金面の不安がクリアになったSさんは、自分たちが希望する立地やスタイルに合う3社を紹介してもらった。その後、一般的には建築会社からの提案を待つことが多いが、Sさんは自ら積極的に動き出し、自分たちの希望を詳細にわかりやすくまとめて、「こんな家を建てたいんです」とプレゼンを行った。

「ここで『面倒な客だな』と思われるようならそこはやめておこうと思って。『楽しい家づくりができそうですね』と張り切ってくれる担当者、『こういうとんがった家は暮らしにくいですよ』という担当者など、反応はさまざまでした」。営業担当者の対応力や、自分たちが希望する家づくりができそうか、などを見て判断し、1社に絞り込んだ。

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2階の吹抜けに面したフリースペースは、子どもの遊び場や勉強場所、室内干しスペースにもなる、多目的空間。雨の日は室内物干しの「ホスクリーン」につるしておけばすぐに乾くそう。床を斜めにしたのは、斜め向かいの山々を見晴らせるように、との設計士さんのアイデア

おしゃれなだけでなく、今も未来も快適に暮らせる家に

理学療法士の妻にとって、家はおしゃれなだけでなく、「年をとっても安全で快適に暮らせる場所」でなければならなかった。「高齢者にやさしい家は、子どもにもやさしい家なんです」。公道から玄関まで階段をつくらずに済む土地を探し、1階だけでも生活できるように和室を用意した。また、現在は育児休職中だがいずれ仕事に復帰するときのためにも、家事が楽になる工夫をたくさん採り入れた。例えば「庭に干した洗濯物はハンガーにかけたまま、土間の隣につくったウォークインクロゼットにつるすだけ。畳まなくていいからすごく手間が減りました」

「生活感のないおしゃれな家をつくりたい、でも暮らしやすくないとダメ」が、Sさんの家づくりの大切なテーマ。おしゃれな家づくりは、インスタグラムで見つけた実例を参考に。暮らしやすい家づくりは、社宅での経験を反映した。「以前の社宅があまりに古くて不便で、DIYで手を入れながら暮らしていたんです。そのときの『こうしたい』『こんな家がいい』という思いが役に立ちました」

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客間として、子どもの遊び場として、また大容量の収納スペースとしての役割を持つ和室。子どもたちにとっては、ちょうどいい高さの作業台にもなる。シンプルなデザインだからリビングの雰囲気にもフィット

設備は施主支給、できるところはDIYで予算内に

もともとDIYが得意なSさんは、内装にも外装にも使える「ポーターズペイント」というペンキでアクセントウォールをつくりたいという夢があり、ワークショップにも参加していた。「ほかにも自分たちでやればコストダウンになる作業がないか、営業担当者に聞き、できることはすべてやりました」。照明器具をはじめ、タオルハンガーなどの小物類は自分たちで探してきたものを取り付けて、おしゃれとコストダウンを両立させた

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ななめのラインが空間にさらに広がりを感じさせる吹抜け。右手に見える階段側の壁は夫がペイント。「高さがあるので大変でしたが、自分で塗ったことで住まいにより愛着が湧きました」。左手のカーテンレールも自分たちで取り付けた

無理のない資金計画で、理想の暮らしを実現!

「設計士と営業担当者、そして私たちの好みや考え方が合っていたから、短期間でスムーズな家づくりができたのだと思います。スーモカウンターで相談していなければ出合えていなかった会社だと思うので、それもありがたかったですね」。まだ手のかかる長男を抱えながら、しかも次男の出産前後という大変な時期に家づくりが重なったSさん。暮らしやすさが格段にアップした新居で、今は子どもたちとゆったりのびやかライフを過ごしていた。

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広い庭は、夫が家庭菜園をするために、また子どもたちを遊ばせるために、どうしても欲しかったもの。「庭で遊んでくれるのが一番安心なので。これから砂場をつくる予定です」。庭仕事でドロドロになっても困らないように、勝手口に収納スペース兼用の土間をつくり、そこから洗面所に直行できる間取りにした

取材・文/伊東美佳 写真/河原大輔

DATA

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土地面積 451.16m2
延床面積 107.3m2
建築費 2286万円
間取り 4LDK +フリースペース
世帯構成 夫(30歳)妻(31歳)長男(2歳)次男(0歳)
スーモカウンターで受けたサービス
カウンター店舗 スーモカウンター阪急西宮ガーデンズ店
紹介された建築会社数 3社
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