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既成の家には全く心が動かず、「やはり注文住宅に」
まずは住宅展示場へ足を運んだものの、「あまりにも立派なモデルハウスは非現実的過ぎて、建売のモデルハウスは個性が無さ過ぎて。心が動かされることがなかったのです。ただその結果、『こだわりが強い自分たちには注文住宅しかない』ということがはっきりしました」とSさん。しかし、注文住宅を建てるためにはどうすればいいのか全くわからず、一歩も踏み出せない状態になっていた。
インスタグラムで見かけた、「注文住宅の無料相談」へ
ある日、家づくりの参考のためにインスタグラムを見ていた妻が、無料で相談できる窓口=スーモカウンターを発見。すぐに予約を取り、訪れた窓口で「予算内で注文住宅を建てられるか」「どんな風に資金計画を立てたらいいか」「土地探しはどうすればいいか」「建築会社はどうやって選べばいいか」と、抱えていた悩みを一気に打ち明けた。
「それまでに訪れた住宅会社では、借入可能額の上限をもとに予算が組まれて、『これだけの家が建てられます』って言われていました。そんなに借りて、そんなに大きな家でなくてもいいのでは、と不信感を抱いていたんです。でもスーモカウンターでは、マイホーム購入後のライフプランを考えて、『毎月の返済額をいくらにすれば、ゆとりをもって生活していけるか』をまず試算。本体価格以外に必要なお金も含めて資金計画を立ててくれました」
「こんな家がいい」と資料をつくって会社にプレゼン
資金面の不安がクリアになったSさんは、自分たちが希望する立地やスタイルに合う3社を紹介してもらった。その後、一般的には建築会社からの提案を待つことが多いが、Sさんは自ら積極的に動き出し、自分たちの希望を詳細にわかりやすくまとめて、「こんな家を建てたいんです」とプレゼンを行った。
「ここで『面倒な客だな』と思われるようならそこはやめておこうと思って。『楽しい家づくりができそうですね』と張り切ってくれる担当者、『こういうとんがった家は暮らしにくいですよ』という担当者など、反応はさまざまでした」。営業担当者の対応力や、自分たちが希望する家づくりができそうか、などを見て判断し、1社に絞り込んだ。
おしゃれなだけでなく、今も未来も快適に暮らせる家に
理学療法士の妻にとって、家はおしゃれなだけでなく、「年をとっても安全で快適に暮らせる場所」でなければならなかった。「高齢者にやさしい家は、子どもにもやさしい家なんです」。公道から玄関まで階段をつくらずに済む土地を探し、1階だけでも生活できるように和室を用意した。また、現在は育児休職中だがいずれ仕事に復帰するときのためにも、家事が楽になる工夫をたくさん採り入れた。例えば「庭に干した洗濯物はハンガーにかけたまま、土間の隣につくったウォークインクロゼットにつるすだけ。畳まなくていいからすごく手間が減りました」
「生活感のないおしゃれな家をつくりたい、でも暮らしやすくないとダメ」が、Sさんの家づくりの大切なテーマ。おしゃれな家づくりは、インスタグラムで見つけた実例を参考に。暮らしやすい家づくりは、社宅での経験を反映した。「以前の社宅があまりに古くて不便で、DIYで手を入れながら暮らしていたんです。そのときの『こうしたい』『こんな家がいい』という思いが役に立ちました」
設備は施主支給、できるところはDIYで予算内に
もともとDIYが得意なSさんは、内装にも外装にも使える「ポーターズペイント」というペンキでアクセントウォールをつくりたいという夢があり、ワークショップにも参加していた。「ほかにも自分たちでやればコストダウンになる作業がないか、営業担当者に聞き、できることはすべてやりました」。照明器具をはじめ、タオルハンガーなどの小物類は自分たちで探してきたものを取り付けて、おしゃれとコストダウンを両立させた
無理のない資金計画で、理想の暮らしを実現!
「設計士と営業担当者、そして私たちの好みや考え方が合っていたから、短期間でスムーズな家づくりができたのだと思います。スーモカウンターで相談していなければ出合えていなかった会社だと思うので、それもありがたかったですね」。まだ手のかかる長男を抱えながら、しかも次男の出産前後という大変な時期に家づくりが重なったSさん。暮らしやすさが格段にアップした新居で、今は子どもたちとゆったりのびやかライフを過ごしていた。
取材・文/伊東美佳 写真/河原大輔
- DATA
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土地面積 451.16m2 延床面積 107.3m2 建築費 2286万円 間取り 4LDK +フリースペース 世帯構成 夫(30歳)妻(31歳)長男(2歳)次男(0歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンター阪急西宮ガーデンズ店 紹介された建築会社数 3社 受けたサービス 個別相談