本体価格以外に必要なお金の額を聞いてびっくり!
結婚後の11年間、夫が独身時代に買っていた都心のマンションに住んでいたIさん夫妻。「60㎡弱のマンションは、子どもたちが大きくなるにつれ手狭になってきて。ローン完済を機に、一戸建て購入を考え始めました。子どもたちがこれから小学校に入ることを考えると、共働きの私たちにとっては妻の実家近くがベストだと考え、交野市限定で土地を探すことに」。しかし、売り土地があまり出ないエリアだったために、なかなかいい物件に巡り合えませんでした。そんなある日、「SUUMOのホームページで良さそうな土地を見つけて。とりあえずスーモカウンターに相談に行ってみよう、ということになりました」
「思い通りの家を建てたいから、注文住宅で!」と考えていたIさん夫妻でしたが、「そもそも自分たちで土地を買って、家を建てることが本当にできるのだろうか」と、不安もあったそうです。スーモカウンターでは、「すごく中立的な立場で、全体的なスケジュールや予算の立て方や会社選びについて教えてくれて。一番勉強になったのは資金計画の立て方。『本体価格以外にも結構な額のお金が必要になります。びっくりしないで下さいね』と予告されてから聞いたのに、諸経費の額には本当にびっくり。資金計画を一からやり直すことになりました」。
アドバイスをもらいつつ2年以上かけてじっくり家づくり
スーモカウンターで資金面の不安がクリアされた後は、本格的に家づくりをスタート。紹介してもらった5社と交渉を始めたところ、思っていた以上に土地代にコストがかかることが判明。再び予算を見直すことになり、2カ月後にスーモカウンターを再訪問。当初紹介されたよりもローコストで建てられる会社を追加で2社紹介して貰いました。
各社のプランが出そろった2カ月後にスーモカウンターから状況確認の電話があり、「そろそろ絞り込んだほうが選びやすくなりますよ。断るのはこちらでやりますので」とのアドバイスが。絞り込み方がわからず、もう一度スーモカウンターを訪問。主に予算面で7社から3社に絞り込み、3社からより詳しいプランを出して貰って、じっくり比較検討し始めました。
自分たちでも間取りを考え続けていた半年後に、スーモカウンターから「希望の完成時期から考えると、そろそろ1社に決めたほうがいいかもしれませんね」との電話が。長男の小学校入学前の転居を目指していたため、翌月には2社に絞り込み。5カ月後に「自分たちの希望に、より柔軟に対応してくれる会社を選びました」。
家を建てようと思ってから完成まで2年8カ月。スーモカウンターとの付き合いも2年5カ月に及びました。「個別相談に3回行き、折々には電話やメールで進捗状況やアドバイスをしてくれて、とても頼もしかったです」
家づくりと並行して「整理収納アドバイザー」の勉強も
共働きで日々忙しく過ごすIさん夫妻が、間取りを考える際に最も重視したのが「生活動線をスムーズにすること」でした。水まわりはできるだけまとめて、動線は回遊型に、設備は必要な場所に用意を徹底。「浴室と洗面室の間に脱衣室をつくったのは、誰かが入浴している間も洗面室を使えるように。2階にも洗面台をつくったのは、共働きだとどうしても朝の支度時間が重なって渋滞するから」。自分たちの暮らし方をしっかり見極め、それに合った間取りを考えて、快適な住まいを手に入れました。
家づくりの勉強をはじめると同時に、「せっかくだから」と、妻は『整理収納アドバイザー』の勉強を開始。家が完成する前に、見事に1級の資格を取得しました。専門知識を反映した家には、収納スペースが必要な場所に必要なだけ取られ、使いやすい工夫がいっぱい。今後はこの家で、実践とさらなる勉強を続ける予定です。
取材・文/伊東美佳 写真/杉浦幹雄
- DATA
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土地面積 約126㎡ 延床面積 約111㎡ 建築費 約2000万円 間取り 2LDK 世帯構成 夫(40代)、妻(40代)、長男(6歳)、長女(4歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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