「家を建てる」でネット検索し、スーモカウンターを発見
お互いがケーキ職人として働いていたときに出会ったふたり。「いつかは自分たちの店を出そう」という夢を持って結婚しました。当時住んでいたのは、街中の幹線道路沿いに建つマンション。「ふたりとも一戸建てで育っていたので、『マンションはあくまでも仮の住まい。いつかは一戸建てに住むもの。そして、店を出すなら店舗兼用住宅で』と思っていました」。その夢がいよいよ動き出すことになったのは、消費税増税がきっかけでした。
「でも、家づくりに関しては何の知識もなくて。とりあえず『家を建てる』でネット検索。最初に出てきたSUUMOのサイトを見ていて、スーモカウンターを発見。相談ができることを知り、すぐに予約を入れました」と夫。
「自己資金は約100万円」でも資金計画には余裕が欲しい
当時は長男の誕生直後だったので、まずは夫がひとりでスーモカウンターを訪問。「家づくりの流れや資金計画について、一通り説明してもらいました。一番聞きたかったのはやはり資金計画について。それまでにも、ネットでシミュレーションは何度かしていたので、今の給与で計算すると借入金の上限が土地代込みで3500万円になることは分かっていました。でも、ゆとりのあるローンを組みたかったので、『自己資金は100万円程しかないけれど、できるだけ無理のない資金計画を立てたい』と相談。担当者がゆとりのあるシミュレーションをしてくれて、『それなら3200万円前後でどうですか』とのこと。その金額で進めていくことになりました」
中古リノベーションも考えたが「やっぱり新築!」
当初は、それまで住んでいた大阪市内で店を出したいと考えていたMさん。しかし、3200万円の予算では、大阪市内で店舗兼用住宅を新築できないことは理解していたそう。中古住宅を買ってリノベーションすることも考えて、スーモカウンターでは、新築と中古の両方を扱っている会社を4社紹介して貰うことにしました。ちょうど同じころに、妻の実家がある奈良県大和高田市で家を建てた知人からも2社紹介して貰い、合わせて検討することにしました。「でもそちらは何となく話がかみ合わなくてお断りすることに。結局、スーモカウンターで紹介して貰った会社のうちの1社で建てることにしました」。キッチンに特にこだわりのあったふたりにとっては、主婦目線を持つ女性担当者と話が合ったことが何よりの決め手になったそう。打ち合わせをするうちに、「せっかくなら新築がいい」「妻の実家近くなら何かと助けてもらえるし、新築でも予算内で建てられる」と、大和高田市で店舗兼用住宅を新築することにしました。
注文住宅を建てるのなら、思う存分好きなようにしよう!
「マイホームを持つなら絶対に一戸建て、と決めていましたが、それは普通の建売だとなんとなく思っていたんです。でも、店舗兼用住宅なら自然と注文住宅になりますよね。だったら思い切り好きなようにしよう!って」。ふたりで間取りやインテリアのアイデアを出し合って、夫が間取りシミュレーションアプリの3D画像で確認しながら、プランニングを進めていきました。
「打ち合わせに行ってから間取りづくりをスタートすると時間がかかります。だから、打ち合わせに行くときには、いつも事前に間取りをつくっておくようにしました。おかげで間取りが決まるのは早かったですよ。ほぼ、アプリの3Dそのままの家になりました」と夫。
「キッチンにはかなりこだわりました。最初は対面式で考えましたが、スペースを少しでも広く使いたいから壁付けに。その前には、作業台と収納とカウンターを兼ねた大きめのダイニングテーブルを造作しました。配膳作業がほぼ要らないし、すごく使いやすいですよ。子どもに何かさせるときも便利です」と妻。
「生活スペースが2階に集中した間取りは、ある意味マンションみたいで暮らしやすいです。静かで開放感があって、気持ちが良くて。建ててよかったです」と大満足のふたり。ケーキ店の開店準備も一層はかどりそうです。
- 取材・文/伊東美佳 写真/杉浦幹雄
- DATA
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土地面積 約151㎡ 延床面積 約120㎡ 建築費 2300万円 間取り 4LDK 世帯構成 夫(34歳)、妻(30歳)、長男(2歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンター梅田店 紹介された建築会社数 4社 受けたサービス 個別相談