築30年以上の2DKアパートで暮らしていた愛知県のTさんファミリー。分譲住宅の購入を考えていた時、「うちの土地に建てたら?予算をまるっと建物に充てれば、もっといい家ができる」という両親の提案で、実家に隣接する約27坪の土地を譲り受け、マイホームを完成させました。
家づくりの知識とアドバイスを求めてスーモカウンターへ
Tさん夫妻がスーモカウンターを訪れたのは、2023年6月のこと。
「最初はYouTubeなどで住宅会社のことを調べていましたが、家づくりに関してまったく知識がなかったので、細かく話を聞きたくて。スーモカウンターなら、客観的にアドバイスもしてくれそうなので、自分たちの中でどの会社が気になっているかなども伝えて相談しました」
実家に隣接する約27坪の敷地に家を建てることは決まっていたTさん。「私も妻もこだわる性格なので、できる限り自由度の高い会社がいいなと思っていました」と振り返る。
家づくりで一番に重視したのは、限られた敷地でも広さを確保すること。「できるだけ柱や梁がない家がいい」「木が好きなので無垢床を取り入れたい」「車2台分の駐車スペースがほしい」などの要望を伝えたそう。
理想のイメージと予算に合う建築会社として、アドバイザーから提案されたのは4社。実際に話を聞いて比較検討したいと考えたTさん夫妻は、その場で面談の予約を組み、翌週から各社のモデルハウス見学へ。3週間後には、木の魅力を活かしつつ耐震性と開放感あふれる空間を両立するハウスメーカーと、重量鉄骨構造で広々とした空間づくりの実績が豊富な建築会社の2社に絞り込むなど、スピーディーに進んでいった。
より安心な構造にこだわりながら遊び心あふれる家に
間取りの自由度に加え、地震などの際に安心できる構造の強さも重視していたTさん。
「3階建てにするつもりで、各社に家づくりのプランと見積もりを提案いただきました。27坪の狭い土地で駐車スペースも確保するには、2階以上が張り出すオーバーハングが私たちにとってはベストだと思ったんです。そうなると、木造よりも鉄骨の方がより強く、もしもの時も安心だと感じました」
家づくりを託す会社はすぐ決まったものの、プランニングについては、2カ月近くかけてじっくりと吟味。オーバーハングで広さを確保した2階にLDKを配置し、キッチンから全体を見渡せる開放的な間取りに。他にも、テレビボードの裏側をヌックにしたり、キッチンの背面にカウンターと棚を設けてワークスペースにしたり。「階段に座って本を読みたい」という妻の希望で、どこに居ても快適に過ごせるように全館空調システムも採用。限られた空間を上手に活かしながら、遊び心あふれる住まいに仕上げた。
家事ラクを追求し、バスルームと脱衣室、ランドリールームを1階にまとめたのもポイントのひとつ。家族が増えた時のことを考え、3階にはウォークインクローゼット付きの主寝室のほか、子ども室として使える和室と洋室が1部屋ずつある。
「鉄骨構造にしたことで、壁を取り払い、空間を広くすることもできました。建築会社の担当者が私たちの好みやライフスタイルを踏まえ、手洗いスペースや収納をこうすれば、もっと使いやすくなると、細かく提案してくれたのも良かったです。おかげで住みやすい家をカタチにすることができました」
全館空調などの設備も妥協せず、快適な暮らしを実現
4カ月の施工期間を経て、2024年4月に完成した新居の住み心地について聞くと、「実際に住むまで、3階建ては階段移動が大変かもと思っていましたが、ほとんどの時間を2階で過ごしているので不便さを感じることはありません。LDKもお風呂もトイレも広々としていて心地いいです」(妻)
「設備も妥協しなかったため、これ以上ない満足度です。家の中に温度差がない全館空調システムが想像以上に良かったんです。我が家はオール電化ですが、太陽光発電で日中の電力を賄えるので、真夏でも光熱費は1万円ちょっとに抑えられています」(夫)
家づくりを振り返り、「スーモカウンターで、自分の希望を伝えることで見えてくるものがありました。建築会社がいま開催しているイベントや割引情報なども即座に出していただけたので、本当にありがたかったです。おかげで効率的に家づくりができました」とのこと。
毎日、家に帰るのが楽しみになったというTさん夫妻。笑顔いっぱいの暮らしが末長く続いていくだろう。
取材・文/木根和美 写真/本美安浩
- DATA
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土地面積 89.00㎡ 延床面積 112.38㎡ 建築費 4000万円台前半 間取り 4LDK 世帯構成 夫(30代)妻(30代) 長女(保育園児)
- スーモカウンターで受けたサービス
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