マイホームを持つことに決めて、いざ家づくりをスタートしようとしても、何から手を付けたらいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。そこで、注文住宅で後悔しないため、家づくりの流れやこだわりポイントなどを紹介します。
家づくりの基本 大事なこと、大切なことは?
家づくりにはさまざまな工程があり、やらなければならないこと、決めなければならないことが山ほどあります。その中でも、家づくりの基本として、特に大事なことや、気を付けておきたいことを紹介します。
家づくりの目的を意識する
まず意識してほしいのは、家づくりの目的です。なぜ家づくりをしようと思ったのか、または家づくりしなければいけないのかを改めて整理しましょう。
その上で、その目的をクリアするための家とは、どのような家なのかをイメージすることが大事です。
小さい子どもがのびのび育つ家にしたいなら、家族同士のコミュニケーションが自然と取れるような家や、リビングやバルコニーで一緒に遊べるような家がいいかもしれません。また、高齢の親世帯と同居するための家ならば、なるべく身体に負荷のかからないように親世帯のスペースは1階にしたり、車いすでも利用できるよう廊下やトイレの幅を広くし、段差が少ない家を検討するといいでしょう。
ライフスタイルを確認する
家族のライフスタイルを確認することも大事です。平日昼間も在宅勤務などで家にいることが多いのか、友達を大勢呼ぶのが好きなのか、アウトドアが好きかなど、人それぞれのライフスタイルによって家に求めるものが変わるため、ライフスタイルを確認して、新しい家でどのような暮らしがしたいのかをイメージしましょう。
家づくりの基本 注意点、気を付けること
土地選び
家づくりにおいて、気を付けることは多くありますが、特に気を付けたいのが土地選びです。
建て替えや相続などで既に土地が決まっている場合は別ですが、家づくりを土地探しから始める場合は、理想の暮らしができる家を建てられる土地を選ぶ必要があります。
土地の広さ、最寄駅、駅からの距離、周辺環境、法規制、そして価格など、土地選びにはさまざまな視点があるため、優先順位を付けて、なるべくイメージした暮らしにふさわしい土地を選ぶことが肝心です。
依頼先選び
土地選びと並んで気を付けたいのが、依頼先選びです。
注文住宅の依頼先としては、ハウスメーカー、設計事務所、工務店などがありますが、依頼先ごとに得意な工法やデザインテイストが異なります。
ハウスメーカーは、総合住宅展示場やテレビCMで見かける機会が多いため、認知度は高いでしょう。各ハウスメーカーが得意な工法に独自の名称を付けてシリーズ展開しており、安定した品質が強みですが、基本的に得意な工法以外は扱っていません。また、宣伝費など間接経費がかかるため価格は割高になる傾向があります。
設計事務所は、自由な設計力やアイデアが魅力です。実際の施工を担当する工務店とタッグを組むケースが多く、施主側に立って工事監理、チェックをしていきます。
工務店は比較的地域密着型のため、地域の事情を理解して提案してくれたり、要望にきめ細やかに対応してくれるでしょう。ハウスメーカーのように展示場を持たず、商品開発などにコストがかからない分、建築費を比較的抑えることができます。また、地域に根ざしているので、何かあった場合にはすぐに駆けつけてくれる良さもあります。
家づくりの流れは?
次に、家づくりの流れについて見ていきます。
家づくりにはさまざまな工程がありますが、おおよその流れは次の通りです。
準備・計画 | 1.情報収集 2.アイデアメモの作成 3.家づくりセミナーの活用 4.プランニングシートの作成 5.個別相談 6.補助金や減税制度の確認 7.ローンシミュレーション 8.資金計画・予算確保 |
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調査・設計 | 9.土地探し 10.土地の購入申し込み 11.住宅ローンの検討と事前審査 12.建築依頼先選び 13.工事や土地の契約 14.地盤調査・地盤改良 15.仕様や間取りのプランニング 16.基本設計 17.実施設計と見積もり 18.建築確認申請 |
契約・手続き | 19. 工事請負契約(設計事務所に依頼した場合) 20. 住宅ローン申請 21. 近隣への挨拶 |
工事 | 22. 着工・地鎮祭 23. 本体工事・付帯工事 24. 外構工事 |
竣工・検査 | 25. 社内竣工検査 26. 完了検査 27. 引き渡し |
完成 | 28. 登記・住宅ローン正式契約 29.引越し・近隣への挨拶 |
それぞれの工程について、詳しく見ていきましょう。
準備・計画
1.情報収集
SUUMOのような不動産総合サイトや、住宅雑誌、SNS、住宅展示場などで情報収集をして、理想の住まいのイメージを固めていきます。
2.アイデアメモの作成
情報収集の過程で気になったものや、参考にしたい事例をアイデアメモとして残しておくと、より具体的なプランの段階で活用できます。
3.家づくりセミナーの活用
スーモカウンターなどで開催している家づくりセミナーを活用するのもいいでしょう。家づくりの基礎知識が学べる上、さまざまな疑問にも答えてもらえます。
4.プランニングシートの作成
どんな家にしたいかをイメージし、アイデアメモを参考にしながら、具体的な家のプランを考えていきます。
家族ひとり一人のライフスタイルや、こだわりのポイント、家に求める性能、希望の間取りなどを書き込んでいきます。
5.個別相談
スーモカウンターなどで開催している個別相談サービスを利用すれば、より具体的な家づくりに関する相談ができます。
6.補助金や減税制度の確認
2022年9月現在、住宅の新築にあたっては、国や自治体からさまざまな補助金・給付金や税優遇が得られます。国や自治体のサイトなどを確認して、どのような条件でどのような優遇が受けられるのかをチェックしておくと、家づくりの仕様を決めるときの参考になります。
2022年現在利用できる補助金について詳しくはこちら
→【2022年度版】住宅購入や建築の住宅補助金、減税、住宅ローン補助はどのようなものがある?
7.ローンシミュレーション
Web上で簡単にローンシミュレーションができるサイトがあります。そういったサイトを利用して、おおよその支払額や購入可能額の目安を調べておくといいでしょう。
8.資金計画・予算確保
家計の状況をチェックして、ローンシミュレーションなどを活用しながら、頭金や月々の支払額を計画していきます。必要な予算についても確保しておきます。
親や祖父母から、贈与というかたちで資金援助を受ける場合は、「相続時精算課税制度」や「住宅取得等資金の贈与税の非課税の特例」(適用期間が令和3年12月31日から令和5年12月31日までに延長されました)を利用すると、税優遇を受けられることがあります。
どのような条件で制度が適用されるのかなど情報収集して、詳しく知りたい場合は税理士やファイナンシャル・プランナーに相談するといいでしょう。
「相続時精算課税制度」や「住宅取得等資金の贈与税の非課税の特例」について、詳しくはこちら
→相続時精算課税制度とは?どんな手続きが必要?メリット・デメリットは?
調査・設計
9.土地探し
不動産情報サイトなどを使って希望条件に近い土地を探します。気になる土地が見つかったら、実際に現地に行き、敷地の高低差、道路との関係、方位、通風、騒音、周辺環境などをチェックしましょう。
土地選びにあたっては、用途地域や建ぺい率、容積率、高さ制限、斜線制限、道路との関係などによって、建てられる建物の広さや大きさ、形が変わる可能性があります。
なお、測量図がなかったり、隣地との境界がはっきりしない土地は、売主に頼んで測量図を作成してもらいましょう。
10.土地の購入申し込み
購入したい土地が決まったら、土地の売主に購入を申し込みます。
11.住宅ローンの検討と事前審査
住宅ローンの借入先を検討し、事前審査を申し込みます。金融機関によって金利や借入の条件が異なりますので、無理なく返済できる借入先を選びます。
また、建物と一緒に土地の代金も住宅ローンで借りる場合、建物のラフプランと概算見積もりも必要になります。
住宅ローンの選び方について、詳しくはこちら
→住宅・家購入におけるローンの選び方・基礎知識
12.建築依頼先選び
ハウスメーカー、設計事務所、工務店のどこに依頼するか、さらにどの会社に依頼するかを検討します。依頼先の候補探しには、スーモカウンターのようなサービスを利用するのもいいでしょう。
ある程度候補を絞ったら、家のラフプランと概算見積もりを依頼して、比較検討します。
13.工事や土地の契約
土地の売買契約、工事請負契約(設計事務所に依頼する場合は設計監理契約)を結びます。
【費用のポイント】
・土地は売買契約時に手付金、契約後3カ月以内に残金支払い
・設計料着手金支払い。ハウスメーカーの場合は工事費の1~2%、設計事務所の場合は設計料の20~30%が目安
14. 地盤調査・地盤改良
購入した土地の地盤調査を行い、問題があれば地盤改良工事を行います。
15. 仕様や間取りのプランニング
要望や立地条件、予算などを基に仕様や間取りのプランニングを行います。何回か打ち合わせを重ね、基本設計につなげていきます。
16. 基本設計
配置図・平面図・立面図・断面図などの設計図書が作成されます。
17. 実施設計と見積もり
各部の詳細設計や構造設計を行います。設備機器やインテリアなどの仕様も、この段階でほぼ決定し、詳細な見積もりが決まるため、予算オーバーの場合は最終調整を行います。
18. 建築確認申請
建物の設計が建築基準法に違反していないか、役所や専門機関に必要書類を提出して審査を受けます。申請は設計事務所やハウスメーカーが施主に代わって行います。
契約・手続き
19. 工事請負契約(設計事務所に依頼した場合)
設計事務所に依頼した場合は、この段階で施工会社を最終決定し、工事請負契約を結びます。
20. 住宅ローン申請
設計プランが具体的に決定したら、住宅ローンを申請します。
21. 近隣への挨拶
工事の着工前に近隣に挨拶しておきます。騒音や工事車両が原因でご近所トラブルにならないよう、気を配ることが肝心です。
工事
22. 着工・地鎮祭
工事を開始します。一般的には工事安全を祈願する地鎮祭を行います。
【費用のポイント】
・工事着手金(工事金額の20~30%)支払い
23. 本体工事・付帯工事
基礎工事や躯体工事などの本体工事、および仮設工事や配管工事などの付帯工事を行います。
【費用のポイント】
・工事費の一部支払い:約30%
24. 外構工事
本体工事が完了すると外構工事に入ります。塀やフェンス、門扉、玄関アプローチ、植栽などを整備します。
竣工・検査
25. 社内竣工検査
工事責任者と設計者、施主が立ち会い、最終検査を行います。不具合があればここで指摘して、補修・改善工事を行います。
26. 完了検査
完成した家が建築確認申請した図面通りか、建築違反がないかなどを審査機関が検査します。問題がなければ検査済証が発行され、住宅ローンが借りられるようになります。
27. 引き渡し
「建物引渡し確認書」に署名・捺印し、鍵や保証書、説明書等の書類を受け取ります。また、電気やガス、通信などの開設手配を行います。
【費用のポイント】
・工事費・設計費用の残金支払い
完成
28. 登記・住宅ローン正式契約
司法書士に依頼するなどして、不動産登記を行います。また、管轄の自治体に住居表示を申請します。
住宅ローンの正式契約には、抵当権設定登記も必要です。
29.引越し・近隣への挨拶
新居へ引越しを行います。引越し後は速やかに近隣へ挨拶に回ります。
家づくりのこだわりポイント
家づくりのどこにこだわるかは、家族ひとり一人のライフスタイルや、理想の暮らし方によります。ここでは、こだわりポイントとして代表的なものを紹介します。
住宅性能
住宅性能とは、一般的に断熱性や耐震性、防音性などの住宅の基本性能のことを指します。「断熱性が高い家」「耐震性が高い家」など、住宅性能は家づくりの重要なこだわりポイントになります。
住宅性能には、「住宅性能表示制度」という専門機関による客観的な評価制度もあり、次の10分野で住宅性能が評価されます。
【日本住宅性能表示基準の10分野】
1.構造の安定に関すること
2.火災時の安全に関すること
3.劣化の軽減に関すること
4.維持管理・更新への配慮に関すること
5.温熱環境に関すること
6.空気環境に関すること
7.光・視環境に関すること
8.音環境に関すること
9.高齢者等への配慮に関すること
10.防犯対策に関すること
住宅性能表示制度について、詳しくは国土交通省のサイトをご覧ください
→住宅の品質確保の促進等に関する法律
構造・工法
住宅の構造・工法には大きく分けて木造軸組工法(在来工法)、木造枠組壁工法(2×4工法)、鉄骨造、RC造(鉄筋コンクリート造)、プレハブ工法があります。
それぞれ次のような特徴があり、ハウスメーカーや工務店によっては一部の構造・工法しか扱っていないこともあります。
木造軸組工法(在来工法)の特徴
デザインや間取りの自由度が高く、変形敷地や狭小地にも対応しやすい工法です。窓やドアなど開口部を大きく自由に設けることができ、増改築もしやすいという特徴があります。
木造枠組壁工法(2×4工法)の特徴
六面体で支える箱型構造のため、耐震性に強い工法です。構造体に隙間がないため、気密性、断熱性、防火性に優れているなどの特徴があります。
鉄骨造の特徴
鉄骨の種類によって軽量鉄骨造と重量鉄骨造があります。木造に比べて柱の本数が少なく済むため、大空間をつくることができますが、基礎工事費が高いので建築コストは高くなります。
RC造(鉄筋コンクリート造)の特徴
ラーメン構造のものと壁式構造のものがありますが、住宅に多いのは壁式構造です。耐火性、耐震性、気密性、遮音性、断熱性に優れているなどの特徴があります。ただし、工期が長く、建築コストも高めです。
プレハブ工法の特徴
あらかじめ工場で生産された柱や壁、梁などの部材を建築現場で組み立てる工法です。
プレハブ工法は、さらに鉄骨系、木質系、コンクリート系、ユニット系と、大きく4つに分けられます。
品質が安定しており、工期も比較的短いのが特徴ですが、一定の寸法(モジュール)で部材が規格化されているため、他の工法に比べて間取りの自由度が劣り、変形地には向きません。
住宅の構造・工法について、詳しくはこちら
→ハウスメーカーを決める前に、検討すべき家の構造・工法とは
外壁・外観デザイン
建物の外観も、家づくりのこだわりポイントになります。和モダン、ナチュラル、北欧風など、外観のデザインテイストにこだわって、自分好みの家をつくっていくのは楽しいものです。
また、外観の印象を決める要素のひとつに外壁があります。代表的な外壁としては、主にサイディング(窯業系、金属系、木質系、樹脂系)、ガルバリウム鋼板、塗り壁、コンクリート打放しなどがあります。
外壁は、外観の印象だけではなく、断熱性や遮音性などの機能性にも影響しますので、それぞれの特徴を把握した上で、選ぶといいでしょう。
外壁について、詳しくはこちら
→外壁の種類とそれぞれの特徴は? 種類別のメリット・デメリットを紹介!
内装
外観と同じく内装も家づくりの大事なこだわりポイントです。外観に好みのデザインテイストを選んだら、内装も同じデザインテイストに統一することが多いでしょう。
内装の中でも床は面積も大きく、室内の印象を左右します。
床材にはさまざまな種類がありますが、代表的なものはフローリングです。フローリングを天然木の一枚板を使った「無垢フローリング」にするのか、基材の表面に天然木の板を張った「複合フローリング」にするのか、木の色、樹種などによっても趣が変わります。
床材以外にも、壁、天井、建具など、内装にはこだわりポイントが数多くあります。
床材について、詳しくはこちら
→床材の種類と特徴は? 部屋ごとにおすすめの床材を紹介!
間取り・動線計画
家づくりにあたり、何LDKにするのか、リビングは何畳で1階と2階どちらに配置するのかなど、間取りは大事なこだわりポイントです。
また、家族ひとり一人が日々の生活でする動き(生活動線)や、家事をするときの動き(家事動線)を整理して、暮らしやすく家事のしやすい動線を計画することも大事です。
動線のいい間取りをつくるには、家族の一日の動きを図面に描き込み、行き来しにくいところ、外出時や来客時に動線がぶつかるところなどをチェックすること。家事動線は、何をどんな順序で、いつ行うかなどにより変わります。洗濯物をどこで干し、収納するかも考えて計画しましょう。
収納
収納をどこにどれくらい設けるのかも、大事なこだわりポイント。収納が不足していると、散らかりやすく、不便で生活しにくい家になってしまいます。
収納の奥行きは深すぎても無駄になるので、本= 15cm、衣類= 60cmなどモノに合わせた設計にするといいでしょう。持ち物の量を把握した上で、子どもが成長したときのことを想像して、ゆとりを持って収納を確保します。モノを使う場所の近くに収納場所をつくることも重要です。
キッチンなどの設備
キッチンやお風呂、トイレなどの住宅設備もこだわりポイントです。
これらの設備は、日々新しい機能のものが発売されていますので、最新機能をチェックしておくといいでしょう。
住宅設備の中でも、キッチンは利用頻度が高く、使用時間も長いため、特にこだわりたいポイントです。
キッチンには、ペニンシュラ型、アイランド型、1列型、L字型などのレイアウトや、リビング・ダイニングとつながったオープンキッチンか、キッチンだけ独立したクローズキッチンかなど、種類が豊富で選ぶ視点も多様です。
さまざまなキッチンの中から、自分にとって使いやすいキッチンを選びましょう。
キッチンについて、詳しくはこちら
→キッチンはどう選ぶ?レイアウト、素材、開放感などによるキッチンの種類と特徴を紹介
家づくりスケジュール表
先に紹介した家づくりの流れに沿って、家づくりスケジュール表を作成しました。家づくりにかける時間は人によっても異なるので、あくまで参考程度ですが、目安としてください。
家づくり チェックシート
「家づくりチェックシート」を作成しました。家づくりをスタートするにあたり、このチェックシートを使って、自身の希望やこだわりを整理しましょう。
※絶対に譲れない条件にチェック!
1.予算
□土地の予算: 円以内
□建物の予算: 円以内
2.土地選び
■立地条件・利便性
□土地の予算: 円以内
□職場などとの距離 約( )分以内
□希望の沿線や最寄駅 ・沿線: ・最寄駅:
□最寄駅までの距離 約( )分以内
□商業施設や医療機関との距離 約( )分以内
□静かな環境
□子育て環境良好
□治安良好
■土地の条件
□敷地面積: ㎡・坪 以上
□建ぺい率: % 以上・以下
□容積率: % 以上・以下
□用途地域:
□防火地域、準防火地域
□接道義務(セットバック)
□(私道の場合)道路の位置指定
□整形地
□角地
□道路付け:東道路・南道路・西道路・北道路
□隣地境界線が明確
□インフラ工事が住宅前まで完了済
□道路や隣地との高低差(擁壁工事が必要になる場合も)
□日当たり
□風通し
□ハザードマップ
□浸水想定区域外
□洪水
□津波
□固い地盤
□土砂災害
□その他のこだわり( )
3.家づくり
■必要な面積や間取り、階数など
□延床面積: ㎡・坪 以上
□間取り: ・1K/DK/LDK ・2K/DK/LDK ・3K/DK/LDK ・4K/DK/LDK ・5K以上
□リビング・ダイニングの広さ: 畳以上
□キッチンの広さ: 畳以上
□主寝室の広さ: 畳以上
□子ども部屋の数と広さ: 部屋 × 畳以上
□収納広め
□階数:平屋・2階建て・3階建て・4階建て以上
□2世帯・3世帯住宅
□賃貸併用住宅・店舗併用住宅
■デザインテイスト、外観・内装・設備のこだわり
□デザインテイスト:・シンプルモダン・和モダン・和風・ナチュラル・リゾート・サーファーズハウス・インダストリアル・コンクリート・カントリー・ログハウス・ヴィンテージ・ヨーロピアン・北欧風・木の家・カフェ風・輸入住宅・ホテルライク・その他( )
□外壁: ・サイディング(窯業系、金属系、木質系、樹脂系)
・塗り壁 ・モルタル吹付 ・ガルバリウム鋼板
・ALC ・タイル ・板張り ・コンクリート打ち放し ・その他( )
□内装のこだわり:( )
□住宅設備のこだわり:( )
■外回り・エクステリア
□庭付き: ㎡・坪 以上
□駐車場: 台分
□ガレージ □インナーガレージ □カーポート □カースペースがあればよい
□自転車置き場: 台分
□屋上付き: ㎡・坪 以上
□デッキ・テラス・バルコニー: ㎡・坪 以上
□門 □塀 □フェンス
□その他のこだわり:( )
家づくりで後悔しないためのポイントは?
家づくりは、決めなければならないことが数多くあるため、わからないこと、迷ってしまうことが多々あると思います。
まずは、家づくりの目的を意識すること、その上で自分たち家族が暮らしやすい家とはどのような家なのか、情報収集をしながらイメージを固めていってください。
多くの場合、限られた予算やスケジュールの中で家づくりを進めることになると思います。自分たちにとって何が大切なのか、こだわりポイントはどこかを考えて、メリハリを付けて家づくりに取り組むとよいでしょう。
スーモカウンターに相談してみよう
「どうやって進めたらいいのかわからない」「家づくりの基本を知りたい」住まいづくりにあたって、このような思いを抱いているなら、ぜひスーモカウンターに相談を。スーモカウンターでは、お客さまのご要望をお聞きして、そのご要望を叶えてくれそうな依頼先を提案、紹介します。
無料の個別相談のほか、「はじめての注文住宅講座」や「ハウスメーカー・工務店 選び方講座」など、家づくりの段取りや、会社選びのポイントなどが学べる無料の家づくり講座も利用できます。ぜひお問い合わせください。
●監修
佐川 旭さん
佐川旭建築研究所代表。一級建築士、インテリアプランナー。間取り博士とよばれるベテラン建築家で、住宅だけでなく、国内外問わず公共建築や街づくりまで手がける。
取材・文/福富大介(りんかく) イラスト/青山京子