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子ども用のDVDやおもちゃがあって助かりました
新居を建築中に次男が生まれ、現在は団体職員の夫(34歳)、妻(35歳)、そして二人の子どもの4人暮らし。
0歳の次男はぐずりもせず大人しい一方で、2歳の長男は元気な盛り。「チチ、あれとって」「ハハ、こっちきて」とよく喋ります。パパ、ママではなく、チチ、ハハと呼ぶのが微笑ましい限り。
その長男を連れて2017年4月にスーモカウンターを訪れたときのことについて、妻はこう振り返ります。
「子育てをしながら自分たちだけで建築会社を絞り込むのは無理だと思ったので、もうスーモさんに頼ろうと。小さい子ども連れは厳しいかなと心配でしたが、おもちゃがあったり、DVDが流れていたりと、この子も大人しくしてくれて助かりました」
“金額的にちょっと頑張る”プランを選択
アドバイザーにおおよその予算を伝えると、「金額的にちょっと頑張るか、安泰なレベルで落ち着くかの2パターンがあります」と言われた妻。「後悔したくなかった」ということで、“頑張る”ほうの2社と話を詰めることにしました。
「スーモカウンターでは『実績のある会社さんだけをご紹介します』と聞いていたので、そこは安心していました。最終的には、やりとりのスピード感とほしい情報を的確にくれたA社に決定。ゴールデンウィーク明けのことです」
最寄駅から徒歩7、8分。駅前に大型スーパーあり。幼稚園、小学校、高速道路のインターチェンジが至近。夫の実家へは車で15分ほど、と言うことなしの土地です。
「土地は1年ぐらいかけてネットで情報を集めまくりました。その情報を夫に流して候補を絞る、というやり方です」(妻)
2018年1月に引き渡された新居は広々とした6LDK+S。1階にはLDKと和洋室。2階には主寝室と洋室が二つあります。
リビングのカウンターは宿題机に早変わり
しかし、何よりも喜んでいるのは新幹線が大好きな長男かもしれません。東海道新幹線が見える2階の踊り場にパパを引っ張って行き、「しんかんせんくる?」「しんかんせんくる?」と聞いていました。
細部へのこだわりについて、妻はこう言います。
「とくに1階のリビングは子どもたちが小学生ぐらいまでは、おもちゃで遊んだり、カウンターで宿題をしたりと、ここだけで完結するフリースペースにしたかったんです。料理をつくりながら様子を見られますし」
ウォークインクローゼットでつながる2つの子ども部屋
一方で、夫は「細かい部分へのこだわり」専門。トイレの扉の位置を少しずらしたり、キッチン奥に外から出入りしやすい空間をつくるなど、おもに動線を細かく研究したそうです。さらに、1階は引き戸を多くしたことで、スペースの確保にもつながりました。
2階の子ども部屋は、いずれは二人で一緒に使えるウォークインクローゼットでつながっています。お互いの部屋を自由に行き来もできるが、ちゃんと区切られているという、ちょうどよい距離感が保てるアイデアです。
メンテナンス費用のことも考えて、外壁はタイル張りに
建築会社を決めた理由に関しては、長い保証期間もあったといいます。
「私たちは30年保証のあるメーカーを選びました。価格は高くなりますが、タイルの外壁なので、メンテナンスにかかる費用が安く抑えられます。サイディングだと、10年、20年経った時に塗り替えだけで100万円ぐらいかかると聞いて、とてもそんなお金は出せないなと」
現在は夫妻の主寝室に4人で寝ているというUさん家族。子どもたちが大きくなって自分の部屋を持っても、彼らにとって1階のリビングと2階の踊り場は、家族との思い出に満ちた場所であり続けることでしょう。
取材・文:石原たきび、写真:おおたけひかる
- DATA
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土地面積 237m2 延床面積 130m2 建築費 2000万~2500万円以内 間取り 6LDK+S 世帯構成 夫(34歳)、妻(35歳)、長男(2歳)、次男(0歳)
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