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ハードルの高かった「二世帯+平屋」を相談にカウンターを訪れる
2017年のはじめから、そろそろ家を購入したいと考えはじめたOさん。妻の両親との同居も視野に入れてインターネットで住まい探しを始めたそうです。5月になり、遊びに出かけた場所で見つけたスーモカウンターに相談。
「漠然としたイメージしかありませんでしたが、スーモカウンターの担当者に予算の立て方や建築会社の選び方など具体的な話をしてもらい、どんどん実現が近づいた気持ちになりました」
そこで5~6社を紹介してもらい、すべての会社を見て回ることに。
とにかく平屋の夢は譲れない、実現できそうな2社に絞る
昔からアメリカンスタイルのフラットハウスにあこがれていたOさん、どうしても平屋にしたいというこだわりがありました。
「以前は賃貸のメゾネットに住んでいたのですが、階段の上り下りが面倒だと思っていました。マイホームを建てるなら平屋は絶対条件でした」
また妻の両親との同居という条件もあり、親世帯の売却益と子世帯の住宅ローンの借入可能額を合わせた予算内では厳しいと言われる場合が多かったそうです。そのため予算内でも相談に乗ってくれそうな会社を2社に絞りました。
土地は妻の母がインターネットで発見
平屋で二世帯住宅を実現するための土地探しは難航しました。
「この土地は義母がインターネットで偶然見つけたものです。市街化調整区域ですが、春日部市が緩和条例を出していて家を建てることが可能になっており、この広い土地を予算内で手に入れることができました」
小学校の校庭を眺めるような立地とのどかな環境が気に入り、土地を入手。夢の住まいの実現が一歩近づきました。
予算を有効に使うためにできることは自分でDIY
「2社から1社に決めたのは、平屋というこだわりを理解してくれたからです。その他にも、勾配天井にしたいとか、洗面所に実験用シンクを使いたいとか、いろいろな私たちの要望に応えてくれました」
予算内で収めるために、プロに任せることとOさん自身がDIYでできることを分けたそうです。
「平屋なので外壁の素材や色にこだわりました。特にサイディングはアメリカンハウスの特徴にもなるので重視。同じ床面積でも、平屋にすると外壁部分が広くなるので予算が掛かりました。小さな見本では分かりづらいので、何度もPCでシミュレーションしたり、アメリカンハウスの実例画像をネットで検索したり。
後々のメンテナンスのことも考えて選びました。またリビングのサッシも全開にできるものに。多少予算が掛かってもこだわるべきところはこだわりました」
そのかわり自分でつくれるものは徹底的にDIYしたそうです。庭の立派なウッドデッキはお盆休みの努力の成果。また、足場板を利用したキッチンや玄関の棚もOさん自身がつくりました。
妻がこだわったのはキッチンとリビングのレイアウト。
「リビングに背中を向けて料理をするのは寂しかったので、カウンターキッチンにしてもらいました。これならリビングや庭で遊ぶ子どもにも目が行き届きます。洗面室のアイロンがけができるスペースも使いやすくて気に入っています」
昔からコツコツ収集した70年代の小物が映えるインテリア
Oさんの趣味の1つはアメリカングッズの収集。特に70年代のものが好きでコツコツと集めてきました。新居では効果的にインテリアに活かされています。
「足場板のラフな感じが気に入っていて、随所に採り入れました。入居後に棚を自作するために、あらかじめ壁に下地を入れてもらうようオーダーも。
購入後に家具をそろえると費用が掛かりますが、ほとんど以前の住まいの家具と自分で作った棚ですみました。リビングの棚も大工さんに作ってもらったので費用を抑えることができました」
また子どもが増えても対応できるように、主寝室以外の洋室は2つのドアが用意されています。
玄関ホールでつながる親世帯の住まいは、子世帯とまったく違うテイストのインテリアですが、やはり階段のないフラットな空間は住み心地がよさそうでした。
「平屋の家で二世帯住宅」という難問もスーモカウンターに足を運んだためにスムーズに実現したと満足されているOさん。親世帯とはドア1つでつながっているので、子どもが成長して走り回るようになっても目が届きます。最近では珍しい平屋ならではのメリットを思いきり満喫されている様子でした。
取材・文:四宮朱美 写真:山出高士
- DATA
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土地面積 500m2 延床面積 153m2 建築費 2500万~3000万円以内 間取り 子世帯2LDK+親世帯1LDK 世帯構成 夫妻(30代)+長男 親世帯夫妻
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