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スーモカウンター注文住宅のサービスをご利用いただいて建てたお住まいの
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ずっと変わらない理想は、永くキレイを保てる家

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子どもが小学校に入学した後は、転校することなく同じ学校で過ごさせてあげたい。そんな思いもあり、今まで暮らしていた賃貸物件から、一軒家の購入を検討していたHさん。希望していた広めの土地が見つかり、掃除のしやすさ、家事動線、断熱性能などにこだわった、機能的な家を完成させた

目次

子どもの小学校入学を見据えて、家づくり

夫は転勤もある仕事だけれど、子どもが小学校に入学したら、なるべく転校を経験させずに、のびのび暮らしてほしい。そこで「小学校入学までには新居を構えたいね」と話していたHさん夫妻。

 

まずは、モデルハウスなどをまわり、家づくりのイメージを固めようとしたのだが、困ったのがその情報量の多さだった。「例えば『北欧風の家に住みたい』『ログハウス風がいい』など、ハッキリした希望があれば、各テイストが得意な建築会社さんを選べたと思います。でも、私たちは家にそこまでの個性を求めていなかったんですよね」
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グレージュ×グレーでコーディネートされたリビングは、シックでモダンな雰囲気。1Fの床や建具、壁紙は妻がコーディネート

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2Fの部屋は夫好みのウッディな雰囲気。フロアごとに夫婦それぞれが好きなテイストでまとめているのがおもしろい

そんな中、友人から「特に希望する建築会社がない人こそ、スーモカウンターがいいと思うよ」とアドバイスを受け、さっそく相談をしに行った。

土地探しが得意で、高品質な家づくりをする建築会社を

Hさん夫妻の家づくりは土地探しからスタート。そこで、土地情報をもち不動産の取り扱いにも長けている建築会社を希望。さらに断熱材がしっかり入っているなど、家の基本的なつくりが良いことを重視して、スーモカウンターから建築会社4社を紹介してもらった。その後は各社から説明を聞いて、間取りへの発想に共感できる建築会社をチョイス。この会社はコストパフォーマンスの良さも魅力だった。

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ご家族の後ろにある、キッチンカウンターにつくった棚は、ダイニングで使うものを収納しておくのにちょうどいいスペース

ちなみに、土地について夫のこだわりは「都心部からあまり離れることのない立地」。なるべく土地の広さも確保するという点もゆずれないポイントだった。

「なんとなく土地を探すうちに、閑静な住宅地の一角に広めの土地を発見。そこから一気に話が進み、土地購入にいたったんですよね」と夫。スムーズにことが運びすぎてちょっと早いかなあ、とも考えたそうだが、環境と価格の両方が気にいる土地とはなかなか出合えないと購入を決めた。

妻は家づくりについて「スーモカウンターでは建築会社さんのほかにも、ファイナンシャルプランナーを紹介していただきました。そこで相談料が無料だったのもうれしかったですね」と振り返る。もしファイナンシャルプランナーの的確なアドバイスと人生設計プランがなければ、無駄に不安を抱えて、家づくりに自信がもてなかったかもしれないとのことだった。

工夫したポイントが、暮らし心地をUPする

新居へ遊びに来てくれた友人たちに思いのほか好評だったのは、妻が工夫したディテールだった。例えば玄関につけた、一時的にぬれたカサやレインコートをつるしておけるフックは、玄関に湿気を持ち込まないアイデア設備。

さらに町内会のお知らせなどを貼っておけるマグネットの壁も「便利そう!」と注目の的。

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リビングに面したマグネット壁。ピンなどで壁を傷つけなくてもいいのがうれしい

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ぬれたものはいったんここにつるして、乾かした後に収納する

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ポストは、門柱でなく家の玄関横の壁に直接つけた。「寒い日や雨の日の朝、外まで新聞を取りに出なくていいから快適ですよ」と妻。また、ポストに郵便物がたまっていてもを外部から確認できない仕様なので、防犯面でも安心だ

キッチンカウンターの幅を広くして、配膳するときにトレイ全体が乗るようにしたのもグッドアイデア。「タッチレス水栓もとっても便利です。生のお肉やお魚を触った手で、水栓バーを触らなくていいですから」。そしてモノの居場所が決まっているから、ゴチャつかずにいつも快適。シックでモダンな雰囲気をより引き立てている。

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食事はトレイに乗せて出すので、きちんとトレイが収まる幅のキッチンカウンターにした。また以前の社宅は独立型のキッチンで子どもを見守れなかったが、その悩みも解消

いつまでもすっきり清潔で、掃除がラクな家に

妻の希望は、キレイがずっと継続する家。「インテリア的な要素に凝るよりも、掃除のしやすさ、家事動線などを優先した機能性重視の家をプランニングしました」と妻。

家の中の照明はほぼ、掃除がいらないダウンライトにしたのもその一例。吹抜けもあるけれど、あえてシーリングファンはつけなかった。「掃除をするのも手がかかりそうだし、ファンについたほこりがダイニングに落ちてくるのかなって思ったんですね」

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洗面台の壁は、掃除しやすいようにキッチンパネルをオプションでつけ、キッチンのキッチンパネルと同じものにすることで、インテリアを統一させた

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室内の洗濯物干しはシックなブラックのポール。見られてもOKのプライベートゾーンに

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ホテルのようにおしゃれなタオル収納アイデア。これも妻が設計士にオーダーしたもの

収納にもはっきりした希望があり「使う場所の近くに、しまう場所が欲しかったんです」と妻。「離れた場所に収納すると、結局めんどうで出さなかったりしますよね。あと、どこにしまったのかわからなくなってしまうこともある。後々の暮らしをラクにするために最初のプランニングはあれこれ考えました」。たしかに家のあちこちに、雑誌に登場しそうな真似したい収納アイデアがいっぱいだった。

細かな収納のほかに、大きな収納も4カ所に確保。1Fのパントリーは3畳、2Fのウォークインクロゼットは4畳、2.5階の小屋裏収納は4畳。さらに屋外に4畳ほどの倉庫を置いた。

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物置の中には夫婦の趣味のロードバイク、登山グッズ、サーフボード、スキー&スノーボードセット、BBQセットなどのアウトドアグッズを収納。「土間収納も考えたのですが、物置の方がコスパがいいですし、アウトドアからの汚れを持ち込まなくていいかな」と妻

ゆっくり“わが家”になる過程が楽しみと夫

今、広めの庭にはあえて植物を植えていない。「これから転勤がありそうだな、と思っていますが、子どもが小学生になる前には戻ってこられそうなんです。家族で転勤から戻ってきたら庭に木を植えて、家の成長を楽しみたいと思っています。その庭でBBQなども楽しみたいですね!」と夫。

家と家族の関係を永い眼で眺めることのできる、Hさん夫妻らしい言葉だった。

取材・文/西村里美(エイチアンドハー) 写真/加藤淳史(サン・ルゥ・ド・ヴァレンヌ)

DATA

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土地面積 約201m2
延床面積 115.5m2
間取り 2SLDK+小屋裏
世帯構成 夫婦(30代)、子ども1人
スーモカウンターで受けたサービス
紹介された建築会社数 4社
受けたサービス 個別相談、ファイナンシャルプランナー