
ベビーカーにゴルフバッグ、子どもの自転車、雨具、コートなどついついたくさんのモノが集まってしまう「玄関まわり」。大型収納をもうけてすっきり暮らしたいと願っている人も多いことだろう。今回は生活感を見せない&ストレスが減る、玄関収納の実例を紹介しよう。
目次
【実例1】夫婦の趣味である自転車を、玄関脇の土間収納に置く

子どもが生まれたことをきっかけに、漠然と家を建てようと思い立ったYさん夫妻。家づくりにかかる予算も要望も「ふんわりとした状態」だったが、スーモカウンターでの質問に答えているうちに、お互いのこだわりが明確になっていったという。
Yさん夫妻が住まいで大切にしたのは、「自分たちらしさ」。その思い通り、完成した家の玄関脇には土間収納があり、夫婦の趣味である自転車や雨具などをしまえる。この土間収納、ポイントは140cmと低めの入口。目隠しになっているので、土間収納が散らかっていても、玄関から見えることがない。ほかにも室内にはカバンやストールをしまう大型収納があり、着替えもここで完了する。リビングや玄関など、散らかりがちな場所が、いつでも「きれいな状態」をキープできることで、より心地よく暮らせることだろう。
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【実例2】3畳の広々玄関&1.2畳のシューズクロークで、いつもすっきり

家の中でも、外でも2人の男の子の元気な声が響くMさん宅。1階に大きな吹抜けが欲しいと考え、スケルトン階段の位置を変えたり、耐震などの構造問題を解決したりと何度もプランを練り直し、最終的に現在の間取りに落ち着いたそう。広々としているのは、リビングだけでなく玄関もだ。
何しろ「家に入ってきたときに気持ちの良さが大事」と玄関は3畳の広さを確保。さらに1.2畳の大型シューズクロークを設けたことで、靴だけでなく、アウトドア用品も収納できるように。玄関も全体に白を基調としているので、清潔感があり、すっきりとした印象に仕上がった。直線ではなく、凹凸のついた「上がりかまち」が空間のアクセントにもなっている。
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【実例3】予算を考え玄関の棚を自作。まるでショップのような空間に

アメリカンスタイルのフラットハウスに憧れていたOさん。注文住宅を建てるにあたり、どうしても平屋にしたいと思っていた。しかも二世帯住宅で妻の両親と同居という条件もあり、土地探しから難航。予算にも制限があり、親世帯の売却益と子世帯の住宅ローンの借入可能額を合わせた金額では厳しいと言われたという。
土地は妻の母が見つけてきた場所に決め、建築の依頼先も「平屋」というこだわりを理解してくれた1社に決定。予算を考えて、自分たちでDIYできるところ、プロに任せてお金をかけるところとでメリハリをつけた。
DIYしたものはウッドデッキ、キッチンの棚、そして玄関の棚。夫婦と子どもの靴が並ぶ様子はまるでショップのようだ。好みのテイストがぶれないOさんのセンスが光る玄関となっている。玄関の土間収納には、自転車とベビーカーをおける広さがあるのもうれしいところ。
親の世帯とは玄関ホールの先、ドア1つでつながっている。独特のユーズド感あふれる、まさにOさん宅の「顔」にふさわしい佇まいといえるだろう。
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【実例4】玄関にシンク&コート掛けを配置。いつも片付く家に

建築士と半年以上の時間をかけて話し合ったため、自分たちのこだわりをプランにしっかり反映できた、と話すUさん。
玄関もその1つで、十分な広さを設けただけでなく、土間に手洗いシンクとコートがかけられる工夫がなされている。これなら、子どもたちだけでなく、大人が外から帰ってきてもすぐに手洗いできる。コート掛けの部分には帽子など、置き場所にこまるアイテムもきちんと収納できるのもうれしいところ。リビングはもちろん、玄関まわりが散らからずに済むことだろう。
Uさんのこだわりは細部にも及んでいて、例えば上がりかまちには、間接照明を設置できるよう、サイズなどを細かい指示にあわせて設計してもらった。こうしたかまちの照明だけでなく、新居に引っ越してきてからはDIYをすることも増えたそう。
「愛着をもって、自分たちらしい住まいを育んでいきたいです」と話すとおり、Uさん自身が手間を加えることで、より思いの詰まった家となっていくことだろう。
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【実例5】靴だけでなくコートや小物も玄関収納にIN!

ダンドリを重視したMさんの住まいづくり。理想は「リビングが広くて、庭がある。シンプルだけど、暮らしやすい家」だったという。間取りを決めるのには、リビングの位置をどうするか、夫婦で真剣に話し合ったそう。結果、取り入れたのは玄関まわりには靴だけでなく、小物やジャケットをしまえる収納。ここにはカバンや季節のものをしまうにもぴったりだ。壁を設えたことで、外から見えにくくなっているのもポイントだ。
また、Mさんがもっとも迷ったというのが壁紙選び。玄関も単調な白のクロスではなく、柄の入ったものをチョイスし、明るく華やいだ印象に。玄関だけでなく、壁紙選びでは設計士にイメージを伝えたところ、写真を持ってきていろいろ提案してくれたのが思い出に残っているとか。メールのレスポンスも早く、ストレスがなかったといい、「家の細部の作り込みは、設計士さんとの信頼関係が大事ですね」とアドバイスする。
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【実例6】玄関とガレージをつなぐ大型シューズインクローゼット

趣味を楽しむIさん夫妻の家づくりは、「キッチンとガレージが広く、収納が充実していれば、部屋は以前のアパートより狭くてもいいくらい」と明確な方針があった。
予算内におさめるため、アイランドキッチンをオープンタイプの対面式に、ガレージのシャッターをオーバースライダータイプから電動式になどと、コストダウンをはかったが、収納を充実させる方向は変えず。
玄関とガレージをつなぐ場所には、大型のシューズインクローゼットを採用。そのため、靴はもちろん雨具、コートなどをしっかりとしまうことができる。また、扉で隠す収納ではないので、どこに何をしまったのか一目瞭然。探すイライラも少なくなるはずだ。ガレージには自転車やスノーボードなどディスプレイ。車、自転車、スノーボードなど多趣味な人であるほど、Iさん宅の玄関まわりの「大型収納」が参考になるはずだ。
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文/嘉屋恭子
