コストを抑えつつも地震に強い家を目指して家づくり
いつかは親と暮らすための二世帯住宅を建てたいと考えていた東京都のNさん。現在は離れて暮らしており、一緒に住むのはしばらく先のことになりそうだったが、「家づくりを先延ばしにすればするほど、毎月の住宅ローンの返済額もどんどんアップしてしまう。親が来るのがまだ先でも、それまでは親世帯部分を賃貸に出すこともできると考えて、40歳になる前に家づくりを決心しました」
都内で6年に1回の転勤があることから、どこにでも通いやすいよう、駅から近いことにこだわって土地探し。並行して建築会社を探すために、ネットで知ったスーモカウンターや住宅展示場に足を運んだそう。
スーモカウンターで伝えた希望は「玄関が別になった二世帯住宅を、土地・建物合わせて7000万円くらいの予算で建てたいということ。コストを抑えつつも地震に強い家にしたいということ。友人たちが遊びに来るので広いリビングにしたいということを伝えました」
さらに好みのデザインなどについてヒアリングを受けた結果、紹介されたのは4社。そこからより好みに合う2社に絞って商談を重ねていった。
個人的に見つけた土地の候補があったため、「ここにしたいんですが」と見せたところ、自社でも土地を扱っている1社が、土地・建物のトータルでコストを抑えられると提案。その会社から紹介された土地が気に入ったこともあり、この会社と家づくりをすることに。
「その会社の標準仕様で建てても、耐震等級は国が定める最高ランクというのに安心感をおぼえました。また、リビングの床下にも発泡ウレタンの断熱材が入るというのも気に入ったポイント。営業担当が住宅の性能に詳しいことも決め手となりました」
1.25坪のシステムバスにジェットバスとテレビを
希望どおり、職場へのアクセスも良い地下鉄の駅から近い土地を手に入れ、具体的なプランニングがスタート。「ふだんは一人ですが、友人がたくさん遊びに来たときにゆったり過ごせるようにリビングを広くしたい、料理のしやすいキッチンが欲しい、収納をたくさんつくってほしいとリクエストしました」
プランニング中に提案されたのが、2階の浴室を広くすること。当初は1坪サイズで計画が進んでいたが、1階の屋根との兼ね合いにより、2階の床から浴室を1段高くすると、1.25坪のシステムバスを設置できると提案されたそう。
一人で入浴するには十分すぎる広さとなるが「もともと足を伸ばしてゆったり入浴できるバスタブがいいなと思っていたので、提案どおり1.25坪のシステムバスにしました。さらにオプションでジェットバスや浴室テレビもビルトインしたので、本当にくつろげる場所になりました」
休日になると1日に何回か入ったりするほど、浴室はお気に入りの場所になったという。
友人たちにお酒と料理をふるまいやすいキッチンに
「この会社を選んだもうひとつの決め手は、住宅設備の標準仕様のレベルが高いこと」とNさん。標準仕様のままでも十分満足できるレベルだったが、予算にもまだ余裕があったため、あれこれとオプションを追加したそう。
システムバスのほかにもこだわったのが、システムキッチン。得意料理はアヒージョと唐揚げ、家に友人が遊びに来てお酒や手料理をふるまうことが多いというNさんは、キッチンもオプション満載で使いやすい仕様に。「カウンターの高さを通常より高い95cmにし、スライド収納は引き出しの中に引き出しがあるタイプを選びました」
知らなかった工務店と出会えたことで大満足の家に
構造や設備にこだわり、大満足の家づくりを成功させたNさん。「暮らしてみると、断熱性の高さを実感しました。外の気温の影響をあまり受けることなく、友人たちにもゆったりとくつろいでもらえます。また、アクセスの良い土地を見つけてもらえたので、仕事から帰ってくるときもラクですね」と満足のほどを語ってくれた。
「何より地震に強く、断熱性が高く、標準仕様のレベルが高い工務店に出会えたことが、今の満足につながっています。スーモカウンターに相談しなければ、テレビCMなどをやっていないこの会社と出会うことはなかったですよね。相談してよかったと思います」
取材・文/前川ミチコ 写真/和田真典
- DATA
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土地面積 約107㎡ 延床面積 約136㎡ 建築費 2000万~2500万円 間取り 1LDK+2LDK 世帯構成 本人(42歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンター渋谷モディ店 紹介された建築会社数 4社 受けたサービス 個別相談