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スーモカウンター注文住宅のサービスをご利用いただいて建てたお住まいの
実例を中心に、注文住宅のノウハウをご紹介します。

土地探しに約3年、あきらめかけた夫婦がプロを頼り理想の家を実現

Fさん宅の注文住宅実例

共働きで忙しい日々の中、マイホームを持ちたいと土地を探し始めた大阪府のFさん夫妻。予算と希望に合う土地が見つからず、最後の頼みの綱のつもりでスーモカウンターを訪問。紹介された建築会社に提案された土地がほぼ条件どおりで、依頼を即決。そこから家づくりがスムーズに動き出し、時間をやりくりしながら理想のマイホームを実現しました。

条件に合う土地が見つからず一戸建てをあきらめかけた

大阪府茨木市のFさん夫妻は、最寄駅から徒歩7分の、通勤が便利で周辺施設も充実する賃貸マンションに住んでいました。月々の家賃と駐車場代を合わせると約10万円。界隈の相場と比較すると高くはないものの、夫は毎月家賃を払い続けるのはもったいないと考えていました。

結婚して1年ほど経った2021年ごろ、住んでいたマンションのすぐ裏に分譲マンションの建設が始まり、持ち家に憧れるように。妻は実家もマンションで、マンション暮らしに慣れていたことから、当初はマンション購入を検討。モデルルームを見学しましたが、初めてのことで住宅ローンや予算について調べたり悩んだりしているうちに、検討していた住戸が売れてしまいました。

妻はマンション派でしたが、夫は管理費や修繕積立金、駐車場代がかからない一戸建てがいいという考えだったことから、一戸建てに方向を転換。夫は当時24歳で、住宅ローンを定年退職の前に払い終えるためには「できるだけ早く」という焦る気持ちもあり、住宅展示場に出掛けて情報を収集し始めました。

Fさん宅の外観/注文住宅実例

白壁に縦長の窓、ブラックサッシが印象的な外観

共働きのFさんが家を持つ際に最もこだわったのは立地で、電車通勤の妻は駅から徒歩15分以内を希望していましたが、その条件がネックになりました。

「SUUMOのスマホアプリとしょっちゅうにらめっこして土地や建売住宅を探しました。二人の休みを合わせて不動産会社に行くのが難しく、資料請求をしても時間がかかるので、良さそうな土地の情報を見つけたら、夕食後に地図を見ながら現地を見に行ったりしました。でも、駅から近い土地は価格が高いし、比較的安い所は環境が良くなかったり、坂の勾配がきつかったりして、条件に合う土地も建売住宅も見つからないまま3年近くが過ぎていました。

もう家を建てるのは無理なんじゃないか、と半ばあきらめるような気持ちになり、それでも最後に何かいい方法はないかとスーモカウンターを訪ねました」

スーモカウンターのおかげで、ようやく建築会社と土地が決まった

実はFさん夫妻がスーモカウンターに相談するのは、2回目でした。2021年にマンション購入を検討したときに、話を聞きに行ったことを思い出して訪問を決めました。

「持ち家に住む習慣がない転勤族の親から、私たちが家を買うことについて不安があると言われて、住宅ローンや税金のことなど、親を説得できるくらいの知識を得たいと思ってスーモカウンターを訪ねました。訪問する前は、広告を扱っている会社がやっているから、営業されるかもしれないと思っていましたが、アドバイザーさんはフラットな感じで、私たちが自由に考えて選べるように考えて話してくれました。資金計画について学べる講座に申し込んだつもりでしたが、個別相談の形式でいろいろなことを教えてもらい、資料もいただいて、話も分かりやすかったです」

スーモカウンターでは、一戸建てを建てるのにかかる費用や注文住宅を建てる場合のスケジュール、建築会社が幅広く選べることなどを教えてもらいました。建築会社については、土地を紹介してくれることと、建てた後の保証がしっかりしている建築会社に頼みたいと話し、地元の土地に強い建築会社を3社紹介してもらいました。

Fさん夫妻は二人の休みのスケジュールもなかなか合わないため、何度も行ったり来たりするより、無駄なくスムーズに進めようと、その場で3社と面談する日を決めてもらいました。

「面談した1社が紹介してくれた土地は私たちの条件に合いませんでした。2社目は知らない会社でしたが、歴史もあり地場に強い会社で、土地の情報を山ほど提示してくれました。その中に自分たちでは見つけられなかった駅から徒歩16分の土地があり、希望していた15分より1分遠いくらいは気にならないので、その場で依頼を決めて、もう1社はスーモカウンターに断ってもらいました。

不動産会社や住宅展示場を何社も訪問して、スマホで土地の情報を探しても見つからなかったときは正直地獄でした(笑)。でも、スーモカウンターに行って、土地と建築会社が決まって、その後はスムーズに進んだので、もっと早く訪問すれば良かったと思いました。

スーモカウンターのアドバイザーは、質問に対するレスポンスが早く、すごくありがたかったです。建築会社を決めてからも、打ち合わせのことなど、気になったことは電話やメールでちょくちょく相談させていただきました」と感謝しているとのこと。

Fさん宅のリビング/注文住宅実例

リビングの南西にある掃き出し窓から明るい光が降り注ぐ

土地探しは、家づくりの行程でも時間がかかることが多々あるので、プロに相談して助けを借りるのが正解でした。Fさんがイメージしていた予算は、土地と家の建築費用を合わせて5000万円以内。土地は交渉で少し値引きしてもらい2400万円で購入できたので、家の建築費用は2500万円を想定。古屋の解体費用がかかったため、多少予算をオーバーしましたが、ほぼ希望する金額で家を建てることができました。

くつろぎを重視して広さと明るさを追求したリビング

忙しい共働きだからこそ、こだわっていた立地条件に合う土地を、妥当と思える価格で手に入れてようやくひと安心。次は理想の家づくりがスタートしました。

注文住宅は決めることがたくさんありますが、Fさん夫婦は多忙なため打ち合わせに十分な時間がとれず、仕事の合間に打ち合わせをしたり、建築会社の営業担当者とグループLINEでつながり連絡を取り合っていました。次の打ち合わせまでにやること、決めておくこと、聞きたいことをLINEで共有し、短くても中身の濃い打ち合わせを行い、ダンドリ良く家づくりを進めることができました。「家づくりについては、もっと時間がほしいと思いながらやっていましたが、納得するまで話はできました」と笑うご夫妻。

Fさん宅のリビング/注文住宅実例

色数を抑えたカラーコーディネートですっきり

プランをつくるにあたって、Fさん夫妻はリビングを広くしたいと希望。土地の南側に建物が立っていない日当たりの良さを生かして、1階のリビング・ダイニング・キッチンを広く確保し、南、東、西の三方から光が入るよう窓を設置。形は、家具が配置しやすくデッドスペースができない長方形にしました。

内装は、外観と同様、床の木の色と壁の白を基本に色数を抑えて、シンプルにコーディネートしました。リビング・ダイニング・キッチンには、ダイニングテーブルを置かず、L字型のローソファを置いて床に座り、冬はこたつで暖を取る、自分たちがくつろげるスタイルにしています。

「以前住んでいた賃貸マンションは、夏は暑くて冬は寒かったので、去年の今頃(10月)にはもうこたつを出していました。建築会社が断熱性にこだわって家づくりをしているため、この家は朝晩も暖かく、今のところエアコンもほとんど使っていません。もしかしたら、冬もこたつを使わなくてもホットカーペットぐらいで暮らせるかもしれません」

妻がこだわったのは、対面式の広いキッチン。吊戸棚がないことでリビング・ダイニングとの一体感、広さを感じさせます。二人は身長が高くないことから、背伸びして出し入れするような高い位置の収納はあえて設けなかったそうです。

「テレビを時計代わりにしているので、キッチンに立って真正面にテレビを見られる間取りにしたかったんです。リビング・ダイニング・キッチンが長方形で、全体が見やすいし、動きやすいですね」(妻)

Fさん宅のキッチン/注文住宅実例

オープンな対面式キッチン

家事をラクにする水回りの動線、ワイドな収納スペース

個室は、2階に主寝室とワンルームツードアの洋室を確保して、将来子どもが生まれたときに2部屋に区切れるようにしました。

そして、洗面室、ランドリールーム兼脱衣室、浴室を2階に設けました。ランドリールーム兼脱衣室がバルコニーにつながっていて洗濯物をそのまま干せるのが便利で、家事時間も短縮。また、お風呂好きな夫が選んだお風呂は、足を伸ばしてお風呂に浸かれるため、仕事の疲れも吹き飛びリフレッシュできるそう。

Fさん宅の浴室/注文住宅実例

ゆったり入浴できる浴室。浴室乾燥機付き

また、収納スペースも十分に確保しています。玄関脇には広いSC(シューズクローク)を設け、来客には靴など生活感を見せないようにしながら、家族はSCを通って出入りできて便利です。また、SCには夫の大事なロードバイクやヘルメットなども収納しています。

玄関ホールの近くにはインテリアとしても可愛い印象の洗面台を設置。キッチンで手を洗うのに抵抗があるため、帰宅してすぐ、またトイレの後にも手を洗える場所に設けました。

Fさん宅のシューズクローク/注文住宅実例
Fさん宅の洗面台/注文住宅実例
左:SC(シューズクローク)、右:玄関ホール近くの洗面台

キッチンの脇には食品庫(パントリー)を設置。入口は出入りしやすいようR型の下がり壁で優しい印象にしました。

Fさん宅のパントリー入口/注文住宅実例
Fさん宅のパントリー/注文住宅実例
左:食品庫(パントリー)入口、右:食品庫(パントリー)

2階には、約3畳のWIC(ウォークインクローゼット)を設け、主寝室とつながるウォークスルータイプにしました。

「1階と2階がある一戸建ては、掃除の大変さが2倍になるんじゃないかと思っていましたが、想像していたよりずっとラクでした」と妻。

日々忙しい共働き夫婦だからこそ、スムーズな打ち合わせに対応してくれる建築会社と家づくりができたことは大助かりでした。また、通勤に便利な土地が見つかったこと、家事をラクにする時短動線、洗濯がしやすいランドリールームに対面式のオープンキッチン、出し入れしやすく置き場所が明確な大型収納などを設けたことで、広い家でも暮らしやすくなりました。

「新居の近くに夫婦共通の友人が住んでいて、建築中も進捗状況を写真に撮って伝えてくれるなど、完成を楽しみにしてくれたり、引越し後もコミュニケーションが広がって楽しいです」と話すFさん。これから、マンションでは飼えなかった犬を飼いたいという夢もあるそうです。

取材・文/佐藤由紀子 写真/Fさんご本人

DATA

Fさん宅の外観/注文住宅実例

土地面積 98.67㎡
延床面積 95.63㎡
建築費 2500万円
間取り 2LDK+WIC(ウォークインクローゼット)+SC(シューズクローク)
世帯構成 夫(27歳)妻(33歳)

Fさん宅の間取図/注文住宅実例

スーモカウンターで受けたサービス
カウンター店舗 スーモカウンターイオンモール茨木店
紹介された建築会社数 3社
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