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サブウェイタイルのメリット・デメリットを解説!種類、張り方のアイデアや実例も紹介

サブウェイタイルで、カフェ風もインダストリアル調も表現できる!種類や使い方を徹底解説

「サブウェイタイル」を貼ると、インダストリアル調やカフェ風などのおしゃれな空間をつくれます。また、シンプルで取り入れやすいイメージもあるので、サブウェイタイルに注目している人は多いでしょう。

本記事では、サブウェイタイルのメリットやデメリットについて、おうちソムリエ一級建築士事務所代表の松元幸樹さんに話を伺いました。また、実際に新築住宅でサブウェイタイルを取り入れたおうちの実例もあるので、ぜひ参考にしてください。

最後に家づくりについて相談できるスーモカウンターの案内も紹介しているので、サブウェイタイルを取り入れた注文住宅を建てたいと考えている方は気軽に問い合わせてみましょう。

サブウェイタイルとは?メーカーは?

独特のツヤ感や味わいが魅力的なタイル。中でも、インテリアの壁面に貼られる長方形のタイルをサブウェイタイルと呼び、住宅ではキッチンや洗面室などの水まわりの壁面によく用いられます。

おしゃれで使いやすいサブウェイタイルについて、基本事項やメーカーを紹介します。

サブウェイタイルとは

キッチンや洗面所に取り入れるだけでおしゃれな雰囲気を演出することができるサブウェイタイル。その発祥は日本ではなくアメリカのニューヨークです。なぜ「サブウェイタイル」と呼ばれているのか、どんな特徴があるのかについて松元さんに聞いてみました。

「サブウェイタイルとはアメリカのSubway Ceramics Tile社が生産・販売を行っているタイルのことを言います。1つ1つがハンドメイドで、開業当時の NYの地下鉄で使用されていたタイルを忠実に再現しています。このタイルは実際に現在のNY地下鉄でも使われているんですよ」(松元さん、以下同)

サブウェイタイルはNY地下鉄の壁面などに使われていたタイルがもとになっており、現在は住宅の建材としても広く普及しています。日本では「サブウェイタイル」という呼び名が一般的ですが、国によって呼ばれ方が異なるのも特徴です。

「アメリカでは『subway』、フランスでは『metro』、イギリスでは『tube』という呼び方をします。これらはすべて地下鉄を表す言葉です。日本では『サブウェイタイル』という呼び方がいちばんなじみ深いですね」

ニューヨークの地下鉄の壁面

NYの地下鉄駅構内、タイル張りの壁面(写真提供/PIXTA)

さまざまな表情をつくり出すサブウェイタイルの魅力

サブウェイタイルは使い方によってスタイリッシュな雰囲気もカフェのような可愛らしい雰囲気も演出することができます。建築素材として長年愛されてきたのは、その汎用性の高さが理由なのでしょう。

「サブウェイタイルはレトロさとスタイリッシュさのどちらも実現してくれる素材なんです。絶妙な風合いのバランスがこのタイルの魅力だと思います。可愛いカフェ風の空間をつくりたい方にも、NYのインダストリアルな雰囲気を演出したい方にもオススメです」

サブウェイタイルを扱っているメーカー

サブウェイタイルを扱っているメーカーは、国内外に複数あります。メーカーといっても自社製品だけでなく海外製品を輸入して取り扱っている場合は、ラインアップが豊富です。

ここでは、サブウェイタイルを扱っているメーカー4社において、商品の特徴やどのような人にオススメかを紹介します。

名古屋モザイク工業

「名古屋モザイク工業」は、タイルの販売会社として名古屋で創業したメーカーです。
輸入品・国産品共に力を入れているため、取り扱っている商品数が1万点以上と多く、デザイン性や素材、用途などもバリエーションが豊富です。中でも「コテージ」シリーズは、昔ながらの焼き物の趣があるサブウェイタイルとして活用できます。

現在では、北海道から沖縄まで全国10カ所にショールームを展開しています。

LIXIL

「LIXIL」は、国内の大手住宅設備・建材メーカーとして、水まわり・インテリア・エクステリアなどさまざまな分野で大きなシェアを有しています。タイルなどの水まわりに関しては、INAXのブランド名が今も親しまれているでしょう。
LIXILのラインナップには、カフェ風の印象をつくれる「ディアマンテⅢ」や、インダストリアル風を演出できる「ラスティエッジ」があり、サブウェイタイルのように使えます。
全国各地にショールームがあり、オンラインでのサービスも充実しています。

ADVAN GROUP

「ADVAN GROUP」はタイルの施工会社として創業し、現在ではヨーロッパやアジアなど世界中のタイルを輸入・販売している会社です。

クラシックな定番商品から流行の商品まで幅広く扱っていて、大理石調のタイルのバリエーションが多く、中には天然石のタイルもあるのが特徴です。大判タイルが多く取りそろっており高級感のある空間づくりにはオススメです。

東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄の全国5カ所にショールームがあります。デジタルカタログやバーチャルショールームも充実しているので、チェックしてみてください。

Subway Ceramics

「Subway Ceramics」はアメリカのタイルブランドです。名前からも分かるように、サブウェイタイルを生産・販売しています。

職人が一枚ずつこだわって昔ながらの製法でハンドメイドでつくられたタイルは、唯一無二の美しさが魅力です。サブウェイタイルの本場、アメリカの歴史的なコレクションからタイルを見つけて使用したい人には、外せないでしょう。

日本にも正規代理店があるので、本物のサブウェイタイルが購入できます。

サブウェイタイルの選び方

白いサブウェイタイルが使われたキッチン

おなじみの白いサブウェイタイル 。キッチンや洗面所の壁面に用いられることが多い(写真/PIXTA)

日本で一般的によく知られている「サブウェイタイル」は、艶のある白い長方形のタイルだと思います。しかし実際にはカラーバリエーションも豊富で質感もさまざま。おしゃれな空間をつくるときによく使われる3種類のタイルを見ていきましょう。

色で選ぶ

サブウェイタイルは、好みの色から選ぶこともできます。サブウェイタイルとしてイメージしやすい色は白系かもしれませんが、カラーバリエーションは豊富です。

例えば、白系のサブウェイタイルは、爽やかで清潔感があり、シンプルなのでさまざまなテイストの空間にも合わせやすいでしょう。一方で黒系のサブウェイタイルは、落ち着いたかっこいい印象の空間をつくってくれます。

他にもさまざまな色合いのサブウェイタイルがあるので、演出したい雰囲気に合わせて選びましょう。

また、タイル同士をつなぐ目地の色によっても見え方が変わってくるので、タイルの色と合わせて検討してみてください。

「白いサブウェイタイルがよく知られていますが、カラータイルを取り入れることで空間のアクセントになったり、重厚感を持たせる効果があります」

ブラックのカラータイルを使用した洗面所

洗面所の壁面にブラックのカラータイルを使用し、海外のホテルのようなスタイリッシュなデザインに(写真提供/おうちソムリエ一級建築士事務所)

淡いブルーのカラータイルを使用したキッチン

淡いブルーのサブウェイタイルを使用したキッチン。色付きのタイルを使うことで空間に個性が出る(写真/PIXTA)

ツヤの有無で選ぶ

サブウェイタイルにツヤがあるかも重要なポイントです。ツヤのあるサブウェイタイルは「ブライト仕上げ」といわれ、エナメルのような光沢があるので光を反射します。明るい空間に適しており、キッチンや洗面所などを清潔な印象に見せてくれるのが特徴です。

ツヤがないサブウェイタイルは「マット仕上げ」といわれ、落ち着いた雰囲気でタイル本来の色味や質感を楽しめます。そのため、さまざまなインテリアになじみやすいでしょう。

質感で選ぶ

サブウェイタイルには、その質感によって独特の雰囲気を持つものもあります。もともとは素材や製法の違いにより異なる質感に仕上がっていましたが、現在ではあえてその質感に似せてつくられることも多いです。

以下が、特徴的な質感のサブウェイタイルの例です。

  • 窯変調:焼き物特有のムラがあるような質感(あめ色の光沢や砂入りの模様など)
  • アンティーク調:ハンドメイドのラフな味わいがある質感
  • ナチュラル調:くすんだ色味や波打った表面の質感

床にアンティーク風タイルを使用したキッチン

キッチンの床の一部にワンポイントでアンティーク風タイルを使用した事例。黒いタイルがむく材のフローリングのアクセントになっている(写真提供/おうちソムリエ一級建築士事務所)

アンティーク風タイルと海外製のコンセント

少しザラついた質感がおしゃれなアンティーク風タイル。海外製のコンセントやスイッチとも相性が良い(写真提供/おうちソムリエ一級建築士事務所)

くすんだ質感が特徴のアンティーク風のサブウェイタイル。エイジング加工されており、素朴な風合いやインダストリアルな雰囲気をつくり出せすことができます。

「独特の風合いを持ったアンティーク風タイルは、パキっとした白のタイルとは違った良さがあります。空間の一部に取り入れるだけでもアクセントになり、おしゃれな雰囲気が生まれます」

形で選ぶ

立体的な表面の形状で、サブウェイタイルを選ぶ方法もあります。

サブウェイタイルには、表面の形状として以下の3種類があります。

  • 凹凸のないフラットタイプ
  • 立体感のあるテーパータイプ
  • 波打ちのあるレリーフタイプ

標準的なサブウェイタイルは、フラットタイプのものが多いです。直線的でシンプルな印象なので、さまざまなインテリアと相性がいいでしょう。

テーパータイプのサブウェイタイルは、角に傾斜が入っていて、厚みがあるものも販売されています。クールなインテリアに最適です。

表面が波打ったようなレリーフタイプのサブウェイタイルは、独特の風合いがあります。素朴な印象なのでナチュラルテイストの部屋に合うでしょう。

表面に凹凸感があるサブウェイタイル。デザイン性の高い壁面を演出することができます。

「凹凸感のあるサブウェイタイルは間接照明を用いて光を当てると、タイルの印象がより強くなります。暖かみのある材質が特徴です」

サブウェイタイルを使用したキッチン

キッチンの壁面の一部に凹凸感のあるサブウェイタイルを使用。上から間接照明を当てたことで素材感が引き立つ(写真提供/おうちソムリエ一級建築士事務所)

サブウェイタイルが使える場所は?

サブウェイタイルはどの空間にも取り入れることができます。水濡れに強く掃除がしやすいという素材のメリットを活かし、特にキッチンや洗面所などの水まわりにサブウェイタイルを使う場合が多いようです。

サブウェイタイルを取り入れるのにオススメの空間を松元さんに聞いてみました。

キッチン

デザイン性だけでなく機能性の面でもキッチンとサブウェイタイルは相性が良く、水や油が付着しても掃除しやすいという良さがあります。

「サブウェイタイルをキッチンに取り入れる場合は貼り方がポイントになります。まっすぐに目地を貼るとサニタリー感が強くなってしまうため、交互に重ねて貼るスタイルがオススメです」

サブウェイタイルとレンガを使用したキッチン

コンロ側の壁面に白いサブウェイタイルを使用。サブウェイタイルとレンガの風合いがなじみ、NY地下鉄らしさが強まる(写真提供/おうちソムリエ一級建築士事務所)

洗面所

キッチンと同じく、水を扱う洗面所の壁面にも適しています。使用するタイルの種類によって、洗面所に個性を出すことができます。

「洗面所で使うコンセントやスイッチ、照明などもサブウェイタイルのデザインとなじむ海外性のものをぜひ取り入れてみてください。和製のアイテムよりもサブウェイタイルの良さを引き出すことができるからです 」

サブウェイタイルを使用した洗面室

洗面台の両脇にあえて隙間をつくることにより、足元までタイルが見える設計にしている(写真提供/おうちソムリエ一級建築士事務所)

リビング

リビングにサブウェイタイルを取り入れることで、NY風のおしゃれな居室に。いちばん長く過ごす空間だからこそデザインにもこだわりたいですね。

「リビングの一部にサブウェイタイルを使用してワンポイントにする手法もあります。海外のアンティーク家具とも相性抜群です」

サブウェイタイルを使用したリビング

リビングの壁面の一部にサブウェイタイルを使用。異なる2つの素材感を楽しむことができる(写真提供/おうちソムリエ一級建築士事務所)

サブウェイタイルのオススメの貼り方

サブウェイタイルには主に「馬目地貼り」と「芋目地貼り」という2種類の貼り方があります。貼り方によって空間のイメージが変わるため、建築段階でよく検討して決めることをオススメします。それぞれどのような貼り方なのか、特徴を説明します。

馬目地貼り

馬目地貼りのタイル

馬目地貼りはサブウェイタイルのポピュラーな貼り方(写真/PIXTA)

「馬の足跡のようにタイルを交互に重ねて貼っていく手法を『馬目地貼り』と呼びます。サブウェイタイルと言えばこの貼り方をイメージする人が大半だと思います。NY風の王道を行きたいときは、馬目地貼りを選べば間違いありません」

芋目地貼り

芋目地貼りのタイル

縦横一直線に目地が通った芋目地貼り(写真/PIXTA)

「芋の根のようにまっすぐ目地の通った貼り方を『芋目地貼り』と呼びます。貼り方によってはトイレや洗面所のようなサニタリー感が強く出てしまうため、キッチンやリビングにこの貼り方を取り入れたい場合は、タイルの素材選びや目地の色など設計者のセンスが必要です」

芋目地貼りでタイルを使用したキッチン

キッチンの側面と壁面に馬目地貼り、天板に芋目地貼りでサブウェイタイルを使用した事例(写真提供/おうちソムリエ一級建築士事務所)

ヘリンボーン

ヘリンボーンの写真

L字型やV字型にタイルを配置するヘリンボーン(写真/PIXTA)

ヘリンボーンは、長方形のサブウェイタイルをL字型やV字型につなげ、ジグザグにした貼り方です。タイルの貼り方としては定番で、シンプルな空間に動きをつけることができ、人気があります。

同じ色のタイルを並べる他、異なる色を組み合わせるとより印象深い雰囲気になるでしょう。

ヘリンボーンは英語で「ニシン(Herring)の骨(Bone)」を意味し、魚の骨格のように見えることから名づけられました。タイルの貼り方だけでなく織物やヘアスタイルでも使用されるおしゃれな模様です。

バーチカル

バーチカルの写真

タイルを縦長に配置していくバーチカル(写真/PIXTA)

バーチカルは、長方形のサブウェイタイルを縦に積み重ねたような貼り方です。バーチカル(Vertical)とは「直立した」「垂直の」という意味があり、縦に伸びたラインが美しいのが特徴です。すっきりとしていてモダンなインテリアによく合います。

また、ファッションでいう「ストライプ」と同様に、視覚的に高さや細さを感じられるので、広々とした空間を演出できます。そのため、天井の低い部屋やコンパクトな部屋に用いられることが多いでしょう。

縦積み

縦積みの写真

馬目地貼りを縦にした縦積み(写真/PIXTA)

縦積みは、スタッククラシックとも呼ばれるタイルの貼り方で、馬目地貼りを縦にした定番のパターンです。サブウェイタイルのそれぞれの中心が横に来るタイルの端とそろうように並んでいます。

また、スタッククラシックは、20世紀中頃の1940~60年代にアメリカで流行したミッドセンチュリーモダンのインテリアスタイルでよく見られた貼り方です。ビンテージなテイストが好みの人は、家具と統一させて縦積みタイルを取り入れるのもオススメです。

サブウェイタイルを取り入れたおしゃれな空間づくりのアイデア

家の中におしゃれな空間を生み出すことができるサブウェイタイル。実際に使うとどのような家が出来上がるのでしょうか? 先輩たちの住まいを覗いてみましょう。

【case1】キッチンの一部にサブウェイタイルを使ってアクセントに

コストを抑えてデザイン性を重視したUさんファミリーの住まい。キッチンの窓の上部にサブウェイタイルを貼り、空間のアクセントにしました。カウンターの壁面に使用したタイルとは異なる艶やかな質感が、キッチンをスタイリッシュに魅せてくれます。サブウェイタイルを一部分に使うだけでも、空間のおしゃれ度がアップしますね。

兵庫県の注文住宅実例

照明をつけるとタイルの表面に明かりが反射し素材感がよくわかる。馬目地貼りの王道スタイル(撮影/河原大輔)

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【case2】サブウェイタイル調のクロスを使った脱衣所

ウォークインクロゼットと脱衣所をつなげて快適な生活動線を取り入れたKさんファミリーの住まい。家族みんなが使う脱衣所の壁にはサブウェイタイル風の壁紙を使用し、海外チックなおしゃれな雰囲気を演出しました。本物のサブウェイタイルではないものの、レトロでスタイリッシュなデザインは本物に見劣りしません。本物のタイルを使うよりもコストを落とせるというメリットもあります。

ウォークインクロゼットと一続きの脱衣所/注文住宅実例

こだわりの壁紙を貼ったことで家にいても非日常感を味わえる(撮影/Kさんご本人)

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【Case3】グレーと白のタイルでまとめたエレガントなキッチンダイニング

子どもの成長に合わせて家を建てたいと考えていたHさん家族。消費税増税前のタイミングで、いつ家を建てるべきか悩み、スーモカウンターに相談しました。さまざまなパターンの予算を比較でき、「低金利の今」を逃すことなく家づくりすることを決断。建築会社もスーモカウンターで紹介された2社のうち、好みが合いそうな会社に決めました。

出来上がったのは、モノトーンのデザインがおしゃれなお家。特に、水まわりやリビングの壁面に使用したタイルは、白やグレーを中心に厳選してこだわり、愛着のあるマイホームになりました。

Hさん宅の注文住宅実例

馬目地張りの白いサブウェイタイルがスタイリッシュなキッチン(写真/古石真由弥)

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【Case4】洗面室の壁を白のサブウェイタイルに

結婚3年目で家を建てることを決意したTさん夫妻。家賃とローンを天秤にかけ、注文住宅購入に踏み切り、土地や施工会社探しをスタートしました。そんな時、スーモカウンターなら無料で相談できることを知り、オンラインでの打ち合わせを予約。アンケートやヒアリングを通して紹介された10社のうち気に入った会社を徐々に絞っていき、自分たちの希望をかなえられる会社を見つけました。

施主支給を上手に使いながらこだわりのマイホームをつくっていき、スタイリッシュで住みやすい住宅が完成しました。全体的に木やブラックを効果的に使用した内装で、洗面所は白いサブウェイタイルが映える空間になっています。

Tさん宅の注文住宅実例

ゆったりとした洗面所の一面を、白いサブウェイタイルでかっこよく(写真/杉浦幹雄)

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【Case5】グレーのタイルでカフェのような雰囲気に

子ども2人と千葉県で暮らすNさん家族は、拠点を定めてのびのびと生活するため、マイホームの購入を決意。自分たちでハウスメーカーや工務店を調査・相談したものの行き詰まってしまい、よく訪れていた商業施設にあるスーモカウンターにたどり着きました。予算や希望を相談して紹介された工務店と話が進み、こだわりの住まいを手に入れられたそうです。

内装は北欧風を基調に、細部までこだわり抜いた注文住宅。中でも家族で料理するキッチンには、素朴な濃淡のあるグレーのタイルを馬目地張りし、お気に入りの空間に仕上げました。

Nさん宅の注文住宅実例

味わいのあるグレーのサブウェイタイルがやさしい印象のキッチンを演出(写真/一井りょう)

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【Case6】完成後にシールタイプのサブウェイタイルをDIY

ケーキ職人同士のMさん夫妻は、2人とも一戸建てに住むのが夢でした。家づくりを始めてすぐに検索してヒットしたのがスーモカウンター。アドバイザーに相談しながら自分たちに合った資金計画を立てられ、相性の良い建築会社も見つけられました。

完成した新築の注文住宅では、特にキッチンにこだわりました。大きな作業台兼カウンターに座ると、正面に自分たちでDIYしたシールタイプのサブウェイタイルを眺められます。カフェ風にアレンジしたシンプルでおしゃれなキッチンは、使いやすさも十分です。

Mさん宅の注文住宅実例

カフェ風のキッチンにピッタリな白いサブウェイタイル(写真/杉浦幹雄)

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サブウェイタイルを使うときのポイントは?

サブウェイタイルを住まいに取り入れるときはどんなことを大切にしたらよいか、押さえておきましょう。

完成イメージを伝える

「『何となくオシャレにしたい』『カフェ風にしたい』などと希望を伝えるよりも、自分が目指す方向性を計画段階で設計者にしっかりと伝えていくことが大切です。例えば、『アメリカの片田舎で暮らす幸せな家族の家』のように具体的なテーマがあると分かりやすいですね。それから、あくまでもサブウェイタイルは空間を演出するための1つのツールなので、内壁や照明、家具などにもこだわって計画することで、レベルの高い空間に仕上がります」

サブウェイタイルと小物

サブウェイタイルは海外風の小物や家具などとも相性が良い(撮影/PIXTA)

まずは、自分がどんな家で暮らしたいかを具体的にイメージして素材を選ぶことが大切なポイントです。サブウェイタイルはどんな空間にも合う素材なので、理想の空間を仕上げるための使い方をじっくりと考えてください。

目地の色や素材も併せて選ぶ

タイルの貼り方が決まったら、目地の色や素材もよく検討してみましょう。白いサブウェイタイルの目地を白にするか黒にするかだけで空間の雰囲気が変わるように、目地の色選びも大切なポイント。また、一般的なセメント目地だと汚れが落ちにくくカビが生えやすいため、防汚・防カビ機能を備えた「高機能非セメント系1液性弾性目地」を使用することで壁面を綺麗な見た目のまま保てます。

「少しコストが上がりますが、掃除の手間を考えると高機能非セメント系1液性弾性目地を使うことにより、さらに汚れの染み込みを防ぎ、長く綺麗な状態を保ってくれます。ぜひ計画段階でユーザー側からリクエストしてみてください」

スーモカウンターに相談しよう

おしゃれな海外風の家で暮らしてみたい! そんな理想を実現するために、内装に使う素材選びにもこだわりたいところです。

家づくりの会社選びに迷ったときは、ぜひスーモカウンターにご相談ください。スーモカウンターではアドバイザーがお客様の家づくりを全面サポートします。注文住宅の新築・建て替えに関するさまざまな疑問や不安に寄り添ってアドバイスを行っているほか、家づくりに関する無料講座も開催しています。

あなたの思いに寄り添って、素敵なマイホームをつくってくれる会社を探していきましょう。

情報提供/名古屋モザイク、LIXIL、ADVAN GROUP、COMPLEX

取材・執筆/佐藤愛美(りんかく)

監修/SUUMO編集部(サブウェイタイルを扱っているメーカーサブウェイタイルの選び方ヘリンボーンバーチカル縦積み

取材協力/松元幸樹さん
おうちソムリエ一級建築士事務所 代表
一級建築士、宅建士。住む人がワクワクする可愛い空間をテーマに、家づくりを提案。小さな子どものいるファミリーや女性にも好評
取材・執筆/佐藤愛美(りんかく)