住んでいた社宅から実家を建て替えて親と同居することに
「会社の借上社宅に住んでいたのですが、45歳から住宅手当てがなくなり全て実費になることもあり、それならば実家で親と同居したほうが安心だし、娘の小学校入学前だったこともあってタイミング的にもちょうどいいと思いました」
はじめは実家をリフォームしようと思い、大手リフォーム会社に見積もりを依頼。すると、リフォームと建て替えと金額が変わらないことがわかり、建て替えを検討するようになったのだそう。
建築会社にアプローチするきっかけとしてスーモカウンターへ
「住宅メーカーだと予算オーバーだったので建築会社に依頼しようと思ったのですが、どんな建築会社があるのかも知らなかったので、なかなかアプローチできずにいました。インターネットで検索していたときにスーモカウンターというものがあることを知って、情報収集や会社を知るきっかけになればと思い、相談してみることにしました」
カウンターでの面談で、アドバイザーに予算やなるべく一緒に過ごせるような二世帯間取りにしたいという要望を伝えたところ、2社を紹介されたという。
「きちんとリクルートの審査に通った会社を紹介してくれるのは安心できましたね。また、紹介された2社との面談のアポイントも取ってくれたのも助かりました。同日に2社と面談をしたのですが、自分たちの要望を引き出しながら寄り添ってくれる対応力がとても信頼できる会社に依頼することに決めました」
実用性をイメージしながら1年かけてじっくりプランニング
依頼先が決定し、プランニングをスタートしたMさんだったが、プラン決定までの道のりは長く、約1年を要したという。注文住宅に住む姉に実際の住み心地をヒアリングしてプランニングの参考にしたり、実用性を熟考しながら進めていったのだとか。
「二世帯同居だったのですが、せっかく同居するならなるべく一緒に過ごせるような間取りにしたかったんです。そうすれば共有スペースをはじめそれぞれの居室も広くできますしね。洗濯スペースは1階と2階両方に設けていますが、キッチンやバスルームなどの水まわりは共用にして、家事動線がスムーズになるようにプランを練りました。LDKはとにかく広く感じられるようにしたかったので、出窓にしたり、対面キッチンのつり戸棚を付けずに開放感をアップさせたり。室内ドアも間取り上難しいところ以外は全て引き戸を採用しました。図面を14パターンくらい提案してもらったのですが、依頼先の会社には根気強く付き合ってもらってとても感謝しています」
収納力と使い勝手にこだわった収納スペース
また、収納力を上げる工夫や、使い勝手の良さも考慮して、収納プランにもとことんこだわったというMさん。
「デッドスペースがないよう、いかにスペースを有効に使えるかを考えながら収納をつくりました。扉がスライドするタイプのクロゼットが標準装備だったので、それをうまく活かせるように開閉するときの動作をイメージしながらプランニングしました」
広々空間で家族みんなが快適に過ごせて大満足!
二世帯での暮らしをスタートさせたMさん。1年かけてじっくり検討した間取りに大満足しているという。
「収納を適材適所に設けてそれぞれの場所にしまえるようになり、すっきりと片付いてLDKが広々としているので、家族みんなが集まるときはとてもゆったりと過ごせています。唯一二世帯で分けた洗濯スペースもそれぞれコンパクトな動線になっているので、家事のストレスがなくなりました。また、インターネット回線を全ての居室に通しているので、どの部屋でもネットワーク環境が整っているのも快適です。まだ母親が合流したばかりではありますが、一緒に暮らす安心感はありますね」
水まわりを共有していることで各居室も広くなり、2人の子どもにとっては自分の部屋ができたことも喜んでいるのだそう。自分で好きなようにできる空間での楽しみが広がったようだ。
生活動線や収納などの実用性にこだわり抜くことで、Mさんはすっきりと快適な暮らしを実現していた。
取材・文/金井さとこ 写真/ご本人
- DATA
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土地面積 約165㎡ 延床面積 約128㎡ 建築費 2500万~3000万円 間取り 5LDK 世帯構成 夫(45歳)、妻(42歳)、長男(10歳)、長女(6歳)、母(73歳)
- スーモカウンターで受けたサービス
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