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家事動線のいい間取りをつくるコツは? 忙しい共働きや子育て中の家族は必見!

共働きや子育てをしている家族をはじめ、家事にかける時間を減らしたい!という声が多い。そんなとき便利な設備や家電以上に有効なのが、家事動線のいい間取り。どんな家にすれば家事動線の効率を良くして時短になる? 間取りのアイデアと先輩たちが建てた家を紹介しよう。

目次

新築時のプランニング、みんな「家事のしやすい家」にこだわっている!

注文住宅を建てた先輩たちが、新築時に何にこだわったのかとアンケートで聞いたところ、結果は下記のとおり。上位10項目までのうち、「家事のしやすさ」にかかわる項目が6つもランクインしている。共働き家庭も増えている昨今、家を建てる人たちにとって、家事効率のいい家への関心が高まっているといえそうだ。

家事のしやすさにかかわる項目が、トップ10のうち6つも占めている (出典:リクルート「注文住宅3年以内建築者調査」2022年8月)

家事動線のいい間取りや収納って? 人気のアイデアを紹介

家事のしやすさは人によって違うため、どんな間取りが正解とはいえないが、編集部が取材などでよく見る「家事動線に工夫した家」には、こんなアイデアが盛り込まれている。

●対面式のオープンキッチン

キッチンに立ったとき、リビングやダイニングが見渡せるため、子育てがしやすい。

●アイランド型キッチン

キッチンまわりをぐるりと回遊できるアイランドキッチンは、家族が手伝いやすい。

●キッチンから洗面室・浴室につながる間取り

水まわりがつながっていると、料理・洗濯・浴室掃除など家事の同時進行がしやすい。さらに室内物干し、衣類収納などがまとまっていると、洗濯動線が短縮できる。

●室内物干し

洗濯機の近くに室内物干しを設置しておくと、洗濯機から出してすぐに干せる。換気扇や乾燥機を設けると、時間や天気に関係なく干すことができ、花粉などの付着も防げる。

●ファミリークローク

家族の衣類を1カ所にまとめて洗濯機・物干しの近くに収納すると、洗濯・乾燥後の衣類を仕分けやすい。また、玄関の近くに設けると、外出時・帰宅時の着替えもしやすい。

●パントリーに続く駐車スペース

キッチンには食料品をストックできるパントリーがあると便利。さらに、パントリーに勝手口を設け、駐車スペースとつなげると、買い物した荷物を運び入れて収納しやすい。

●扉の開け閉めが不要なウォークインタイプの収納

ウォークインクロゼットのほか、玄関収納やパントリーもウォークインタイプなら扉を開け閉めせずに物を出し入れできる。設置の向きに工夫すれば、収納が丸見えにならない。

ほかにも家事動線をスムーズにする間取り・収納アイデアはたくさんあるので、実例をチェックしてみよう。

ぐるりと回遊できるアイランド型キッチンも人気

実例紹介*家事動線にこだわって大満足!という先輩たちの家を見てみよう

家事や子育てのしやすい間取り・収納を実現するには、自分たちにとっての「家事のしやすさ」を考えて提案できる会社を見つけることが重要。スーモカウンターを利用し、家事効率の面でも大満足の家を建てたケースを紹介しよう。

●実例1:回遊型キッチン・洗面・浴室が一列に並んだ間取りに

以前住んでいたマンションに収納が少なかったことなどがきっかけで家づくりを考えたSさん。間取りを考えるとき、収納量を確保することはもちろん、キッチンまわりの動線にも工夫しました。

キッチンはぐるりと一周できる回遊型にし、さらに洗面室、浴室へと一列に並んだ、家事動線抜群の間取りに。料理をしながら洗濯をするなど、家事の効率化、時間短縮を実現しました。

キッチンから家事室、洗面室、浴室が一列に。キッチンを回遊型にし、通路幅を広く取ったのは、「将来、娘たちや両親と一緒に使うことになっても利用しやすいように」との妻のこだわり(写真/島崎耕一)

この実例をもっと詳しく→
「部屋ごと」と「集中」のたっぷり収納で、たくさんのモノとすっきり暮らす!

●実例2:玄関から洗面・脱衣所の間にファミリークロークを

共働きなので家事・育児のしやすい環境をと考えていたHさん。スーモカウンターで相談し、間取りや収納にこだわった設計ができる注文住宅を建てることに。

スムーズな家事動線を可能にする間取りのヒントは、ファミリークローク。玄関→LDKと、玄関→洗面・脱衣所の2方向の動線を設け、玄関→洗面・脱衣所の間にファミリークロークをつくりました。

「汚れた物はすぐに洗濯機に入れられるし、洗濯をした後もその場で畳んで片付けられるようになり、素早く整理整頓できるようになりました。手順が簡単なので夫も協力してくれるようになり助かっています」

仕事から帰ると、Hさんの妻は玄関からファミリークロークに直行。「荷物を置いて着替えて、汚れた着替えを洗濯機に放り込んで、すぐにキッチンに立てる」というムダのない家事動線に(写真/宮田雅臣)

この実例をもっと詳しく→
忙しい毎日に2WAY動線とファミリークロークが大活躍!

●実例3:浴室・ランドリーコーナー・物干しのすべてを2階に集約

料理以外の家事は夫も積極的に参加するというSさん。建て替えの間取りをプランニング中、洗濯動線を考えたときに浴室の場所が気になったそう。

「2階にランドリーコーナーをつくろうとすると、当初のプランで地下1階にあった浴室から、脱いだ衣服を2階の洗濯機に持っていくのが大変。思いきって浴室を2階に変えてもらい、廊下にパイプを設置してランドリーコーナーをつくってもらいました」

妻の希望は「使いやすいキッチンに」ということ。公園が眺められる気持ちのいいキッチンの背面の長いカウンターを設けたため「収納力があり使いやすくて便利です」

トップライトから光が注ぐ2階のランドリーコーナーは、洗濯機から物干しまでの動線をスムーズに。白く統一された使いやすいキッチンは、食器棚を買う必要のない収納力も魅力(写真/山出高士)

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居住スペースを広げるために地下室を活用、広々リビングを手に入れた

家事動線のいい家とは、自分たちの家事の手順に沿って流れるように歩ける間取りと、適材適所の収納があること。さらに便利な住宅設備、快適な建材なども重要な要素といえそう。家族の暮らしに合ったプランを提案できる建築会社を見つけ、大満足の家づくりを。

<調査概要>

「注文住宅3年以内建築者調査」(リクルート調べ)

・調査協力:楽天インサイト

・調査実施:2022年8月

・調査方法:インターネット調査

・対象者:3年以内に注文住宅を建築した25歳~44歳の全国の男女

・有効回答数: 400名(うち、男性191名・女性209名)

取材・文/前川ミチコ