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【本当に大丈夫?】ローコスト住宅の仕組みとよくある不安に答えます!

【本当に大丈夫?】ローコスト住宅の仕組みとよくある不安に答えます!

できるだけお金をかけずに家を建てたいと思う家族に選ばれる、ローコスト住宅。どうして安く建てられるの? プランの自由度は? 安くても耐震性などは大丈夫? といった疑問も多いよう。建築家の中川由紀子さん(みゆう設計室)に教えてもらいました。

目次

一体なぜ安い?「ローコスト住宅」とは

ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅に比べて低価格で建築できる一戸建ての住まいのこと。特に決まった定義はありませんが、坪単価40万円台までの家であれば、ローコストと言われることが多いようです。

その最大の特徴は「コストを抑えるための標準仕様が決まっていることです」と建築家の中川さん。

設備・建材などが限定されている規格型商品が基本。中には、変わった敷地や間取りに対応できなかったり、変更すると追加のオプション料金が発生したりするケースも。

間取りを統一することで設計にかかるコストを抑え、設備・建材の選択肢を絞ることで大量発注によるコストメリットを出すことができ、ローコストを実現することができます。

家の写真

(写真/PIXTA)

「ローコスト住宅」って本当に大丈夫?不安や疑問に答えます

ローコスト住宅のメリットは、何と言っても「低価格」であること。

デメリットは、選択肢が限られることにより「希望の間取りにできない」「好みの設備・建材が選べない」という声がよく挙げられます。

ほかに不安・疑問の声としてよく挙げられるのが、耐震性など「性能」に関すること。これに関しては「そもそも建築基準法を満たしていない住宅は建てられないので、ローコスト住宅でも耐震性に関しては地震で倒壊しない強度があります。また、長期優良住宅が認定される住宅であれば、耐震性も断熱性も心配することはないでしょう」(中川さん)

つまりローコスト住宅を選ぶときに注意すべき点は、ベースとなる間取りや、選べる設備・建材のグレードが自分たち家族の好みや希望に合っているか、契約前によくチェックすること。好みや条件に合っていると思える人には、ローコスト住宅はお得な選択といえそうです。

また、ローコスト住宅でなくても「ローコストの設計に対応できる設計事務所に依頼することで、デザインにコストをかけて、間取りや建材・素材でコストダウンする手法があります」(中川さん)

例えば、ドアを開けっぱなしにしてもいい部屋にはドアを設けない、納戸の床は仕上げを省くなど、自由設計だからこそできるコストダウンもあります。

家族でよく話し合い、どちらが自分たちに向いているのかを考えてみましょう。

どんな家が建つの?ローコスト住宅を選択した先輩たちの実例

実例紹介*ローコスト住宅で快適な暮らしを手に入れた先輩たちの家を見てみよう

■実例1:風通しがよく、段差や吹抜けを楽しむ家

長男が誕生して生活が不便になり、引越しを考え始めたというTさん一家。妻のママ友からスーモカウンターを紹介され、思い切って訪ねてみることに。「難しい資金面についての説明もわかりやすく、丁寧に相談に乗ってもらえたので助かりました」

モデルハウスを見に行ったときから「段差のある生活っておもしろい」と感じていたので、段差のつくりにはこだわった。2階へ続く階段の途中には広めの踊り場をつくり、子どもが遊べるスペースに。また、1階の和室はリビングのフローリング床より一段下げてあるため、腰かけられる。

希望の家が予算内で完成。新居に住んでからはなによりも人を呼びやすくなったのが生活の大きな変化。週末には夫の会社の同僚がTさん宅に集うことも多いという。

Tさん一家

新居の建築は「人と違う家にしたい」と、家族のこだわりを実現してくれる会社選びからスタート!(写真/河原大輔)

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風通しがよく、段差や吹抜けを楽しむ家

■実例2:初詣で引いたおみくじがきっかけで「広い庭でバーベキュー」という夢が一年弱でかなう

「初詣で引いたおみくじに『早く家を買ったほうがいい』と書いてあったんです(笑)」と妻。注文住宅を建てると決めたものの、その先のことがわからず、スーモカウンターへ。「年収からローンがいくらぐらいまで組めるかを聞きました」

二人ともアウトドアが好きで、広い庭でバーベキューをするのが夢。土地探しでは、駅徒歩圏はあきらめて、土地の広さにこだわったという。探した土地を建築会社に伝えると購入代金が安くなるように交渉をしてくれた。

「切羽詰まった生活はしたくないので、ローンはトータルで3500万円ぐらいに収めたかったんです。結果的にはちょっとオーバーしましたが、満足しています。スーモカウンター、建築会社ともにやさしい担当者で一生懸命相談に乗ってくれました」

Hさん夫妻

家を建てるという人生の一大イベントに「まったく興味がなかった」という夫。妻はそんな夫を「無理やりスーモカウンターに連れて行った」と笑いながら振り返る(写真/相馬ミナ)

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初詣で引いたおみくじがきっかけで「広い庭でバーベキュー」という夢が一年弱でかなう

■実例3:耐震と断熱にこだわり、老後の将来を見据えた家

妻の実家の建て替えを考えていたNさん。「スーモカウンターで地震に強く、断熱性の高い家をと希望を伝えたところ、条件にあった会社をハウスメーカー、地場の工務店、自然素材を得意とする建築会社などの6社をリストアップしてくれました」

そこから3社に絞り、面談のうえ具体的な見積もりを依頼。見積もり依頼も、アポイントも断りも全てスーモカウンターの担当者が対応してくれたので、とても助かりました。スーモカウンターには建築会社の選定まで合計6~7回足を運びました」

完成した家に住んで1年を振り返るNさん。「複層ガラスの樹脂サッシのおかげで、冬場の結露もまったくなく、冬場は暖かく夏場は涼しくエコに役立ってます。暑さや寒さでストレスを感じずに過ごせるのは本当に幸せですね」

Nさん夫婦

夫婦どちらかの介護が必要になったときにも生活しやすいようにと、1階リビング横には畳コーナーを設置した(写真/河原大輔)

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耐震と断熱にこだわり、老後の将来を見据えた家

●取材協力
みゆう設計室 中川由紀子さん

一級建築士事務所みゆう設計室代表・神戸の女性一級建築士。
主婦・母目線で子育て家庭、共働き夫婦に喜ばれる家を設計。
家事ラクで安心できる住まいづくりをしています。
みゆう設計室ホームページ

スーモカウンターでできること

家づくりを考える多くの人が相談に訪れる、スーモカウンター。収入や家賃から予算やローン金額のシミュレーションをし、予算や要望に合った建築会社を紹介しています。

また、家づくりの流れを学べる講座も用意。「注文住宅価格まるわかり講座」をはじめとする講座も用意。希望すれば、ファイナンシャルプランナーを無料で紹介することも(個別相談または講座受講後)。ぜひ利用してみては。

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ローコスト住宅は、プランの選択肢が限られるものの、その中に希望に合ったものを見つけられた人には、ぴったりといえそう。また、自由設計でコストを抑えることも可能なので、家族でよく話し合ってみましょう。

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取材・文/前川ミチコ

※記事中の建築費用は取材当時の価格です。情勢により価格の変動が生じる場合があります。価格は建築会社に確認して家づくりを検討してください