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自然素材の家に住みたい! 実際の暮らしぶりがわかる実例5選

家族の健康のために自然素材の家に憧れる人は多いだろう。一方で「高いのでは」「そこまで体によいの?」などの本音も気になるはず。今回は、自然素材の家を建てた先輩方の実例をもとに、自然素材の家を選んだ理由、予算内におさめる方法などを紹介しよう。

【実例1】床に無垢(むく)材。温かみのある木造の家でエアコンの出番はごくわずか

無垢材を使った床

床にむく材を使い、娘たちが裸足で気持ちよく過ごす(写真:加藤淳史)

家を建てるなら木造の温かみのある家がいいと考えていたUさん。以前の住まいではぜんそくの症状が出ていた長女も、新居で暮らすようになってからは元気いっぱいで過ごしている。床にはむく材を使用。素足で気持ちよく過ごせるので、子どもたちが裸足で駆け回っている姿が印象的だ。外断熱工法のためか、冬でも暖かく、エアコンの出番も少ないという。
ただ、Uさん自身、家を建てようと思ったものの、当初はどの建築会社を選べば自分たちの予算と希望のバランスがとれるのかまったくわからなかったそう。たまたま雑誌で見かけたスーモカウンターで相談すると、理想に近い3社を紹介された。
「特定の会社を押し付けるというのではなく、中立の立場で、各社の得意な分野や魅力などを説明してもらえました。確かに3社ともイメージにぴったりで、その豊富な知識に感心しましたね」(Uさん)
建築を依頼する会社が決まってからは、設計に半年以上の時間をかけて、設計士と打ち合わせができた。そのため細部まで妥協することなく、こだわりを詰め込んだ住まいが完成した。

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家族が伸びやかに暮らせる、つながりのある住まい

【実例2】家族の健康を考え、無垢(むく)材と壁材にこだわる

素足が心地よい無垢フローリング

床には素足が心地よい、むくフローリングを採用(写真:池田大輔)

結婚をきっかけに、注文住宅で家を建てたYさん。家づくりを考えはじめたときから、「家族の体にやさしい住まい」がテーマだったそう。というのも、妻がアレルギー体質で、何件か内覧した賃貸マンションでは、家の臭いで気分が悪くなることもあったから。現在の住まいでは、「体にやさしい住まい」という願いをかなえ、床にむく材を使うほか、クロスにも化学物質を抑える処理をほどこしたものを使う。
「床は肌ざわりが格別で、特に夏場は裸足で歩くと気持ちがいいんです。こだわって選んだものなので、愛着もひとしお。床に蜜蝋を自分で塗るなど、自分の家だからこそ、手をかける時間も楽しいですね」
もともとは会社の寮で生活していたが、結婚後の住まいの選択肢を整理してもらおうと、フリーペーパーで知ったスーモカウンターで相談。そこでは国産材にこだわった会社や、木を活かしたデザインが上手な会社など、希望がかなうような会社を7社ほど提案してもらえた。
もともと「いつかは家を建てたい」とぼんやりとした思いがあったが、「注文住宅をいずれ建てたいのなら、今考えてみるのもいいんじゃないですか」というアドバイザーの言葉が背中を後押し。思い通りの、悔いのない住まいができあがった。

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体に優しく豊かな暮らしをかなえる、自然素材の家

【実例3】壁に漆喰、床に無垢(むく)材。工務店と二人三脚で完成

漆喰の壁

漆喰の壁に鎌倉彫の作品がよく合う(写真:一井りょう)

80代の母と50代の娘でお住まいのMさん家族は、自然素材の注文住宅を得意とする工務店に老朽化した家の建て替えを依頼した。
「当初、一緒に住む予定だった息子を含めて家族にアレルギーもちが多かったので、できるだけ自然素材で建てたいという思いがあったんです。集成材を使わない国産のむく材にこだわりました。あとは、漆喰の壁。調べたらものすごく費用がかかるんですが、そこを工務店は安く抑えてくれました」
希望通り、屋内の壁と天井はすべて漆喰としたが、外壁は住宅密集地ということもあり、耐火性能が高く、冬も暖かい「パワーボード」とした。ほかにも予算の都合で、3階建てとすることや玄関の明り取りなど、あきらめたこともあるが、高齢の母が安心して暮らせる住まいとなった。
家づくりを終えた今、母娘の心に残っているのは、いい大工さんに担当してもらい、安心して任せられたということ。自然素材にこだわったことが、Mさん家族に素敵な出会いをもたらしてくれたようだ。

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高齢のお母さまも安心して暮らせる、自然素材と漆喰壁のマイホーム

【実例4】自然素材をふんだんに使ったナチュラルな住まい

自然素材をふんだんに使った住まい

自然素材をふんだんに使った住まいができあがった(写真:河原大輔)

一戸建ての購入を検討し始めた当初、どうすれば家が建つのかまったくわからなかったというMさん。見学に訪れた住宅展示場で「いまの家計や予算内では、注文住宅は難しいかも」と言われ、落ち込んでいたそう。たまたま訪れたショッピングモールで見かけたスーモカウンターで「話だけでも聞いてみよう」と相談すると、土地探しをアドバイスしてもらえ、エリアが先に決まった。
建物についてもアドバイザーに相談し、漠然と、木や漆喰などの自然素材を使ったナチュラルな家にしたい、という思いを伝えた。あわせて、実例集をみながら「こんな素材を使いたいね」「この間取りが良さそう」といい、夢をかたちにしていった。すると、好みに合いそうな4社を紹介され、各社から見積もりやプランを出してもらい、そこからさらに2社、1社と絞り込み、建築会社が決定。
完成した家は、木のぬくもりと漆喰の白を基調にしたナチュラルテイストの住まい。随所にちりばめられたレンガやステンドグラス、タイルがほどよいアクセントに。Mさん夫妻も、「自分たちの予算でも注文住宅が建てられ、想像以上の家ができました」と満足そうだ。

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「どうすれば建てられるか」全くわからない状態から、理想の家ができるまで

【実例5】壁に漆喰を採用。焼き魚後の消臭効果にも驚く

漆喰の壁と無垢材の床

漆喰の壁とむく材の床にしたNさん(写真:河原大輔)

空き家になっていた妻の実家を建て替えて暮らすNさん夫妻。家を建てるに当たって自身で勉強するとともに、さまざまな話を聞くと、自然素材を取り入れたいと考えるようになり、新居はむく材の床と漆喰の壁にした。一般的なクロスや合板フローリングよりも金額は高くなったものの、実際に暮らしてからは、その快適さに驚く。
「漆喰の壁のおかげで昼間電気をつけなくても、部屋がかなり明るく感じられます。魚を焼いてもすぐににおいが消えるところも気に入っています」と話す。暑さ寒さの厳しい京都在住だが、冬は温かく、夏は涼しいそう。複層ガラスにした窓のおかげで結露もまったくないという。
Nさんは、もともとは新築の建売で暮らしていたが、阪神・淡路大震災を経験したことから耐震性の重要性を実感していた。断熱性を重視して樹脂サッシを採用したり、むく材や漆喰などの自然素材を取り入れることで、より安全で快適な住まいを手に入れることができたようだ。

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耐震と断熱にこだわり、老後の将来を見据えた家

文/嘉屋恭子