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趣味は違えど、ケンカは一切しない仲良し新婚カップル
家の中に入ると、まず青畳の香りが鼻をくすぐりました。ご夫婦が「お客様が来たときに寝泊まりできるスペースを」と思ってつくったリビングからつながる『畳コーナー』です。何とも言えない芳香がリビング中に広がっています。
同じ会社の同僚だというご夫婦。47歳の夫は鉄道が趣味で、休日になると各地に遠征に出かけます。32歳の妻はお気に入りの野球選手が在籍する福岡ソフトバンクホークスを応援しています。それぞれ趣味は違えどケンカは一切しないという仲良し新婚カップルです。
「年齢も年齢なので、結婚を機に二人で賃貸マンションに入居して、その後で家を建てるためのローンを組むのは厳しいだろうと。どうせ同じぐらいの金額を払うなら、建てるなら今だと思ったんです」（夫）
それまで夫が暮らしていた実家は両親との同居。築40年超の一戸建てだったため、二世帯住宅にするための大掛かりなリフォームはかなりお金がかかりそうという事情もあったそうです。
転職した直後だったため、住宅ローンが組めるかなども確認
「二人でスーモカウンターを訪れたのは、2017年のゴールデンウィーク。今後の流れを軽く聞くつもりで行ったところ、担当者の女性に『お時間があれば具体的な相談に乗りますよ』と言われたんですよ。気づくと、こちらの条件に合う3社の建築会社を紹介してもらうというスピーディーな展開でした」（夫）
カウンターでは、希望エリア、竣工時期、年収、予算、そしてご主人が転職した直後だったため、実際に住宅ローンが組めるかなども確認。最終的には、それぞれの条件をクリアし、固定金利の【フラット35】でローンも組めるというA社に決定しました。
「車がないので、駅から歩ける範囲という条件もありました。この新居は最寄駅から徒歩6分。会社へも電車で1本で行けるので通勤がラクですね。建築会社からは『ソーラーパネル代は10年でペイできる』と言われています」（夫）
完成した家はいわゆるゼロエネルギーハウスで、屋根には約100万円をかけてソーラーパネルを設置しました。
「入居直後の4月分の電気代は約3600円でしたが、売電分のバックがなんと1万円超。建築会社からは『10年でペイできる』と言われています。あと、大地震に備えて耐震性能にも気を配りましたね」（夫）
「壁が厚いでしょ。中に断熱パネルが入っていて。断熱効果で光熱費がかなり節約できるみたいです。実際に外が暑くても屋内は涼しいし、とくに1階は夏でもエアコンなしで過ごせそう」（妻）
お二人のこだわりは広い浴室にも。
「とにかく、広いお風呂にしたかったんです。面積は丸々1坪分。タイルは乾きやすく、汚れがつきにくいタイプで、泡が出る『マイクロバブル』もオプションで付けました」（妻）
趣味の荷物が多いため、部屋ごとにウォークインクロゼットを
2階には3つの部屋があります。ご夫婦の部屋兼寝室は別。自然な流れで「寝室は分けましょう」となったそうです。さらに、それぞれ趣味の荷物が多いため、収納スペースとして部屋ごとにウォークインクロゼットを設けました。
「わざわざ1階に降りなくてもよいように、2階にもトイレをつくりました。あとは、家中がバリアフリー。まだそんな歳じゃないけど、将来を見据えてということで」（夫）
新婚ホヤホヤとあって、インタビュー中も随所に初々しさが垣間見えたお二人。3つ目の部屋が埋まる日も楽しみです。
取材・文：石原たきび、写真：相馬美奈
- DATA
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土地面積 105m2 延床面積 101m2 建築費 1500万～2000万円以内 間取り 3LDK 世帯構成 夫（47歳）、妻（32歳）
- スーモカウンターで受けたサービス
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カウンター店舗 スーモカウンター船橋FACE店 紹介された建築会社数 3社 受けたサービス 個別相談
