新築住宅を建てる際に楽しみの1つとなるのが、照明選び。しかし、「照明器具の種類や部屋に合った照明の選び方がわからない」という人も多いでしょう。
実は、照明によって部屋の印象は大きく変わり、暮らしやすさも異なります。そのため、照明選びは家づくりの大切な要素です。
本記事では、照明の種類や空間別の選び方、おしゃれな空間をつくるポイントをコイズミ照明に伺いました。新築住宅の照明計画を立てている人は、ぜひ参考にしてください。最適な照明をレイアウトして、快適でおしゃれなインテリアを実現させましょう。
新築住宅の照明の種類
住宅の照明は、大きく分けると以下の2種類があります。
- 主照明(メイン照明):部屋全体を照らす照明
- 補助照明:部分的に明るくしたり、インテリア性を高めたりする照明
新築住宅の照明を選ぶときには、照明器具の形状・光源の大きさなどを考慮して、多様な種類の照明から、主照明と補助照明を選んで組み合わせていくのがおすすめです。
ここでは、新築住宅でよく用いられる10種類の照明器具を詳しく見ていきましょう。主照明が5種類、補助照明が5種類の計10種類です。
シーリングライト
天井に取り付けるタイプの照明。高い位置から空間全体を照らすことができ、空間に広がりをもたらしてくれます。主に主照明として使う照明器具です。すっきりとシンプルなデザインが多いですが、最近は木目調のフレームなどデザインにこだわったものや薄型のタイプなども増えています。また、専用のリモコンを操作することで好みの調光や調色ができるタイプも多くあります。
ダウンライト
天井に埋め込むタイプの照明で、天井がフラットになるため、低い天井の場合でも圧迫感がなく、すっきりと空間を魅せてくれるのが特徴。事前に照明設計が必要になります。取り付ける個数によって主照明にも補助照明にもなるため、プランに取り入れやすいのもメリットです。
ペンダントライト
天井からコードやチェーンなどでつるすタイプの照明。ダイニング照明として使われることが多く、照明の位置がちょうど目の高さに設置することが多いため空間のアクセントとしての要素が強く、シェードのデザインも多岐にわたります。和室など個室の主照明として使われることも。
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シャンデリア
シーリングライト同様に天井に取り付けるタイプの照明で、部屋を華やかに彩ってくれます。デコラティブなデザインになるため、吹抜けなど天井の高い空間にもおすすめ。
ダクトレール
レールのように細長い形状をしていて、天井に取り付けられる照明器具です。ライティングレールと呼ばれることもあります。ダクトレール用の照明以外でも、変換プラグを使用すれば設置が可能です。スポットライトやペンダントライトがよく採用されます。
ダクトレール上なら自由に照明の位置を変えたり、複数の照明を設置できるので、模様替えにも対応しやすいのが特徴です。ただし、耐荷重やワット数の制限を超えないように注意する必要があります。
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スポットライト
光の方向を自由に変えられるため、壁面のアートや植物など特定の照射物を照らして演出できます。天井をスケルトンにしていて直接照明を取り付けられない場合にも、ダクトレールがあれば付け外し可能。取り付ける個数によっては、主照明にもなります。
ブラケットライト
壁面に取り付けるタイプの照明。主照明と組み合わせることで壁面に陰影がつけられ、空間に変化をプラスしてくれます。また、階段や高天井の場合、ダウンライトだと足場を組まないと交換ができないこともあるため、ブラケットライトを主照明として使うことも。
フットライト
足元のみを優しく照らす照明です。足元灯ともいいます。空間全体の照明を点灯することなく、夜間でも安心して移動できます。
近年の住宅では、廊下や階段などで壁面の床上15cm程度の位置に設置されることが多いです。コンセントに差し込んで取り付ける商品もありますが、新築時に計画しておくと便利でしょう。点灯方法は、手動・人感センサー・明るさセンサー・タイマーなど、さまざまです。
スタンドライト
賃貸などどの住居形態にも取り入れられる置き型の照明。床に直置きするタイプやスタンド式のものなど、高低差を利用して空間にメリハリをつけられます。
間接照明(ライン照明)
天井面への柔らかな光や壁面のテクスチャを強調するような光の使い方など、美しいグラデーションで空間に広がりを演出してくれます。掘り込みをつくるなどの造作が必要なため、事前に照明設計が必要です。
照明の色温度
照明から放たれる光には、色味があります。この光の色味は、温度の違いで変化するため、色温度と表現されます。温度が低いほど赤みが強く、高くなるにつれて「黄み→白み→青み」の順に変わっていきます。
住宅でよく使用される照明の色温度として、以下の3種類を紹介します。
- 昼白色:太陽光に近い白色
- 温白色:昼白色と電球色の間
- 電球色:赤みのあるオレンジ色
それぞれの色温度の特徴を、詳しく見ていきましょう。
昼白色
昼白色は、昼間の太陽光に近い白色です。爽やかさがあるためハツラツとした気分になりやすく、ものの色や形もクリアに見えます。
読書や勉強、手作業をする空間に適しているので、書斎やキッチン、洗面室などに取り入れるのがおすすめです。反対に、リビングや寝室などのリラックスする空間には、白みが強く感じられて心が休まらないこともあるため、向いていないでしょう。
温白色
温白色は、昼白色の白と電球色のオレンジの間の色味です。爽やかさと温かさの長所を併せ持っています。
比較的、住宅のどの空間にも合います。特に、家族や友人が集まって団らんするリビングなどの部屋では、お互いの表情が見えつつ、落ち着きも感じられるのでおすすめです。また、読書のように集中する作業をしたり、リラックスしてくつろぐこともあるような用途の多い居室にも温白色を選ぶと、快適に過ごせるでしょう。
電球色
電球色は、赤みのあるオレンジ色です。温かさがあり、落ち着いた雰囲気を演出します。
まぶしさも感じにくいので、ゆったりくつろぐリビングや寝室、和室などに最適です。また、柔らかな暖色は料理をおいしく見せてくれるため、ダイニングにも適しています。
一方、仕事や勉強のために集中力が必要な書斎、メイクやヘアセットで細かい作業をする洗面室には、あまり向いていません。
【空間別】照明の選び方
新築住宅を建てる際には、それぞれの空間に合った照明を選ぶ必要があります。インテリアや用途に合った照明をレイアウトできると、よりすてきな空間に仕上がるでしょう。
空間別に照明の選び方を紹介します。
リビング・ダイニングはシーンに合わせて調光・調色を
リビングやダイニングは、生活シーンによって使い方がさまざまな場所。最近ではテレワークやオンライン授業なども増え、プライベートな空間だけではなくなってきたことで、オンとオフを意識的に切り替えるのは難しくなっています。そこで、シーンに合わせて調光・調色ができるタイプの照明を選ぶと、光の色や明るさによって気分を切り替えられます。
キッチンはLDとのバランスの取れた温白色をセレクトすると◎
1990年以降からLDKはひとつながりの大空間の間取りが多く、それに合わせて照明も空間のつながりを意識する必要があります。リビングやダイニングは食事をしたり、リラックスした時間を過ごしたりと多用途であるため調光・調色ができるタイプを選んだり、電球色や温白色のような温かみのある色を選ぶことが多いですが、キッチンでは包丁など調理器具を使って細かい作業をするため、手元がはっきり見えるよう昼白色がおすすめ。
しかし、リビング・ダイニングが電球色だった場合、キッチンだけ白い光だと空間ごとの色の差がくっきりと際立ってしまうので、中継色となる温白色を選ぶと色温度がグラデーションになって統一感のある空間になります。組み合わせる色みを考慮することで、快適な空間に仕上げることが可能です。
洗面室やバスルームは用途に合わせて切り替えると◎
バスルームはブラケットライトかダウンライトなどなるべくまぶしさを抑えた照明計画にすると、リラックス空間を演出できます。バスタイムはオレンジ色の光でリラックスできますが、掃除は昼白色の方がしっかりと汚れが見えるので、調色機能をつけられると◎。
また、洗面室は朝と夜両方使用する場所のため、中間色の温白色がおすすめ。洗面台では、化粧やスキンケアなどのシーンに合わせて調色できるようにしておくとよいでしょう。


玄関や廊下は機能性を重視した照明計画を
玄関や廊下など、行き来するだけの単純行動の場所には、人感センサーを搭載したダウンライトなどを照明計画に取り入れるのがおすすめです。人感センサーで通るときだけ点灯するようにしておけば、消し忘れもなく効率的。
また、玄関は家の顔でもあるので、框(カマチ)や収納下部分に間接照明を入れたり、吹抜け部分にペンダントライトやシャンデリアで装飾するなど、華やかさを添えるのもおすすめです。
寝室は眠りの妨げにならないようまぶしさに配慮した柔らかい光に
寝室は、ベッドなどの家具に合わせてブラケットライトやスタンドライトなどの照明をコーディネートするケースが多く、本を読むなど就寝前の使い方や、就寝時の明るさなども考慮して、眠りの妨げにならないよう柔らかい配光にしましょう。リラックス効果が高い電球色を選ぶことが多いですが、介護などで使用する場合は、主照明を調光や調色ができるようにしておくと安心です。
また、ウォークインクロゼットなど衣類を収納する場合は、ウォークインクロゼット部分は服の色みが識別できるような照明計画が◎。
子ども部屋は目にやさしいブルーライトカットの照明を
最近は、外出する機会が減り、デジタルデバイスを扱う時間が増えているため、子ども部屋やスタディコーナー、ワークスペースなど勉強や仕事をするスペースには昼白色の照明がおすすめです。文字も見やすく、集中力を高めてくれます。
和室は柔らかい光で温もりと落ち着きをプラス
和室では、柔らかさのある照明で、温かみと安らぎを演出するのがおすすめ。和紙や竹、ラタンなどの自然素材でつくられた照明なら温もりを感じやすいです。派手なものよりもシンプルなデザインの方が、和室の静けさによくなじみます。
照明の種類は、シーリングライトやダウンライト、ペンダントライトがおすすめです。主照明だけでは暗く感じる場合はスタンドライトなどを追加してください。色味は、温白色や電球色などの温かいものが適しています。
また、和室がリビングとつながっている間取りの場合は、リビングのテイストと合うか確認して照明を選ぶと統一感を出せるでしょう。
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書斎は2つの照明を組み合わせて集中力アップ
書斎は、複数の照明を組み合わせるのがおすすめです。部屋全体を照らす主照明にはシーリングライトやダウンライト、手元を照らす補助照明はスタンドライトやデスクライトがおすすめです。どちらも手元がよく見えて集中できる昼白色が適しています。趣味の読書などリラックスできる空間にもしたい場合は、電球色の間接照明などをさらにプラスしましょう。
また、書斎でパソコンを使用する場合は、モニターに照明が映り込んだり反射したりしないように設置場所に注意が必要です。
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自由度の高いトイレの照明は個性を出しやすい
トイレは滞在時間が短いので、デザイン性の高い照明に挑戦して個性的な空間に仕上げるのもおすすめです。ただし、狭い空間で夜間に使用することもあるため、まぶしく感じないように注意してください。光源が直接見えないものや、暗めのものだと安心です。
一般的なサイズのトイレなら、60ワットの電球1つが明るさの目安です。光の色味は、温白色や電球色の優しいものがおすすめですが、爽やかなトイレにしたいなら昼白色も適しています。また、壁の色の濃さによって照明の明るさの感じ方が変わることもあるので、使用予定のトイレの壁紙との相性を確認しましょう。
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おしゃれな空間にするためのポイント
新築住宅の照明を選ぶなら、デザインにもこだわりたいものですね。おしゃれな空間にするためには、以下の4点に注意して照明を選んでみてください。
- 新築住宅を建てる際には、多灯分散型の照明を計画する
- 照明を設置する高さは、雰囲気を左右する
- 照明器具の素材は、光の伝わり方に影響する
- 明るさや色味を実際に見て確認する
それぞれのポイントについて、説明します。
ライフスタイルの多様化に適応した多灯分散型の照明計画を
時代とともにライフスタイルが多様化し、用途に合わせた照明計画がされるようになったことで、立体的に空間を演出する多灯分散型の照明計画をするようになりました。それぞれの暮らしにフィットした照明計画にしていくためには、適所適光と適時適照の2つの視点で考える必要があります。
まず、適所適光とは、空間の用途やライフスタイルに合わせた照明を選ぶこと。天井や壁面を照らして空間全体を明るくする主照明としての役割である環境光、ペンダントライト、スポットライトなど目的に合わせてテーブルなどの水平面を明るくする目的光、スタンドライト、足元の間接照明など装飾の光で空間を彩る演出光の3つのポイントがあり、環境光、目的光、演出光の順でしっかりと考えることが重要になります。
適時適照とは、暮らしに合わせた快適な照明シーンを計画すること。照明器具だけでなく、ライフスタイルに合わせて光の色みや明るさを制御機器を用いて照明シーンを計画します。また、スマートフォンやタブレットで照明器具を操作できるようにしておけば、スケジューリングで自動的に制御することも可能。生活シーンに合わせた照明シーンを演出することで、飽きのこないメリハリのある空間が演出できます。
照明を低く配置して落ち着いた雰囲気を演出
照明を低い位置に設置すると、落ち着いた雰囲気をつくれます。あえて主照明を点灯させずにスポットライトや間接照明などの補助照明だけで演出するとドラマチックな空間に。植物の後ろにスタンドライトを置くと、シルエットのように浮かび上がり、日中との雰囲気の違いを楽しむこともできます。
光を覆う素材で空間の雰囲気を操る
照明を覆う素材や生地で光の印象は変わります。シリコンや和紙、ガラスなど透過素材は、ナチュラルで柔らかい光になり空間がより華やかになり、鋼や木など不透過素材は陰影がついてシャープな印象に。
また、ガラスはヒビ割れや泡が入ったものは壁面に模様がのりやすいので、ニュアンスのある雰囲気に。トイレなど狭い空間に発光するペンダントライトをつるすことで壁面を演出することも。器具を選ぶ際は、素材にも考慮して計画しましょう。
ショールームで照明の明るさや色の確認を
照明でおしゃれな空間を演出するためには、空間が立体的になるように家具やクロスなどと合わせて照明計画をすることが重要です。クロスの色みなどによって光ののり方や明るさの印象が異なるので、照明も合わせて検討しましょう。照明の明るさの感じ方は人それぞれなので、ショールームなどに足を運んでしっかりと確認を。
照明にこだわった注文住宅実例
北欧×ミッドセンチュリーでお気に入りの家具でコーディネート
木材を多く使った北欧テイストの家具が好きな夫と、ものづくりが最も熱い時代であるミッドセンチュリー(1940~1960年代を指すことが多い)の家具が好きな妻の好みをミックスさせたリビングダイニングに。椅子をはじめとする家具と調和の取れたペンダントライトとブラケットライトでコーディネートしています。
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趣味の自転車を鑑賞としても楽しむ
玄関の土間空間の壁面に趣味の自転車をディスプレーしながら収納。自転車にスポットライトを当てて、見ても楽しめるように。階段の照明スイッチは土間の照明と連動させ、2階から降りてくるだけで明るい土間が自然と見渡せるようになっています。
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【スーモカウンター実例】照明でおしゃれな空間8選
ここからは、スーモカウンターを利用して家づくりをした9つの実例を紹介。照明でおしゃれな空間を演出する際の参考にしてみましょう。
【case1】アンティーク風のペンダントライトでカフェ風のインテリアに
実家近くにマイホームを建てたいと考えたKさん。資金面の不安があり、スーモカウンターを訪れました。紹介されたファイナンシャルプランナーの無料相談を受け、無理のない資金計画を立てられることがわかり不安は解消。その後、スーモカウンターで紹介された3社と面談し、価格やデザインを比較して、最終的に自然素材に強みのある建築会社と契約しました。
木の温もりを大事にしながら、ナチュラルテイストにしつらえたLDK。つり戸棚は付けずにアンティーク調のペンダントライトをつるして温かみをプラスして、カフェのような雰囲気を演出しています。
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【case2】ダウンライトで天井高を生かした上質な空間に
アパート暮らしだったSさんは、理想の建築会社を探すためにスーモカウンターに相談。紹介された4社を比較し、大空間を得意とする工法や誠実な営業担当者の対応が決め手となり、建築会社を決定。細部までこだわった満足のいく家づくりを実現しました。
木と鉄の複合梁で強度を高める独自の工法によって、柱や間仕切り壁がなく、天井高2.7mの大空間を実現したLDK。天井高を生かすためにダウンライトを採用し、ホテルライクな上質な空間にしつらえています。
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【case3】プライベート空間を間接照明でモダンな雰囲気に
子どもの小学校入学を機に家づくりを始めたSさん。広いLDKを希望条件として建築会社を探したいと、スーモカウンターを訪れました。紹介された4社を比較し、大空間を得意とする工法や営業担当の誠実さが決め手となり、建築会社と契約しました。
間接照明を取り入れ、高級感あふれるモダンテイストのシックなトイレ。プライベート空間にもこだわり、落ち着いた雰囲気にしつらえています。
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【case4】シャンデリアでダイニングエレガントな空間に
「戸建てに住みたい」という思いから中古住宅の見学をした後、「理想の家は新築住宅で実現しよう」と決心したご夫妻。すぐに、注文住宅も得意とするスーモカウンターに相談し、複数の建築会社と打合せや宿泊体験を重ねて建築会社を決定しました。
グランドピアノを主役にした優雅なインテリアの新築住宅。ダイニングやピアノ室の照明にシャンデリアを採用し、エレガントにまとめています。
特に、吹き抜けのダイニングルームは、ゴールドのチェーンでつるされたシャンデリアが大きな窓から差し込む光をより美しく演出します。
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【case5】施主支給したスタイリッシュなダイニング照明
「新築住宅を若いうちに建てる」と決意したTさん夫妻。土地探しから始め、さまざまなサイトを検索しているなか、無料で相談できるスーモカウンターを発見しオンラインで相談。紹介された建築会社とオンラインで面談し、構造に関する説明が丁寧で、施主支給に対応してもらえる建築会社に依頼しました。
いろいろなお店を巡って探したダイニングルームのこだわりの照明器具。電球の丸みとブラックの直線がコントラストになっていて、存在感がありつつキッチンのシルバーや階段のブラックとマッチしてスタイリッシュなLDKを演出しています。
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【case6】街灯のような室内照明でノスタルジックな雰囲気に
「フラットな空間で暮らしたい」という夫婦の希望が一致し、住宅を建てることにしたYさん夫妻。10カ所以上の展示場を巡り、建築会社を決めかねていたところ、同僚からスーモカウンターを紹介されました。スーモカウンターの紹介で実績が確かで希望の生活がかなうプランを提案してくれる建築会社と出会い、理想の自宅が完成しました。
ナチュラルな木や白をベースにしたLDKの中で、目を引くブラックのウォールライト。西海岸テイストのアメリカンハウスに憧れていたYさんがこだわって取り入れた街灯風の照明は、同じリビングのブラケットライトや丸いペンダントライトとは異なる雰囲気で、空間のアクセントにもなっています。
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憧れのアメリカンテイストを取り入れた開放感のある平屋風2階建ての暮らし
【case7】間接照明でホテルライクな寝室に
「愛犬と暮らすためのマイホーム」をテーマに建売住宅を探していたところ、自分たちのこだわりに気付き、注文住宅を建てることにしたSさん夫妻。建築会社と直接やり取りをする前に、商業施設でよく見かけていたスーモカウンターへ相談に訪れました。アドバイザーと話をするうちに具体的なイメージがわき、紹介された中から要望の反映が早く、信頼できると感じた会社に依頼。
寝室でのこだわりは、間接照明。就寝前のリラックスタイムを心地よい気持ちで過ごせるように工夫しました。ベッドの頭部側の壁面に設置された間接照明からの柔らかな光が寝室を包み込み、ラグジュアリーな雰囲気に。
間接照明だけでなく、隣接するウォークインクローゼットの入口の上部を開けることで、寝室全体が明るくなるように工夫されています。
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20代夫婦が愛犬と暮らす家。“ペットとの共生”と“自分たちらしさ“を両立したスタイリッシュな注文住宅
スーモカウンターでかなえよう!
このように、照明の取り入れ方次第で、おしゃれなインテリアを実現できます。しかし、照明の演出効果を立体的にイメージするのは至難の業。そんなときはプロの力を借りるのが近道。自分たちのイメージを形にしてくれる建築会社を見つけましょう。
そこで頼れるのがスーモカウンター。注文住宅の新築・建て替えをサポートしているスーモカウンターでは、家づくりの不安を解決できる無料講座や、アドバイザーに悩みを相談できる無料の個別相談などを実施しています。個別相談では住宅建築の予算や希望条件の整理、建築会社の紹介など、注文住宅を建てる際のあらゆる不安について、知識と経験のある専任アドバイザーに無料で何度でも相談できます。
スーモカウンターを利用して、空間ごとの過ごし方にぴったりな照明を選んで、おしゃれなインテリアをかなえましょう!
取材・執筆/金井さとこ、SUUMO編集部(ダクトレール、フットライト、照明の色温度、和室は柔らかい光で温もりと落ち着きをプラス、書斎は2つの照明を組み合わせて集中力アップ、自由度の高いトイレの照明は個性を出しやすい)