エクステリアという言葉を聞いても、具体的なイメージが湧きにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、エクステリアにこだわることで、家の外観が美しくなるだけでなく、多くのメリットが得られます。ただし、そのメリットを最大限に引き出すためには、まずエクステリアについての理解を深めることが重要です。
そこで今回は、ファーストステージの池田大基さんに、エクステリアの基本や種類、そして検討する際のポイントについてお伺いしました。
エクステリアとは?
インテリアという言葉はよく知られていますが、エクステリアについてはどうでしょうか? インテリアが建物の内装や装飾品などの内部空間を指すのに対し、エクステリアは建物の外装や設備、庭など、建物の外部空間を指します。具体的には、屋根や外壁などの外装品、門扉、門柱、フェンス、デッキ、カーポートなどがエクステリアを構成する要素です。
エクステリアは魅力的な家づくりにおいて非常に重要な役割を果たし、住まいの外観を大きく左右します。しかし、エクステリアの役割はそれだけではありません。エクステリアは住まいの安全性や防犯性を向上させるだけでなく、プライバシーの確保にも貢献します。
エクステリアの役割とは?
池田さんは「住まい全体の中で、エクステリアには大きな役割がある」と言います。どのような役割なのでしょうか。
「エクステリアには、住まいと地域との接点としての役割があります。それと同時に防犯の役割もあり、住まいのどこまで他人が入るのを許すのか、どこで人を迎えるのか、考え方によってエクステリアのあり方も変わります。一方、庭など主に住む人のためにあるエクステリアには、日常的な楽しみを与えるという役割もあります」(池田さん、以下同)
エクステリアと外構の違いは?
厳密には、エクステリアと外構は全く同じものを指すわけではありません。
「外構は、敷地を区切るブロックや、駐車場に敷くコンクリートなど、建物の外にあって住まいを構成する構造物そのもののことを指します。それら構造物が複数集まった家の外部全体のことをエクステリアと呼んでいます」(池田さん、以下同)
エクステリアのデザインには3種類ある
エクステリアのあり方は、地域とのかかわり方によるといいます。
「フェンスや塀で敷地を囲んだクローズ外構と、目隠しになるようなものがないオープン外構の例がわかりやすいでしょう。オープンにすれば日当たりは確保できますし開放的な住まいになりますが、知らない人でも敷地内に入ってきやすくなってしまいます。また、人通りの多い道路沿いの住まいでオープン外構を採用すれば、通行人の視線が気になって落ち着きません。一方、周りの家がオープン外構ばかりなのに、一軒だけクローズ外構だと閉鎖的な印象を与えてしまいます」
また、地方などで一軒当たりの敷地が広い場合、敷地の周り全てにフェンスや塀を設置してしまうと、外構費用が非常に高くなってしまうといったコスト面の影響もあります。
オープン外構
オープン外構とは、塀やフェンス、門扉を設置せず、敷地を開放的にデザインする外構スタイルのことです。オープン外構では住まいが明るく広々とした印象になり、道路と敷地の境界がないため、花壇や植栽、タイルなどが街並みの一部として調和します。また、塀やフェンスを設置しないことで、外構工事の費用を抑えられるというコスト面でのメリットもあります。
ただし、敷地と道路を遮るものがないため、敷地内への侵入が容易になりやすく、防犯やプライバシーの面での対策が必要です。また、通行人の視線が気になる場合もあるため、これらの点を考慮した対策が求められます。
クローズド外構
クローズド外構とは、敷地の境界を塀やフェンス、門扉などでしっかりと囲む外構スタイルです。周囲からの視線を遮り、高いプライバシーを確保できます。また、敷地が塀やフェンスで道路と隔てられるため、子どもやペットが誤って道路に飛び出すのを防いだり、通行人が敷地内に簡単に侵入するのを抑制したりする効果もあります。
一方で、クローズド外構にはいくつかのデメリットもあります。例えば、外部からの視線が遮られることで、不審者が一度侵入してしまうと周囲に気づかれにくくなるリスクがあります。また、敷地全体が閉鎖的に見えることで、周囲に「関わりたくない」といった印象を与えてしまう場合があり、これが原因で近隣住民とのコミュニケーションが希薄になり、結果的に誤解や摩擦が生じてしまうことも考えられます。さらに、敷地を囲む塀や門扉の設置には高額な初期費用と維持費がかかることにも注意が必要です。
セミクローズ外構
セミクローズ外構とは、オープン外構とクローズド外構の中間に位置する外構スタイルです。完全にオープンにするわけでもなく、全てを塀やフェンス、門扉で囲うわけでもなく、部分的にこれらを設置することで、オープン外構とクローズド外構それぞれの利点を活かすことができます。
セミクローズ外構では、適度な開放感とプライバシーの保護を両立させることができ、さらに地域の景観にも配慮した外構デザインを楽しむことが可能です。しかし、両方のメリットを得られる反面、両方のデメリットが目立ってしまうリスクもあります。そのため、セミクローズ外構の計画には、建築会社や専門家のアドバイスを参考にすることが重要です。
エクステリアを構成する要素とそれぞれを検討するときのポイントは?
エクステリアを構成する要素には、門扉や門柱、フェンス、アプローチなどがあります。これらを検討する際には、それぞれの役割やデザイン性、安全性などを考慮することが重要です。
エクステリアを構成する主な要素
(1)門扉・門柱
(2)フェンス
(3)アプローチ
(4)デッキ・テラス
(5)カーポート・ガレージ
(6)植栽
(7)照明
(1)門扉・門柱
セミクローズ外構やクローズド外構では、建物の敷地を塀やフェンスで囲み、その出入口に門扉を設置します。門扉とは、この出入口部分に取り付けられる扉のことです。門柱は、本来その門扉を支える2本の柱を指しますが、最近では門扉のない門柱だけを設置するケースも増えています。門柱は独立したエクステリアとして扱われ、オープン外構にも取り入れられることが多くなっています。
また、門柱の形状も多様化しており、従来の柱状のものだけでなく、壁状のデザインも見られるようになりました。さらに、ポストや表札、インターホンなどを取り付けた「機能門柱」も増加しています。門扉や門柱は敷地内と外部を明確に分け、プライバシーを保護する役割を果たしますが、訪問者を最初に迎える場所でもあるため、家の第一印象を左右する重要なエクステリアです。
門扉・門柱を検討するときのポイント
門扉・門柱は、敷地内と敷地外を分ける目印になります。門扉・門柱にインターホンを設ければ、基本的に来客はそこで立ち止まることになります。また、郵便ポストや新聞受けを設置するケースもありますが、その場合、配達員は敷地内に入らないでほしいとやんわりと意思表示をする効果もあります。
「家族以外の人にどこまで敷地内に入ることを許すのかが、門扉・門柱を検討するときのポイントです。建物の前まで進入しても構わない場合、インターホンや郵便受けは門扉・門柱ではなく、より建物に近いところに設けることになります」
また、門扉・門柱は住まいの顔となる箇所でもあるため、住まい全体のデザインや雰囲気に合わせて検討した方がいいと言います。素材としては、常に外にあって雨風にさらされる箇所なので、メンテナンスフリーのものが適しています。
(2)フェンス
フェンスとは、敷地の周囲を囲む柵で、道路や隣地との境界を明確にする役割があります。形状には、メッシュや網目の格子状フェンス、羽板を並べたルーバータイプのフェンスなどがあり、それぞれ特徴があります。
格子状のフェンスは風通しが良く、開放感がありますが、目隠し効果はあまり期待できません。一方、ルーバータイプのフェンスはプライバシー保護に優れますが、圧迫感や閉塞感が生じることがあります。
特に、接面道路に設置するフェンスは住宅全体の印象を大きく左右するため、周辺環境や防犯機能も考慮しつつ、理想の外構を実現できるデザインや材質を慎重に選びましょう。
フェンスを検討するときのポイント
フェンスの主な目的は、他人の侵入を防ぐことと、目線を切ることです。加えて、フェンスを選ぶ際には設置場所や目的に応じた高さやデザイン、素材選びが重要になります。
「フェンスを高くすれば、庭やデッキが屋内の延長になるという効果もあります。道路沿いのフェンスを低くしたために、通行人の視線が気になって庭やデッキで遊べないという失敗は多いものです。一方で、フェンスを高くすることのデメリットもあります。高くすればそれだけコストも高くなりますし、街から死角ができ侵入犯などが入ると外からの監視が効かず防犯性能が低下してしまいます。ほかにも台風などで倒壊しやすいという防災面の不安もあります。
デメリットはありますが、他人の目を気にしない屋外空間の気持ちよさは何物にも替えがたいものがあります。家をコの字型にして1辺につくる目隠しの塀やフェンスを建物にしっかり固定する、金属や木などの格子状のフェンスで圧迫感を抑えつつきちんと敷地の内と外を区切る、生垣や植栽などを設けてやわらかく区切るといった対策を取るのがいいでしょう」
これらのポイントを考慮し、フェンスを設置する場所や環境に合わせて最適な選択をすることが、安心で快適な住環境を実現することにつながります。
(3)アプローチ
アプローチとは敷地に接する道路から門や玄関までの通路、そしてその周辺のデザインを意味します。アプローチは門扉や門柱と共に、家の「顔」として来訪者に最初の印象を与える重要な要素です。そのため、アプローチには単なる玄関への道としてだけでなく、建物の外観や雰囲気、周囲の環境との調和、そして来訪者が受ける印象まで考慮した設計が求められます。
また、アプローチはプライバシーの保護や防犯性、安全性といった実用的な機能ももつべきです。これらの機能を確保するためにも、建物の設計段階から外構を含めた計画が必要です。
アプローチを検討するときのポイント
アプローチを検討する際には、機能性だけでなく、住まい全体のデザインや雰囲気との調和を意識することが重要です。素材選びもその一環であり、コンクリートやタイル、インターロッキング、自然石、レンガなどが一般的な選択肢として挙げられます。
「アプローチは、素材によって雰囲気が大きく変わります。住まい全体のデザインや雰囲気に合わせて検討するのがいいでしょう。また、門扉・門柱から玄関まで一直線にしてしまうのが機能的ではありますが、あえて途中で曲げて、そこに木を植えるなどの遊びを作ると、住まい全体のイメージも変わります」
このように、アプローチは単なる通路ではなく、住まいの第一印象を左右する重要な要素です。素材やデザインを慎重に選び、全体の調和を図りながら工夫することで、より魅力的な外観を実現できます。
(4)デッキ・テラス
デッキとは、屋内の床の高さと同じレベルで続く外部リビングのようなものです。リビングやダイニングがそのまま外に延長されたように使えるエクステリアといえます。語源はオランダ語で「かぶせる」という意味があり、後に船の甲板を指す言葉として使われるようになりました。特に、天然木や人工木でつくられたものは「ウッドデッキ」と呼ばれます。
テラスもデッキと似た使い方ができるエクステリアですが、デッキよりは低く、庭よりは一段高くなったスペースを指します。テラスはレンガやタイルを敷いたものが一般的です。こちらはフランス語で「盛土」を意味します。どちらも屋外の空気を感じられる開放的なスペースとして人気があります。
デッキ・テラスを検討するときのポイント
デッキやテラスを検討する際には、設置場所の高さや素材の選択が重要です。
デッキは、屋内の床の高さと同じレベルで続く外部リビングのようなものです。木製または人工木でできたデッキをウッドデッキと言います。テラスはデッキよりは低く、庭よりは一段高くなったスペースを指します。レンガやタイルを敷いたテラスが一般的です。
「デッキは隙間から雨水が下に落ちるため、デッキの高さを屋内の床と同じレベルにできますが、テラスはデッキより水はけが悪いため、水があふれて屋内に入らないよう、低い位置に設けます。天然木のウッドデッキでも水に強い樹種が選ばれるため、腐る心配はありません。ただし、紫外線によって色が変わってしまうため、定期的に塗り替えなどのメンテナンスが必要です。木の粉と樹脂を混ぜて固めた人工木はメンテナンスフリーですが、風合いで天然木に劣ります」
デッキやテラスの使用目的や気候条件によって素材を選択するとよいでしょう。
(5)カーポート・ガレージ
カーポートとガレージはどちらも車を保管するための設備ですが、次のような違いがあります。カーポートは柱と屋根のみで構成され、壁がないため、主に雨や直射日光を防ぐ役割を果たします。一方、ガレージは屋根と3方向に壁がある構造で、カーポートよりも頑丈です。さらに、出入口にシャッターを取り付けることで高い防犯効果も期待できます。
いずれの設備も道路に面した場所に設置されることが多いため、建物と周囲の街並みとの調和を考慮することが重要です。また、屋根があるため建ぺい率の計算対象となり、建物として固定資産税の対象になる場合もあります。これらの点を考慮し、計画段階で建築会社などに十分に確認して設置を検討しましょう。
カーポート・ガレージを検討するときのポイント
車の大きさ、所有台数、積雪地帯かどうか、防火・準防火地域かどうかなど、カーポートやガレージを選ぶときのポイントは多様です。さらに、床材の選択によってはメンテナンスの頻度や費用に影響を与えることがあります。施工会社に車の所有状況や好みのデザインなどを説明しながら、最適な選択肢を相談するとよいでしょう。
「カーポートの足下はコンクリートにするのがメンテナンス的には楽ですが、どうしても味気ないものになってしまいます。最近では、石を並べて、その間に芝生を植えたりするケースもあります。その場合、タイヤで踏まれる箇所なので、どうしてもメンテナンスは必要です」
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(6)植栽
植栽とは、敷地内に植えられた樹木や草花を指します。植栽は、外構に彩りを加えて雰囲気を良くしたり、広がりのある空間を演出したりするのに効果的です。さらに、植栽は木陰をつくり、目隠しとして利用したり、生垣として塀の代わりにすることも可能です。また、果実の収穫や季節の変化を楽しむことができるのも、植栽ならではの魅力といえます。思い入れのある樹木をシンボルツリーとして植えることで、庭に特別な意味をもたせることもできるでしょう。
しかし、植栽は生きた植物ですので手入れが必要です。水やりや剪定を怠ると、植物が枯れたり、樹形が乱れたりしてしまい、美しい景観を損なう可能性があります。そのため、適切な管理が必要です。
植栽を検討するときのポイント
「木を一本植えるだけで住まい全体の印象が変わります。手入れが手間に感じる人には、ソヨゴやシマトネリコなど山に生えているような樹種だと勝手に育ってくれるため、オススメです。桜を植えたいという人は多いのですが、毛虫が出ますし、葉も落ちます。そういった世話を楽しめる人ならいいでしょう」
植栽を選ぶ際には、見た目だけでなく、手入れのしやすさや自分のライフスタイルに合った樹種を選ぶことが大切です。さらに、植栽する場所や木の成長を考慮することも重要なポイントとなります。
(7)照明
夜の街を歩くと照明が巧みに取り入れられ、雰囲気のあるたたずまいを見せる住まいを目にすることがあるでしょう。エクステリアの照明に期待できる効果は主に以下の3つです。
まず1点目は演出効果です。アプローチや植栽を照らすことで、家の外観を魅力的に演出できます。2点目は安全性です。足元が暗いと、つまずいて転倒するリスクがあります。特に段差がある場所では、照明があることで安心感が生まれるでしょう。3点目は防犯性です。暗がりを減らすことで、不審者の侵入を防ぐ効果が期待できます。
エクステリアの照明には、アッパーライト、フットライト、スポットライトなどさまざまな種類があり、センサーなどの機能も豊富です。これらをうまく組み合わせて、効果的な照明計画を立てましょう。
照明を検討するときのポイント
照明は、家全体の雰囲気を左右する重要な要素です。玄関や門扉の周り、アプローチを照らす照明は、防犯や安全性の向上にも役立ちます。また、夜間でも庭や外構を美しく見せるために、シンボルツリーを照らす照明も効果的です。そのため、照明を検討する際は、家の内外からの見え方を考慮することが重要となります。
「屋内からシンボルツリーを鑑賞したい場合には、きちんとした照明計画が必要です。夜間、ライトアップしたシンボルツリーを見ようとしても、室内の照明がガラス窓に反射してよく見えないというケースがあります。新築時に施工会社に木の配置、屋外・屋内の照明の配置をよく相談した方がいいでしょう」
エクステリアの施工実例を見てみよう!
エクステリアは、複数の素材やデザインのものから構成されているため、全体としてどのような仕上がりになるのか、イメージがつきにくいかもしれません。そこで、実際に施工されたエクステリアの実例を見てみましょう。
ヤシがシンボルのオープンなエクステリア
カリフォルニアスタイルの建物外観とマッチしたシンボルツリーのヤシが特徴のエクステリアです。駐車スペースはメンテナンスが楽なコンクリート敷きですが、ヤシの周辺には芝生を植え、住まい全体の雰囲気を際立たせています。
広々としたウッドデッキと人工芝が気持ちいいエクステリア
広々としたウッドデッキが特徴のエクステリア。前面の色鮮やかな人工芝は施主が自ら敷いたものです。
前面庭の中央に成長が楽しみなシンボルツリーがあるエクステリア
低めの門柱に緑色の郵便受けが、いいアクセントになっています。芝生敷きの前面庭の中央にはまだ背の低いシンボルツリーが植えられており、成長して葉を茂らせば、適度な目隠しになるでしょう。コンパクトなウッドデッキからは、そのままコンクリート敷きの駐車場へ出られます。
コンパクトにまとまった狭小住宅のエクステリア
都会の狭小地に建つ家ですが、玄関側道路の交通量が少ないことから、目隠しフェンスを排除しました。ほぼ門柱代わりの郵便受け兼インターホンとシンボルツリーだけというコンパクトなエクステリアです。
こだわりのエクステリアを実現した先輩たちの実例を紹介!
これまで見てきて、エクステリアは周辺環境や住まい全体の雰囲気とマッチしていることが重要だとわかりました。そこで、スーモカウンターでこだわりのエクステリアを実現した先輩たちが、どのような点にこだわり、どのような住まいを手に入れたのか、実例を参考に学んでいきましょう。
【case1】2本のシンボルツリーが出迎えるウッドデッキのある家
1LDKのアパート住まいが手狭になり、「シンプルモダンの家をつくりたい」と考えるようになったOさん夫妻は、スーモカウンターを訪れました。「ウッドデッキがありバーベキューが楽しめる家」という希望を伝え、紹介された3社の中から建築を依頼する1社を選択。完成したウッドデッキのある家に大満足のOさん夫妻。ドアを開けたところにはシマトネリコ、庭にはハイノキのシンボルリーを植えて楽しんでいます。
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室内からもシンボルツリーが楽しめるスタイリッシュな家
【case2】狭山緑地の自然と同化した和モダンの家
築20年位のアパートから脱出して家を建てることを決心したIさん夫妻。相談に訪れたスーモカウンターでは計3社を紹介され、その中から地元密着型の施工会社を選択しました。希望したのは「木のぬくもりを感じられるシンプルな和モダン」の住まい。完成した家の2階の窓からは狭山緑地の深々とした緑が見え、まるで自然と同化したようです。近い将来、縁台を置き、モミジの木を楽しみたいと言います。
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理想だった「木のぬくもりと和モダン」を備えた家が狭山緑地と同化する暮らし
【case3】オープン外構で、近隣とのコミュニケーションが楽しい家
子どもの出産を機にマイホームを持つことにしたMさん夫妻。スーモカウンターで相談すると、注文建築が可能であることがわかり、希望条件に合う土地を見つけ、家を建てることに。希望条件は、構造が頑丈で、広いリビング、家事のしやすい動線など。紹介された4社の中から1社に建築を依頼し、念願のマイホームが完成。
「庭をオープンにして近所の子どもたちが気軽に遊びに来られるようにしたい」という希望は、オープン外構というプランで実現しました。おかげで、近隣とのコミュニケーションも良好です。
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希望の土地を見つけて家づくりを決心。近隣とのコミュニケーションが楽しい家に
【case4】白を基調としたエクステリアでプロヴァンステイストを演出
Hさん夫妻は賃貸マンションで暮らしていましたが、「持ち家なら戸建てにしたい!」という夢を抱いていました。建売住宅にするか、注文住宅にするかで迷っているとき、会社の同僚に紹介されてスーモカウンターに相談。
そこで、アドバイザーから建売住宅と注文住宅の違いについて詳しく説明を受けた結果、注文住宅の性能面やプランの自由度に惹かれ、紹介された複数の建築会社の中から、担当者の知識が豊富でレスポンスも早かった会社に依頼することを決めました。
夫妻は、白い外壁とオレンジ色の屋根というプロヴァンス風のデザインを希望し、外構にもこだわって、白を基調としたコーディネートに。その結果、イメージしていたとおりの住まいが完成し、大満足のマイホームを手に入れることができました。
【case5】季節を感じられる植栽で温かく人を迎えられるエクステリアを実現
Kさんご家族は、子どもが生まれたことをきっかけに、自分たちの家を持つことを考え始めました。それまで住んでいた社宅の家賃が上昇することもあり、家づくりを真剣に検討し始めたものの、何から手をつければよいのかわからず戸惑っていたそう。そんなとき、たまたま訪れたショッピングモールで、以前からテレビCMで気になっていたスーモカウンターを見かけ、立ち寄ってみることに。
Kさんは「まったく何もわからない状態でしたが、スーモカウンターでは基本的なことからお金の話まで丁寧に対応してくれたので、不安が解消できました」と振り返ります。スーモカウンターでの相談を通じて、予算内でエリアの希望もかなえられる提案をしてくれる会社に出合い、最終的にはその会社に依頼を決めたそうです。
家づくりにおいてKさんがこだわったのは、「家族が笑顔で暮らせる家」。建物の外観と調和するシンプルなエクステリアに加え、玄関先には季節感あふれる植栽を取り入れ、訪れる人を温かく迎え入れるデザインを実現しました。
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子どもが元気に駆けまわる!リビングを真ん中に据えた、家族が笑顔で暮らせるわが家
【case6】広いカーポートとライトアップによってかっこいいエクステリアを実現
結婚後、賃貸マンションに住んでいたOさん夫妻。お互い通勤が便利なエリアで家を建てたいと考え、土地探しを始めました。しかし、希望する土地がなかなか見つからず、情報が増える一方で要望の整理が難しくなってきたため、プロのアドバイスを求めてスーモカウンターを訪れました。そこで3社の建築会社を紹介され、平置きで2台の車が駐車可能なプランをマスト条件に提案を受けました。
最終的に、プラスアルファの提案力をもつ建築会社に依頼を決定。断熱性の高い住まいの提案や、モデルハウスのデザインが夫妻の好みに合っていたことが決め手でした。
また、家づくりにおいては、広いカーポートと専門の照明会社に依頼したライトアップ計画にこだわり、スタイリッシュな外観を実現。夜にはライトアップされたエクステリアが映える、帰宅が楽しみになるマイホームが完成しました。
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2台分の駐車スペースを確保した、家族時間と趣味を楽しむ家
【case7】黒とダークブラウンでまとめたスタイリッシュなキューブ型のエクステリア
Sさん夫妻は、以前から将来一戸建てに住みたいと考えており、結婚後すぐに家づくりを検討し始めました。見学会やモデルハウスを訪れ、8社に話を聞きましたが、どの会社も決定的な要素に欠け、建築会社選びに苦労していました。
そんななか、「自分たちだけでは最適な会社を見つけられないかもしれない」と考え、第三者の意見を求めてスーモカウンターを訪問。そこでSさん夫妻の希望を詳細に聞き出し、理想に合った建築会社を紹介されました。地域密着でデザイン性の高い家づくりを得意とする会社と出合い、仕様や設備の自由度が高く、予算内でやりたいことが実現できると感じたことから、依頼する会社を決定。
外構には、カーポートの地面にタイヤ跡が目立ちにくいよう、施主自らが選んだ石目調と木目調のスタンプコンクリートを使用しました。黒とダークブラウンで統一されたスタイリッシュなキューブ型の建物外観と、これらの外構が見事に調和しています。
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モダンインテリアが似合うデザインと家事ラク動線にこだわった家
理想のエクステリアを実現するためのポイント
最後にあらためて池田さんに、理想のエクステリアを実現するためのポイントを聞きました。
「エクステリアの工事は、建物の工事が終わってから始めることが多いため、建物で予想外の出費が膨らむと、エクステリアの予算が削られてしまいがちです。一般的に外構費用は建物の約1割などと言われますが、コストは素材や敷地の状況、個人のこだわりによって大きく変動します。事前にしっかり希望を伝えて見積もりを取り、予算を確保しておいた方が、住まい全体の完成度も高くなります」
スーモカウンターに相談してみよう
「どうやって進めたらいいのかわからない」「建築会社はどうやって選べばいいの?」
住まいづくりにあたって、このような思いを抱いているなら、ぜひスーモカウンターに相談を。スーモカウンターでは、お客さまのご要望をお聞きして、そのご要望をかなえてくれそうな依頼先を提案、紹介します。
無料の個別相談のほか、「はじめての注文住宅講座」や「ハウスメーカー・工務店 選び方講座」など、家づくりのダンドリや、会社選びのポイントなどが学べる無料の家づくり講座も利用できます。ぜひお問い合わせください。
イラスト/ノダマキコ
監修/SUUMO編集部(エクステリアとは?、オープン外構、クローズド外構、セミクローズ外構、(1)門扉・門柱、(2)フェンス、(3)アプローチ、(4)デッキ・テラス、(5)カーポート・ガレージ、(6)植栽、(7)照明)